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映画『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』を観ました。
以下、公式ホームページより。 ******* 【ストーリー】 高校一年生の志乃は上手く言葉を話せないことで周囲と馴染めずにいた。ひとりぼっちの学生生活を送るなか、ひょんなことから同級生の加代と友達になる。 音楽好きなのに音痴な加代は、思いがけず聴いた志乃の歌声に心を奪われバンドに誘う。 文化祭へ向けて猛練習が始まった。そこに、志乃をからかった同級生の男子、菊地が参加することになり…。 【作品情報】 監督:湯浅弘章 脚本:足立紳 キャスト:南沙良(志乃)、蒔田彩珠(加代)、萩原利久(菊地)他 原作:コミック『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』(押見修造/太田出版) 【『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』での吃音】 難発の吃音で、特に母音からの発音が苦手という志乃の設定は、原作者・押見修造の実体験をもとに描かれた。リアリティのある吃音描写、そして傷つきながらも自らと向き合い前に進もうとする志乃の姿は、当事者たちからも広く支持されている。 一方で、思春期の葛藤を描いた本作について、“誰にでも当てはまる物語になれば”という原作者の想いから、作品内では意図的に〈吃音〉という言葉は一切使われていない。その意志に、湯浅弘章監督も強く賛同。映画化にあたっても〈吃音〉という言葉は一切使用していない。 ******* 上手く言葉を話せず、気持ちを伝えることが苦手な志乃。 音楽好きなのに音痴な加代。 人との関わりを求めているのに浮いてしまう菊地。 人に笑われると傷付くのに、自分も人のことを笑ってしまったり。 一人の淋しさがよくわかっているのに、誰かを仲間に入れることを拒みたくなったり。 人との距離感も試行錯誤の思春期の日々。 自分の居場所を見つけあぐねていた3人が関わり合うなかで、 何が起こっていくか? 観ていて、自分の中でいろいろな感情が揺れ動きました。 志乃・加代・菊地の瑞々しい演技、本当に素晴らしかったです…! 苦しく辛そうな表情、キラキラした笑顔、伸びやかな志乃の歌声、 加代のオリジナルソング、感情を一気に解放するシーンetc.…心に焼き付いています。 一番心に残った台詞。 「私をバカにしてるのは 私を笑ってるのは 私を恥ずかしいと思ってるのは 全部私だから」 映画を観た後で原作(全1巻)も読みました。 菊地のキャラクターやラストなど、原作と映画でかなり異なる部分もありましたが、 どちらも心に深く響く作品だと思います。 とってもお勧めです! (7月14日より全国順次ロードショー) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018.09.25 20:24:16
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