カテゴリ:├ 気質
胆汁質、多血質、憂鬱質、粘液質。
一人の中に、これらの気質が混ざり合って存在していて、その状態は常に変化していくそうです【参照:森へ行こう(心とからだと子育てと)】。 息子たちが小さかった頃、気質の話を聞いてもピンと来なかったのは、気質を固定的なものだと受け止めてしまったからかもしれません。 子どものタイプを分類して決めつけない方がいいのでは?という気がして。 今回、森の声さんのブログを読んで、そうか〜、気質の考えは判定や分類するためではなく、お互いの理解を深めるためのものなんだな、とやっと気付きました。 自分の気質は?と考えてみても、やはりいろいろ混ざっていると思うし、時期によっても、どれが強く出るか変化していると思います。 また場面によっても。 自分の場合、ブログを書いているときやAHグループに参加しているときは、多分、憂鬱質が優位。 日常では出しづらい憂鬱質を安心して出せる場ですねー。 時期でいえば、スエッコ君が不登校だった時期は、自分自身、かなり胆汁質が強くなっていたと思います。 そして私だけでなく、子どもが不登校になると、胆汁質的な自分と葛藤するお母さん、かなり多いのではないかなーと思うのです。 「気質」は「他者との関係性」の中で現れるそうです。 不登校の子は、外に向けるパワーが弱くなり、往々にして憂鬱質あるいは粘液質的な傾向が強くなるのではないでしょうか? 我が家の息子の場合、元々多血質が強くフワフワとしていた子が、急に粘液質的になりました。 以下、森の声さんのブログより、引用させていただきます。 粘液質は自分が納得しないことには動こうとしないので、脅かしても言うことを聞きません。 だからといって、NOとも言いません。 ああ、まさに、このとおり。語らず、動かずになった息子。 そういう息子を見ていると、私の中で胆汁質が火を吹く!(というのは大げさですが、胆汁質が強く反応したのは間違いありません) 以下、上記ブログより引用。 胆汁質の人はいつでも自分が主人公になりたがるのです。 そして、「自分の考えや価値観は絶対的に正しいので、私のやり方に従っていれば必ずうまくいく」と考えています。 ちなみに当時、めまい&味覚障害&逆流性食道炎で病院にかかったとき、担当の先生に「あなたのような頑固でせっかちな人がこうなるんです」と言われました。 ザ・胆汁質になっていた私、見抜かれていたんですねー。 なんとかしなきゃ!と焦りまくっていた不登校前半でしたが、その後、NPO法人のA先生のサポートをはじめ、いろいろなことがあり、不登校後半は徐々に自分の中で粘液質が優位になっていった気がします。 元々、自分自身、粘液質的な面は弱かったと思うので、振り返ってみれば、その不足していた気質を獲得するという意味でも、無駄ではなかった時間なんだろうな…と今では思います。 人との関係で難しいなと感じるとき、また自分が息苦しく感じるとき。 ちょっと気質の視点で考えてみると、あー、相手のあの気質と自分のこの気質がぶつかっているんだなとか、今、自分の中の気質の一つが突出している?とか、気付くかもしれないですね。 ワンコの散歩中、公園で。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.02.06 19:27:00
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