Look at the sky 〜雲の上は いつも青空〜

昨年の1月5日から書き始めた、このブログ。

いろいろなことがあり、本当にあっという間の1年でした。




父が危篤状態になり、ICUに運ばれたのが、一昨年の12月2日。

なので昨年の12月はじめ頃は、ついつい1年前は…と思い出しそうになり、その都度、いやいや、もう思い返すのはやめなきゃ！と思う日々でした。




それが、ある日、実家の母から美味しいものがいろいろ入った宅配便が届き、その中にシュトーレンも。

見た時に、ちょっとザワザワしましたが、その夜、切り分けようとしたら、いきなり涙腺崩壊〜💦




あの日、父が話した、ただ一つの言葉

シュトーレンと、ずっこけ話

受け入れがたいことを、受け止める

おーい、大丈夫？？

1年前に書いた、これらのことが一気に鮮明に思い出されてしまいました。




昨年6月に他界した父のことは、もう落ち着いて穏やかに思い出せるようになったと思っていたのに、自分の中に、まだこんなに悲しみや悔しさがあったなんて…！




(昨年12月は、他にもいろいろありましたが、それらは省略〜)




そして、奇しくも今年の1月5日、ブログを始めた記念日(？)の朝。

夢に、父が出てきました。

元気だった頃の、ふっくらした笑顔で。




思わず、「お父さん、今、どう思ってるの？手術が延期にならなかったら、って思う？」と聞いてみました。

すると父は、「まあ、しょんないわなー(しかたない)」と言いました。

あと、妹に1度メールで伝えたきり、もう考えないようにしようとしていたことを、父に伝えた気がします(声に出して伝えたか、よく覚えていないのですが)。




父は、ただニコニコしながら、「いろいろありがとう。ダンデ、ありがとうね」と言ってくれました。

入院中にも何度も「ありがとう」って言われたけれど、その当時の父は、すぐに目が潤んでしまって。

それが夢の中では、涙目じゃなく、本当にニコニコで




朝、目が覚める直前に見た夢。

ああ、もう本当に大丈夫なんだ、良かった…と思えました。

ただの夢なのに、知らないうちに1年間も心に刺さったままだったトゲが抜けた気がしました。

こんなこと、あるんだなー。




その1月5日に広い公園で撮った写真です。



去年の1月5日に行ったのと同じ公園。

今年も、やはり「春の花、準備中」の札が

菜の花の小さな芽が、たくさん顔を出していました。




ロウバイの花が、見頃になっていました。

花言葉は「慈愛」




季節は巡り、新しい1年が始まりました。

どうぞ守られ、笑顔の1年になりますように✨