Look at the sky 〜雲の上は いつも青空〜

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  夏だ、プールだ！〜私じゃなくて、息子のハナシ〜

  区民プールの50メートル屋外プールが一昨日からオープン〜。初日はあいにくの雨でしたが、昨日はマンナカ君、早速行ってきました。ひたすら泳いできたようです で、平日週2日は午前中完全フリーだから、プールで泳いでから大学行くわ、とのこと。 あっ、そうー、と返事した後、気が付いた。えっ、いつからフリーになってたの？ それに、たしか定期テストがそろそろでは？ 「大丈夫〜！」と元気な返事があったものの、詳細は不明…。 この春から大学生になったマンナカ君。入学前は「部活は面倒ー。多分、入らない」と言っていたけれど、入学式当日「やっぱ、入るわー」と帰宅。体育会系運動部に入り、更に午前中にプール通い！(水泳部ではありません。)若者、体力あるなー そしてどうやら、文転を企んでいるらしい(2年に上がる時点で)。「講義で一番面白いの、経済だし」…ふむふむ。「だいたい、理系って割に合わないし(単位をたくさん取らないといけない、という意味らしい)」…ふーむ、それが主な理由か？(母の勘) まぁ、理系科目の方が得意(点が取れる)という理由だけで、本人も周りも理系って思い込んでいただけかもね。なにはともあれ、大学生活はとても楽しいようで。 彼の人生、彼のもの。自分の思うように伸び伸びと進んでいってほしい(大学の学費は4年分しか出せないよ、とは申し伝えてあります)。 そして、この彼、去年1年間は充実のニート生活を送っていました(名目は宅浪生)。確か去年の夏も、50メートルプールには、よく通っていたかなー。でも1年後どうなるかは、全然わからなかった。 ここ数年は、息子たちから学ぶこと、多かったなぁ…。気付いたら、子育ても、もうほとんど終わり。ありきたりだけれど、長かったような短かったような、というフレーズがぴったりきます コインパーキングの1階に駐車しようとしたら、2階のパンチングの床から日の光が射し込んで、綺麗な水玉模様が！駐車場のアスファルト一面が草間彌生さんの世界(モノクロバージョン)〜。

  2016.07.11

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• 私は見ている世界の被害者ではない〜AHのカードより〜

  私は見ている世界の被害者ではない 私が見ているものは、私の心の反映です。 私はいつも、自分がとらわれている考え、気持ち、態度を外の世界に投影するのです。 自分が何を見たいかという考えを変えることによって世界を違うふうに見ることができます。 今日一日、自分は被害者だと考えたくなったときはいつでも、こう繰り返します。 愛のある考えだけが真実だ。 この状況(特定する)で、あるいはこの人(特定する)に対して、愛のある考えだけを持とう。 アティテューディナル・ヒーリングのグループで使用するカードより (水島広子著『怖れを手放す』p.163〜p.167参照) 今日一日の終わりに引いたカードです。 父が亡くなって3週間余り経ちました。この間、ブログにも書いてきましたが、様々な思いが湧き上がりました。自分では処理しきれないと思うような感情も〜💦 でも、ここ数日前から、自分の見ている世界の色がちょっと変わった感じが。なんていうか、温かい色になってきた… 「自分が何を見たいかという考えを変えることによって世界を違うふうに見ることができます」 無意識に「自分が何を見たいか」を手探りしていた？ 今日は、このカードの言葉がすっと心に入ってくる感じがしました。 なお、AH(アティテューディナル・ヒーリング)のグループで使用するカード(全19枚)について、今までにご紹介したものは以下のとおりです。 私に見えるのはあなたの光だけ どんな形の怖れも正当化されない 気分を害している理由は、自分が考えているものではない

  2016.07.10

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• 日本の伝統色〜まだまだ、味わい尽くしたいことがいっぱい〜

  6月1日のブログに書きましたが、5月にスマホをガラケー＋タブレットに断捨離しました(1台から2台になったけれど、使用料は大幅ダウン)。ガラケーはバッチリ、シニア携帯これがまた、すごく面白い。 何か操作するたびに待ち受け画面の色が変わって、その色の名前が表示されます。例えば、 東雲色(しののめいろ) 杜若色(かきつばたいろ) 亜麻色(あまいろ) 二藍(ふたあい) 月白(げっぱく) 白群(びゃくぐん) 珊瑚色(さんごいろ) 潤色(うるみいろ) 瓶覗(かめのぞき) 千歳茶(せんさいちゃ) すっごく、いろんな色！「日本の伝統色」だそうです。時々「水色」とか出てくるけれど、初耳の色多し。 ボタン操作すると、すぐに変わってしまうので、ゆっくり見ている暇がないからか、私の記憶力のせいか？7月になった今でも、初めて見る色がある気がします💦 いったい日本の伝統色ってどのくらいあるのー？と思い、ネットで調べてみたら、 日本の伝統色 和色大辞典というホームページに、日本の伝統色465色の名前と色見本の一覧が載っていました。465色！とても美しい色のグラデーション✨色の名前も奥深い。日本人の感性って素晴らしい…と、しみじみ思いました またkokaさんの日本人の美の心！日本の色(伝統色・和色)というホームページでは、伝統色428色について、色見本と共に、一つ一つ色名の意味や由来が載っていました。すごい！これから、ゆっくり読ませていただこう… こんなに、いろんな色があったなんてなー。この年になって、初めて知った。 例えば、感情もそう。この年になって、初めて味わう感情もある。 せっかくだから、味わい尽くしたい。貪欲にね 今日は七夕ですね。短冊に何か書くとしたら、何を書きますか？私は、うーん…「いつも見守っていてください」って、ざっくりしたお願いを…🌠

  2016.07.07

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• 頑固で、せっかち

  数年前、めまい＆味覚障害＆逆流性食道炎のトリプルパンチに見舞われたとき。お世話になった総合病院の耳鼻咽喉科のO先生に、ズバッと言われました。 「あなたのような頑固でせっかちな人がこうなるんです」。 えーっ、頑固でせっかち？！生まれて初めて、そう言われた〜💦 どちらかと言えば、優柔不断でおっとり…と自分では思っていたしー。人からも、頑固！って言われたことなかったしー。せっかち？そそっかしいところはあるけれど、せっかち？ でも、その後の治療の中で何度もO先生に叱られ諭され、はーっ、自分ってそういう一面もあるかなーと思った次第。 そして今日、久し振りに、「頑固でせっかち」というフレーズを思い出しました。 父が亡くなって、まだ3週間足らずだもんね。いろいろな思いが湧いてきて当たり前だよね。 とにかく早く穏やかで前向きな気持ちになりたいとか、誰かを責めたくなる気持ちをサッサと手放したいとか、もう普通にテキパキ活動しなきゃとか、何を焦っていたんだろう…。 「悔やんでも仕方ない」っていう頑固さがあった。お通夜・葬儀で泣きっぱなしだった母を見ていたら、泣けなくなってしまった。その後も、悲しいとか寂しいという気持ちをなるべく抑えながら過ごしてしまった。 今になって、じわじわと悲しく、寂しい。握っていた手の感触を思い出すと、涙がにじんでくる。 当たり前だよねー。毎日、あんなに愛しく感じて見つめていたんだから。 なのに「頑固でせっかち」過ぎて、ちょっと苦しくなっていた💦 妹とは、この辺のところ、だいぶ温度差があります。性格の違いか、父に付き添っていた時間の違いか？ともあれ今は、テキパキ動ける妹が母の手伝いをしていてくれて、とても助かっています。 しょうがない、しょうがない、すぐにはねー。ちょっとずつだよねー

  2016.07.05

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• 150件目になりました〜ブログを書き始めて半年〜

  ブログを書き始めて半年。ちょうど150件目になりました。 カテゴリ別では、150件のうち「父の入院」が41件で1番多い。けれど、41件で終わってしまった…。父の入院のことでも、文章にならなかったものは、詩の形で「心象」カテゴリに9件。「弔う」が6件。 ブログを書き始めたきっかけは、ツチノウツワさんのブログ人生の午後〜スキルス胃癌と私〜に触発されてでした。 進行の早いスキルス胃癌と診断されていたのに、手術予定日の1週間前に医療ミスのためICUに運ばれた父。手術は延期になり、いつになるかもわからず、その間に癌が進行してしまうのでは、という不安と怒りで一杯だった(必死に抑えていた)時に出会ったブログ。 ツチノウツワさんは天に召された後でしたが、一日一日の日記に深い感銘を受け、ブログを一気読みしたことを覚えています。 私の1月10日のブログ「受け入れがたいことを、受け止める」に引用したアインシュタインの言葉は、ツチノウツワさんのブログで読んだものです。 1月10日に書いたものを、一部再掲します。 ＊＊＊＊＊＊＊ 「人生最大の選択とは、 親切で友好的な世界に住んでいるのか、 困難で敵対的な世界に住んでいるのかの どちらを信じるかを選ぶことである」 アインシュタインの言葉だそうです。 暗い気持ちに覆われそうになったときこそ、私たちが親切で友好的な世界に住んでいると信じたい。そう信じることで、困難で敵対的な世界に落ち込まず、親切な世界が手を広げてくれる…。 ＊＊＊＊＊＊＊ ブログにどこまで書いていいか躊躇しながらも、なんとか前を向こうとしていた…あの頃の自分を振り返って、改めてそう思います。そして、このアインシュタインの言葉をはじめ、ツチノウツワさんのブログからは、どれほどの光をいただいたことでしょう。 ツチノウツワさんの全ブログを読み終わった時、衝動的に自分もブログを書いてみようと思いました。何を書きたいのか、全く自覚はしていなかったのですが💦 今日、「父の入院」関係の分だけ、全部読み返しました。後からわかったこともあるので、多少事実と違うことも書いてありましたが、あー、ブログを書いていて良かったなぁ…と思いました。 去年の秋からいろいろな思いはあったけれど、私が何より感じていたのは、父が放つ「光」だった。そして、周りのたくさんの方々への感謝の気持ちも、本当のものだった。 AH(アティテューディナル・ヒーリング)のカード(5月9日のブログで紹介)より。 ＊＊＊＊＊＊＊ 私に見えるのはあなたの光だけ。 そしてそれは 私の中の光の反射なのだ。 ＊＊＊＊＊＊＊

  2016.07.02

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• フォーカスチェンジを試してみる。

  今朝、起きて顔を洗って鏡を見たら、まぁ随分前髪が伸びている💦こりゃいかん、と小さなハサミでチョキチョキ。あれ、爪も伸びてる〜。いつもは、爪が伸びるとすぐ気になる方なのですが💦すかさず切る。あー、ちょっとスッキリ。人は結構単純。目が覚めた時から何かひっかかっていたことがあったけれど、思い付いた。かめおかさんの完全日刊メールマガジン「今日のフォーカスチェンジ」だ。今の私に必要なことが、何日か前に書いてあった…とメールを見直し、発見！6月25日『こころのケアのための、手っとり早い方法』。以下、引用します。＊＊＊＊＊＊＊(前略)まずは、自分の状態を把握すること。言い換えれば、自分が何にフォーカスしているかを、知ることです。(中略)どんな気持ちも、自分が選択していることに気づくこと。これが、こころのケアの原点だと、私は想うようになりました。(中略)そして、こころのケアのための、手っとり早い方法は、からだの状態を変えてやることです。はい、からだ、です。こころの状態がよくないときに、こころを使おうとするのは、足を骨折しているときに、フルマラソンをやろうとするにひとしいですからね。(中略)最初に、呼吸を意識してみましょう。ゆっくりと深〜く、吐いて吐いて吐ききります。このとき、不快な感情もすべて、息とともに吐き出されていくようにイメージしてみます。吐ききったらゆるめて、吸うときもゆっくりと。(中略)これね。ためしに、1時間くらいやってみてください。えええ？1時間？！と想うかもしれませんが、悩んだり苦しんだりすることは、1日でも1週間でも1か月でもやれてるんですから、たかだか1時間なんて、たいしたことありません。(笑)深い呼吸に慣れてきたら、今度は、それにあわせて、ゆっくりとからだを動かします。(中略)どのくらいゆっくりかというと、当社比100倍くらいです。(後略)＊＊＊＊＊＊＊かめわざ快心塾楽天スポット、関心を持たれた方は、どうぞ全文を…。自分、「素直」が一番の長所なので、早速試してみました。場所は車の中。遠くのスーパーまで行くことにして、その間。音楽は、EnyaのCaribbean Blue。ほとんど「カリビアン・ブルー」しか聞き取れない歌声が、とっても心地良かった…。音楽を聞き流しながら、ゆっくり呼吸することだけを意識して運転(もちろん、安全運転！)。スーパーに到着。第二段階の「ゆっくりとからだを動かす」をする前に、すでに心の状態が変わっていました。心と体…すごいなぁ…。一つのことにフォーカスしがちな自分。スエッコ君が不登校だった時は、それだけにフォーカスし続けていた💦そして去年の秋からは、父のこと(＋母のこと)に全力でフォーカスしていた。去年の秋以降、マンナカ君の受験と大学進学、ハジメテ君の就職、夫の転職etc.いろいろあったのになぁ…(スエッコ君は特に変わりなく、楽しく高校生活)。特に父が亡くなる前の2週間は、あまりにも感覚が研ぎ澄まされていた(といえば聞こえがいいけれど、あまりにも神経過敏になっていた💦)。とんでもないことは、起きてほしくない。誰でも思うことでしょうが、人並み以上に「とんでもないことには、精一杯抗いたい」のかもしれないなー、私。けれど、一生何事もなく平穏無事なんて、ありえない。大丈夫。今日の、今の気持ち。

  2016.07.01

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  悔やむ気持ちを、どうしても書きたくなって、書き連ねたら…(何度、書き直しても、ザワザワ…)

  「お悔やみ申し上げます」…そう声をかけていただくと、本当に心が慰められます。ありがたいです…。 全く悔いのない死というのは、ほとんどない。当たり前のことでしょうが、改めて、そう思います。 父の死について、ここ何日かブログに書きました。溜まっていた思いを書きながら、少しずつ気持ちが整理できました。 けれど、悔いる思いは、なかなか無くなりません…。 胃癌と併発(転移ではなく)していた舌癌。もし、もっと早く発見できていたら…。でも、体力的に両方の手術は難しかったか…。舌癌の手術をしたら、食べることも話すことも、もっと早くできなくなっていたかもしれないし。場所も、発見が難しいところにできていたそうです。 でも、胃癌の手術を前に医療ミスがなかったら、あんなに体力が落ちることもなかった。ICUに運ばれ、どうしてそういう事態になったか明らかになった後は、最善の対応をしていただいたけれど。 最初に入院した病棟では、完全看護のはずが、1ヶ月半でとんでもない床擦れもできてしまった。胃癌の手術後に入院が長引いたのは、この床擦れのせいでもありました。どうして、あんなことに…。 糖尿病で感覚が鈍っていたことと、少しぐらいのことは我慢しなくてはという思いで、黙っていたらしい父。ICUの看護師さんに聞くまで、家族は全く気付かずにいました。結局は、穴まで開いてしまった。思い出すと、涙が出て仕方ありません…。 ICU以降は、戻った元の病棟でも、手術のために移った病棟でも、とても良くみていただきました。体力が落ちた中で受けた胃癌の手術は、お陰さまで無事に終わりました。転院した病院でも、本当に良くみていただきました。 あー、書いていたら、何を悔やんでいるのか、わからなくなってきました💦医療ミスのこと？ひどい床擦れのこと？ ICUに入って、あの時は無事に生き永らえたけれど。床擦れも、その後の治療のおかげで、最近はほぼ治りかけていたけれど。 でも、それらが無かったら？ あー、ダメだ…。 誰もが、いつかは最期を迎える。誰かを責めても仕方ない。2種類の癌があっても、痛みで苦しむことなく亡くなった。家族で看取ることもできた。そう思わなきゃ…。 悔やんでも、仕方ないし。父だって、喜ばないだろうし。 ＊＊＊＊＊＊＊ 【追記】 最初にブログをババーッと書いてアップした時は、ちょっと落ち着いた気がしたけれど、少ししたら、書く前より余計に気持ちがザワザワ…。何回か書き直したけれど、やっぱりザワザワ…。うーん、しばらく頭の中をカラッポにする時間が必要ですねー。 夕方、ワンコの散歩中に公園で見た花 & 庭の水鉢の花

  2016.06.30

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• 最後の、最高のプレゼント

  葬儀の後は、区役所での手続き、年金事務所での手続き、銀行等の手続き、お香典返しや四十九日や仏壇のことetc.…私が実家にいられる間にやってしまおうと思ったので、かなり忙しい毎日でした。母とも、いろいろ話していたし。 自宅に帰って、昼間、一人＋ワンコになると、やっぱりじわじわきますねー💦母は、私の何倍もでしょうね…。 「最愛の父」って感じではなかったのに。 スエッコ君が不登校だった時は、いろいろ言われるのを避けたくて、3年間も全く実家に行っていなかったし。 小さい頃、父の膝の上にはいつも妹がいて、私自身はあまり可愛がられている実感がなかったし。パワフルな母に隠れて、なんとなくつかみどころのない感じがしていたし。 去年の秋に入院して以来、父との距離が信じられない程、縮まりました。話したことは、そんなに多くなかったかもしれないけれど、たくさん手を握って、頭を撫で顔を撫でた。 「ワンコを飼うようになって、そうなったんかねー？」と母に言われたけれど、もしかしたら、そうかもしれませんね。無垢な目をしたワンコに話しかけ、撫でるのと、ほぼ一緒の感じ。 今までのちょっと遠かった感じが、全部ちゃらになった…。 妹とやり取りした携帯のメールを見返したら、亡くなる2週間前の急変時、先生が「今晩は持ちこたえるだろう」っておっしゃっていた。そういえば、その翌朝からナースステーションとドア1枚で直結している病室に移ったんだった。 考えてみれば、あれから2週間、命が続いたことがとってもすごいことなのかもしれません。どこかで、もしかしたら…と感じながらも、絶対に良くなると信じていた2週間。 母が「あの2週間は、お父さんがくれた、気持ちの準備期間だったね」と何度も言っていました。 急変当日の6月3日のブログにも書きましたが、その当時、父と母、食べる・食べないでバトル中だったんです💦母、父から電話があっても無視していたー 妹は妹で、2日にお見舞いに行くはずが、途中で体調が悪くなり行けなくなっていました。しかも、それを父に連絡する余裕がなく、父は一日楽しみに待っていたらしい…💦 私はといえば、3日の12時20分頃、父から着信があったのに出られず、13時以降は何回電話しても出なくなっていた…。 3日夜に呼吸が止まった時に逝ってしまっていたら、家族皆、本当に悔やんでも悔やみ切れなかったでしょう…。 できれば、もっと…という気持ちはなくならないけれど、最後の2週間は、父から私たち家族への最後の最高のプレゼントだったように思います。 母も妹も私も、それぞれに、父との忘れられない時間を過ごせました。 でも、やっぱり、じわじわきますねー💦悲しいとも、淋しいとも違う、なんだろう、この気持ち…。

  2016.06.29

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  カオスな我が家

  2週間ぶりに帰宅した我が家。予想以上のカオス！ 各自でするはずだった洗濯。マンナカ君は、みんなのタオルまで洗濯していたとのこと。素晴らしい夫は自分の分だけ、きっちり片付けていた模様。ハジメテ君は、Yシャツを買い足したらしく、何枚もカゴの中に💦そしてスエッコ君。溜めた揚げ句、ハンガーに干すのが面倒で洗濯機の乾燥機能を使ったけれど、そのまま放置して見事にシワクチャにー困って、またカゴに放り込んでありました…💦 主にスエッコ君のものらしいけれど、この山… 昨年秋から十数回、実家に泊まりがけで行っていましたが、今回は長かったからなー。いつもはワンコのためもあって、それなりに掃除もしてくれていたけれど、今回はワンコも実家に連れて行ったせいか(?)、うーん、ひどいぞー💦 リビングのテーブルの上…ここにも山が💦 ぼちぼち、片付けよう…。みなさん、留守番ありがとう。 そして、いよいよ本格的に断捨離したくなってきました。亡くなった時に持っていけるものって、ほんの僅か。本当に持っていたいものは何か、今なら、前よりクリアに判断できそうな気がします。 自宅の庭。サンパラソルが開花していました。冬には枯れたようになりますが、ツルごとそのままにしておくと、翌年、ちゃんと葉が出て、花も

  2016.06.29

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• 棺に納めたもの。

  出棺前の、別れの時間。父の棺に納めたものは、 溢れんばかりの生花。生花祭壇だったので、皆でたくさんの生花を手向けました。 紙パックのお茶。最後の2週間は完全に絶食絶飲、唇を水で湿らすことしかできなかった…。「ペットボトルのお茶を1本」「洗面所のコップに水を3分の1」「おちょこに1杯」…亡くなる1週間前に、父が精一杯の思いで訴えてきたこと。喉、渇いていたよね。あげられなくて、ごめんね…。もう好きなだけ、お茶も水も飲めるね。 囲碁の本1冊。皆が気が回らなかった中、ハジメテ君が父の本棚から1冊選び、葬祭場に持ってきていました。囲碁が大好きだった父。孫たちも、なかなかの腕前になってるんだよ…。 家族からのメッセージカード。息子たちが書いたものを読んで、泣けてしまったー💦成長していました…。母…普段あんなに強気の母は、お通夜・葬儀の間、泣きっぱなしでした。 ハンドクリーム。病院で、いつもこのクリームを塗って、マッサージしていました。マッサージしながら、心の中で、いろんな話をしたね。 葬祭場からいただいた、水引の鶴。 出棺前に、樒(シキミ)の葉で、父の唇を濡らしました。顔を撫でたら、ドライアイスで冷やされているので、とても冷たかった。本当に、清らかな顔でした。 母が選んだ、遺影写真。何がそんなに嬉しいの？！と言いたくなるほど、エヘヘと笑っている写真。母も、ちょっと笑い過ぎだねー、と後から何度も言っていましたが、いい写真です遺影に手を合わせるたび、なに笑ってるの、お父さん！と突っ込みたくなります。

  2016.06.28

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• らいと、light、「光」〜父からのメッセージ〜

  亡くなる10日前 高熱が一時的に下がった父が やっとの思いで50音ボードを指さす 「ら」「い」「と」 ベッドの枕元のライトのことだった 私が紐を引っ張ると、つく もう一度引っ張ると、消える 父に促され、何度か繰り返した 意識が朦朧としていただろうに それを見て、父がとびっきりの笑顔を見せた らいと light 「光」 その時は、わからなかったけれど きっと、父から私へのメッセージ 太陽の光は、神さまのもの 病室の電灯は、看護師さんの担当 でも枕元のライトは 自分でつけることも、消すこともできるんだね 心の中 自分でライトの紐を引っ張れば いつでも明るい光に照らされるんだね

  2016.06.27

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• 笑顔の対応が悲しかったこと。

  お通夜・葬儀のことは、また後日、書ける気持ちになったら書こうと思います。 今日は、笑顔の対応が悲しかったことについて。 父の携帯を解約しに、携帯ショップに行ったときのこと。事情を話すと、若い女性の担当の方、ニッコニコの笑顔で「死亡診断書があれば、解約違約金が無料になります〜」 あー、そうなんだ…。全然思い付かなかった。母にFAXしてもらおう、と思ったら、また笑顔で「FAXではダメなんです〜」 そういう決まりなら仕方ないねー、と思いながらも、笑顔の対応が、とっても悲しかった 「死亡診断書のコピーじゃなくて、原本を持ってきてください」とも言われたので(これは間違い原本は死亡届を出すときに役所に提出します〜)、こういうケースは初めてなのかな、とも思いましたが、やっぱり悲しかった。窓口の対応の基本は「笑顔」でも、こういうときはねー💦 今までなら、まだ若い人だし、とか、確認の電話をしてからショップに行けばよかったな、で済ますところですが、今回は正直に…悲しかったー💦

  2016.06.27

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• 一つ一つ、儀式を通して、弔う〜湯灌〜

  葬祭場では、お通夜の前に湯灌をしていただきました。母と、私の家族と、妹の家族が立ち会って。 我が家の子どもたち。みんなで一緒にお見舞いに行ったら、おじいちゃん、いよいよ危ないのかって思うといけないよね、と言って、まずはハジメテ君が病院に行くことになっていました。金曜に仕事が終わってから、新幹線に乗って。でも、間に合わなかった…。初孫で特に可愛がってもらったハジメテ君。湯灌のときから、ずっと涙目でした。 湯灌…どういうものか、よく知らなかったのですが、お願いして本当に良かったです。葬祭場の和室に浴槽が持ち込まれ、シャワーも使って綺麗に洗っていただきました。顔と足首から先以外には、大きなバスタオルがかかったままだったので、痩せ細った身体を直接目にして辛くなることもありませんでした。 一人ずつ、柄杓で足元から胸までお湯をかけた後、良かったらどうぞと言われ、足先を石鹸で洗うお手伝いもしました。病院では最後の方、身体を拭くしかできなかったので、お湯につかり、石鹸で洗えて良かった…。担当の方が、バスタオルをかけたまま身体全体を丁寧に洗い、シャンプーや頭と顔のマッサージもしてくださり、顔を剃り、アロマオイルまで…！私と妹とハジメテ君で、顔をそっとタオルで拭きました。 病院でいつも使っていたハンドクリームを持参していたので、これで塗れるの最後なんだなーと思いながら、丁寧に塗りました。 静かで、穏やかな時間…。 その後は葬祭場の方にお任せし、白装束になり、薄化粧もしていただきました。棺に納めるときは、また家族も一緒に。病院の霊安室でも穏やかな顔になっていましたが、棺に納められた父は、本当に清らかな顔をしていました。 妹と、こんなに上品な人だったっけー？！と言ってしまったぐらい💦 病室で息を引き取った後、霊安室に安置され、自宅で枕経をあげていただき、一晩過ごし、葬祭場に移り湯灌をする。祭壇はどれに、白装束はどれに、棺はどれに、と一つ一つ決める。 そうそう、お通夜の日の朝は、葬祭場の方から電話があり、父の人柄や父との思い出を聞かれました。話しているうちに、涙がハラハラ…。後半、母に電話を代わりました。母が話すところは聞いていなかったのですが、後から「向こうの人が泣いてるんだからねー」と言っていました。母、何を話したんだろー？ お通夜の前だけでも、いろいろなことが。そうした一つ一つが、弔いになっていたんだなーと、今、書きながら思いました。

  2016.06.27

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• 話しながら、癒される。

  心臓が止まった父。人工呼吸器が付けられていたので、まだ胸は上下している。 少しの間があって、私たち家族も頷き、先生が呼吸器のスイッチを止められました。 着替えの服のことも全く頭になく病室に駆け付けていましたが、身体を綺麗に拭いてもらった後、病院の新しい浴衣に替えていただけました。 入院中も毎日髭を剃ってもらい、こざっぱりしていましたが、霊安室に運ばれた父は薄化粧され、とても穏やかな顔をしていました。最後の方は開いたままだった口も、ちゃんと閉じて、涼しげな目元…。 先生も霊安室までいらして、手を合わせてくださいました。葬祭場の車が出るまで、看護師さん方が見送ってくださいました。 病院の皆さまには、今でも感謝の気持ちでいっぱいです…。 お通夜は葬祭場で翌日に営むことになり、父は一晩、自宅で過ごしました。病院から実家に向かう車の中で、葬祭場の担当の方に、父のことをポツリポツリとお話しました。 担当の方、素晴らしい聴き手でいてくださいました。短い時間でしたが、話しながら、気持ちが穏やかになっていくのが自分でわかりました。 病院から急変の連絡を受け、母と飛び出していった実家。着いてからはバタバタと片付け、父に寝てもらい、お通夜と葬儀の打ち合わせをし、お寺から枕経をあげに来ていただき、と慌ただしく過ぎました。 夜になって、やっとゆっくり父と話ができました。翌日に備えて早く寝た方が…と思いながらも、母と遅くまで話しました。 話しながら、書きながら、癒されるのは、ありがたいことだなぁ…。

  2016.06.26

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• 「ひとは自分が思っているほど、自分のために生きているわけではない」

  「ひとは自分が思っているほど、自分のために生きているわけではない」 平川克美 (中略)自分がここにあることの意味は他者から贈られる。そのことを身をもって知った経営者の作家は、「自己決定」「自己責任」といった概念の虚しさを思う。(後略) 6月25日付け朝日新聞「折々のことば」より しばらくブログを書けずにいました。最後に書いた日の翌日、父が天に召されました。お祈りいただいていました皆さま、本当にどうもありがとうございました。 亡くなる前日、病院に行ったら、経鼻胃管がなくなっていました。胃にたまったものを排出するための管。あー、すっきりしたね、良かったねと思った次の瞬間、もしかして…との思いがよぎりました。でも母も一緒にいて、看護師さんに確かめる勇気も出ず…。すっきりしたねーと父に話しかけたら、頷いていました。 そして父に、驚くほど強く手を握られました。酸素マスクを着けていて話すことはできなかったけれど、本当に強くギュッと、長い時間。 あー、だめだ、涙が出てくる💦 母が先に帰り、夕方、私が帰ろうとした時。今日はもう帰るね、また明日来るねと言っても反応しない父。いつもは必ず、頷くか、手を握り返すかするのに。 帰ってほしくなかったのかな…。 最期は、母と妹と一緒に看取ることができました。妹が駆け付けるまで待っていた父。病院の先生も看護師さん方も、最期まで最大限、手を尽くしてくださいました。心臓マッサージや薬で持ちこたえていた父の心臓…妹が病室に到着する数秒前から、急に心拍数が上がりました。 「お父さん、あの辺で見ていたんだね」と先生が廊下の天井を指しました。本当に、そうだったんでしょうね…。 家族で手を握り、話しかけ、顔を撫でる中で、父の心臓が止まりました。 最後の2週間は高熱が続いてしまいましたが、癌の痛みで苦しむことはないままでした。 痩せ細ってしまったけれど、穏やかな顔でした。 テーブルの上に置いてあった新聞の囲み記事が、ふと目に入りました。 「ひとは自分が思っているほど、自分のために生きているわけではない」 生きているだけで、人は知らず知らずのうちに贈ったり、贈られたり。そしてそれは、亡くなってからも続く。

  2016.06.26

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  今朝のアマリリス with ルリチュウレンジ

  今朝のアマリリス 1センチにも満たない小さな昆虫が止まっていた ルリチュウレンジというらしい 漢字で書くと、瑠璃鐫花娘子蜂 美しく、不思議な漢字の羅列 針を持たない、原始的な蜂の仲間 害虫といわれたりもするけれど 瑠璃色の綺麗な昆虫 以前は整えられていた、実家の庭 今では 雑草とされていた草も、害虫とされていた昆虫も、ウェルカムっぽい はじめまして、ルリチュウレンジ 今日も、新しい一日 そして、ストケシア 花が終わった後も、やっぱり素敵

  2016.06.16

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• 意識がないように見えても、ちゃんと聴こえている！

  昨夜、実家に着く前に、短時間だけ病院に寄りました。火曜から、また酸素マスクも着けている父。でも「来たよ」と声をかけたら、うっすら目を開けてくれました。 一日のうちでも波があるので、たまたま具合が良かったのかもしれませんが、手を握ったら、弱くですが握り返してくれました。父の目に涙も滲んできた…。あー、私が涙もろいの、お父さんに似たんだねー💦 「苦しいところある？」と聞いたら、かすかに頷いたので、そっと体を触っていったら、喉の下の方で反応がありました。 意識がないように見えても、ちゃんと聴こえているし、伝えたいこともある…。先週できたような、50音ボードを使ったり、一生懸命口を動かして息で伝えたり、紙に書いたり…という意思疎通の仕方は、もしかしたらもうできないのかもしれないけれど(もちろん、できるかもしれないけれど！)、大丈夫、ちゃんと伝わるよ。 全然諦めなくて大丈夫。 反応がないように見える時も、本当はわかっているんだよね。手を握り返せない時も、手を握られている温かさは、伝わっているんだよね。 また明日来るね、と声をかけても、今日は手を振ってくれませんでした。でもきっと、心の中で手を振っていたはず！ 確かに、この前の土曜よりぐんと弱っている感じはしましたが、大丈夫、中身は父のままだ…。

  2016.06.16

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• 一日一日を、全うする。

  この前の土日までは意思疎通ができたのに、この月火水は、父に話しかけても手を握っても反応がないという。 妹が「お姉ちゃんに来てもらおうね」と言ったら、その時だけ、すごく頷いたらしい。 なんだ、聞こえているんじゃん。 本当は、大丈夫なんでしょ。 手だって、握り返せるんでしょ… 容態急変から13日目。毎日、高熱が出ている。本当に頑張っている父。 6月3日の最終新幹線に飛び乗った時とは、また大きく違う気持ちで、今、新幹線に乗っています。 一日一日を、全うする。大切なことは、それだけ。父を見ていると、本当にそう思います。

  2016.06.15

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• からっぽ、かと思ったら

  自宅のたまった家事を一通り片付けたら、体力・気力とも底を尽き、ただいま充電中…。 父の病院には9日間連続で通い、毎日、自分のできることは精一杯できたと思います。 昨日、母が主治医の先生から、父の容態について聞いたそうです。 実家の庭のアマリリス。花言葉は、pride『誇り』、splendid beauty『あっぱれな美しさ』。 花がらが、今から大輪の花に変化することはない。命の流れは、一方通行。 けれど、その流れの早さは、神さましかご存じないこと。 どうしようもないのかな…と思うと、涙が出そうになるけれど。絶対に家に帰って、大好きな庭を母と一緒に見てほしいと思うけれど…。 病院の先生、看護師さん方、スタッフの皆さまには、最善を尽くしていただいています。 家族も、できる限りのことはしている。そして何より、父が毎日精一杯生きている。 ついさっき、このブログを書き始めたときは、なんだか自分が疲れてからっぽになっている気がしていましたが、こうして書いてきたら、不思議に温かい気持ちになってきました。こんな短い文章なのになぁ…。 ブログのタイトルを、「からっぽ」から「からっぽ、かと思ったら」に書き替えました 書くことって、すごい。よし、大丈夫！

  2016.06.14

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  容態急変から10日

  この10日間で父が一番危ない状態だったのは、先々週の金曜。 熱と心拍数が一番高かったのは、先週の火曜。 一番苦しそうだったのは、先週の水曜。 一番いろいろ伝えてくれようとしたのは、先週の金曜。 先週の土曜(昨日)は、声が聞き取れず、50音ボードも指せませんでしたが、字が書けました。 「リモコン」はTVのリモコンのこと。TVどころではない日が続いていたので、嬉しかったです。実際は、TVをつけても、すぐ寝てしまうのですが。 もう一つは「私」と聞いたら、違うとのこと。ちょっとわかりませんでしたが、何を伝えたかったのかな…？ 私の方は、昨夜、自宅に戻りました。 今日は妹が病院に行ってくれました。やはりなかなか声が聞き取れず、50音ボードも指せなかったとのこと。紙には「水」と書いたようです。あとは、ずっと眠っていた様子。 10日間毎日、高い熱が出ては解熱剤で下げるを繰り返していますが、水が飲みたいと言うようになり(まだ飲食一切禁止なので無理ですが💦)、TVを見たいと思うようになった父。 50音ボードを指すより、字を書く方が大変だと思い込んでいたけれど、どうなんでしょう？字が書けてビックリしました。 どうぞ、発熱が早く収まりますように。 ここ何年か、もう庭仕事も大変だし、マンションに引っ越したいという母に対し、父は引っ越したくない…と言ってきました。のんびり庭を眺めているのが好きな父。 良くなって、家に帰らなきゃね。 父の手は、あちこちに赤アザはできてしまったけれど、色白で綺麗。いつだったか「庭仕事、お母さんに任せてサボってた手だねー」とからかったら、頷いていました。 家に帰ったら、これからは庭仕事もしなきゃね。 ワンコ君、お留守番ありがとう。今日の夕方、息子と一緒に広い公園に連れていって散歩しました。 ホタルブクロが咲いていました。 花言葉は「忠実」「誠実」「正義」。教会の鐘を連想させる花姿に由来するそうです。

  2016.06.12

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  話すこと。聴くこと。

  ちょうど1週間前の今日。父の体調が急変したとの連絡を受け、最終の新幹線で実家に向かいました。 病院の先生、看護師さん方、スタッフの方々の的確な処置ときめ細やかな看護のおかげで、波はありながらも少しずつ良い方向に向かっている父。毎日、懸命に頑張っています。 本当にとても良くみていただき、病院でお世話になっている皆さまには心から感謝申し上げます。 今は、なかなか発声することが難しい。けれど、思っていることを一生懸命に伝えようとする父。 50音ボードを指せるときもあり、口を懸命に動かして息で伝えられるときもあり。伝えたい想いはあるけれど難しい…というときもあり。 体力が心配で、少し休んでからにしようかと言っても、首を横に振るときもあり。 こんなに一生懸命に何かを伝えようとする人を、目の前にしたのは、生まれて初めてです。 そして、相手の伝えたい想いに、こんなに耳を澄ませたこと…今までありませんでした…。 「話すこと」「聴くこと」って、相手との今この瞬間だけに集中することなんだなーと実感した1週間でした。 あと、なぜかこの1週間で目がよくなりました。例えば、今までは花の写真を撮ろうとすると花しか目に入らなかったけれど、花のすぐ側にいる小さな昆虫に、ごく自然に気付くようになり…。不思議。 快晴の今朝。ストケシアの花に止まった、とっても小さなハチ。

  2016.06.10

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  おはよう〜霧雨の中で咲く、ストケシア〜

  朝、起きたら、霧雨が降っていた ひんやり冷たい空気 実家の庭に出る 雨に濡れた草花は、一段と美しく どんな花が咲くのかと待っていた、赤紫の蕾 細かな雨を浴びながら 矢車菊に似た、綺麗な青紫の花を何輪も咲かせていた 名前は、ストケシア はじめまして おはよう ストケシアで雨宿りしている昆虫、見つけ 名前は、カノコガ おしゃれな配色だね おはよう 蕾の端に、とっても小さなバッタも見つけ まだ数ミリの赤ちゃんだ I'M HERE ようこそ、ベビーバッタ おはよう 静かな雨の朝からの プレゼント そして今日も、病床の父から たくさんのプレゼントをもらいました

  2016.06.09

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• 父だか、アマリリスだか、わからなくなる

  今日も熱が39度2分まで上がった父 口を開けたまま、一生懸命に呼吸する 手を撫で、手を握り 胸に手を当て、胃にも手を当てる 手と足先を丁寧に拭き、クリームを塗る できるだけ笑顔を見てほしい だから、笑顔で父の顔を見る 明日の夜7時からは、父の大好きなTV「プレバト」だ 一緒に見ようと約束した 夜8時、母と一緒に病室を出る間際 父が何か言おうとした 母が50音ボードを渡そうとしたけれど 今日はボードは使えなかった 声は出ないけれど、息で 「あ」と言った 続いて「い」？ 違う、「り」 それ以上は言えなかった 「あ」「り」がとう？ 父がうなずく 母が 「こちらこそ、ありがとうだよ」 と言って、父のおでこを撫でた なんだよ、なんだよ、じーちゃん、ばーちゃん 父の手相は、確認済み 両手とも、とても長い生命線 だから大丈夫、KEEP SMILING 性格のまま、飄々と長生きするはず 病室の出入口で また明日、と手を振ったら 父が布団の下の手をモソモソ動かし 出てきた指先だけで、バイバイした ずっと見ていると 父だか、アマリリスだか わからなくなる

  2016.06.09

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• 50音ボード〜その2〜

  火曜午後3時過ぎ 熱39度6分、心拍数一時200オーバー 平熱が低い父 本当に、よく頑張った 熱、心拍数ともに落ち着いた 火曜午後9時過ぎ 棚に立て掛けられた、50音ボードを指さす どうしても伝えたいことが あるんだね ボードを手元に持っていく 父の右手が掴む 浮腫んでしまった左手は しばらく宙をさまよった後 ボードを掴んだ 私も一緒にボードを支える 父の指が、ゆっくりさしたのは 「ら」「い」「と」 もう寝る時間だよ 看護婦さんが、部屋の電気、消しにきてくれるよ 違う 父が指さしたのは、枕元のライト 紐をひっぱると、ライトがつく これでいい？ うなずく父 紐をひっぱると、ライトが消える これでいい？ うなずく父 何度か繰り返した 途中で、父が笑った びっくりした 熱が下がって良かったね また明日の朝、来るね と声をかけ、手を握った 父が握り返してきた びっくりした 病室の出入口のところで手を振った私に 父が右手を上げ、手を振った びっくりした さっき、夜中にふと目が覚めて思った 「ら」「い」「と」 「で」「ん」「き」じゃないんだね 「ら」「い」「と」 ライト light 「光」 朝になったら、行くからね 待っててね

  2016.06.08

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  50音ボード

  金曜夜に呼吸が止まった父 幸い、幸い また息ができるようになった でも、声が出ない 指先で空中に小さな文字を書く なんて書いてるの？ そうか、大きな字は書けないんだね 視線が合わないときもあるけれど こちらの話すことは、ちゃんとわかっている 伝えたいことは何？ 母が50音ボードを作った お父さん、ほら、お母さんの字だよ 指でさすのは、難しく でも、ボードを持って離さない父 日曜の夕方 ふと楽になった父 ボードを使うことができた 最初にさしたのは 「おばあちゃん」 小さい「ゃ」まで、わかってた 幸せだね、おばあちゃん 次にさしたのは 「いつおかえりですか」 私がいつ自宅に戻るか聞いてきた どうして、そんな丁寧語？ 笑えるよ 大丈夫、明日も来るよと言ったら、父の目に涙がにじむ やだやだ、泣くなー 「けいたいどうなつていますか」 自分の携帯、気になるんだね 大丈夫、家に持って帰って充電してくるよ 「じゆうでんき」 そうか、充電器も一緒に持っていかなきゃね すごい、よく気が付いたね これが ボードで一文字一文字さした すべての言葉 日曜の夜中から再び高熱が出て ボードは使えなくなっているけれど 絶対、また使えるよね 熱が下がりますように 身体が楽になりますように みんなの声 全部聴こえているよね

  2016.06.07

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  アマリリス

  実家の庭のアマリリス 3週間前に来たときには、美しい蕾 1週間前に来たときには、大輪の花 そして今回は、花がらが付いていた かつて母は まめに花がら摘みをする人だった その母が 自然に落ちていくからいいよ、と言う アマリリス 花は終わっても 梅雨空の下、真っ直ぐに茎を伸ばす 来年、また大輪の花が咲くように 茎から、葉から 栄養を蓄える アマリリスの花言葉は pride…誇り splendid beauty… あっぱれな美しさ

  2016.06.06

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• 父と地球を結ぶストローとなる。

  中指の内側 中程が肺のツボ 付け根が心臓のツボ 病床の父の中指を、そっと押す 深く深く呼吸しながら しっかりと床に着けた両方の足の裏から 地球のエネルギーが 私の身体に流れ込む それは私の指先から、父の指へ 私の掌から、父の掌へ 父の肺に届け 心臓に届け 途中で、ふと気が付いた 私が一生懸命に送り込もうとしなくても 父は必要な分だけ、自分でエネルギーを吸い込む ストローでジュースを飲むように 私は、ただただストローになる 父は私の体をストローにして 地球のエネルギーを吸い込む 時が穏やかに流れる 私にできるのは 傍らにいて、手を繋ぐこと この安らぎは なんだろう

  2016.06.06

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• お祈りをありがとうございます。心から感謝いたします。

  父のために、お祈りをどうもありがとうございます。心から感謝いたします。 昨夜、一旦呼吸が止まってしまった父ですが、気管挿管していただき呼吸ができるようになりました。 私が病院に着いた夜中12時半頃は、苦しそうで意識もない状態でしたが、呼びかけたら微かに反応してくれました。 今は眠っています。 今日、いろいろ検査をしていただくとのこと。 身体のどこかに触っていたら安心してくれる気がして、父に触れながら一晩過ごしました。 ほ ほ ほたる来い あっちの水は 苦いぞ こっちの水は 甘いぞ ほ ほ ほたる来い のメロディーがふと浮かんで、心の中で歌っていました。あっちの水は苦いぞ、こっちの水は甘いぞ。あっちに行くのは、まだ早いよ。 神さまが 決められた数だけ 朝が来る。 お祈りを どうもありがとうございます。 新しい朝を、ありがとうございます。どうぞ、朝がまだまだたくさん来ますように。

  2016.06.04

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• どうぞ、お祈りをお願いいたします。

  容態が急変したとの連絡があり、今、新幹線で父のもとに向かっています。 まだ、だめなんです！！ どうぞどうぞ、父のために、お祈りをお願いいたします。 【追記】6月3日22時33分58秒にアップしていましたが、カテゴリ未分類になっていたので、「父の入院」カテゴリに変更しました。 お祈りいただきました皆さま、本当にどうもありがとうございました。心からお礼申し上げます。

  2016.06.03

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• 母、一歩も引かず…さぁ、どうなる？！

  今週火曜朝に発生した、父と母のバトル。母、一歩も引きません💦病院に行かないのはもちろん、父から電話があっても無視！はぁ〜、さすが母上 ここで甘い顔したら食べないままだ、と言う母。 一方、父の方は、あれだけ食べれん食べれんと言っていたのに、これはまずいと思ったのか、少しずつ食べるようになったらしく…。えーっ、叱られたら食べられるのー？！ まぁ、電話で聞く父からの自己申告なので、本当に食べているかどうかは確かではありませんが。 取りあえず、母には「ちょっと食べたって言ってたよー」とそのまま伝えています。 母…ほとんど食べられなくなり中心静脈栄養をしている人に、よく揺らがず一貫した態度でいられるなーと思いますが心配しなくても、長年共に暮らしてきた父と母には、私にはわからない「あうんの呼吸」があるのでしょう。 多分、父にも母の想いは伝わっていると思います。さぁ、このバトル、続きはいかに？！ 母、とっても強いけれど、冷たいわけじゃないんだよねー。普段意識することはないものの長年心の底に沈んでいた母へのわだかまりが、今になって溶け始めたような…。変わらない〜って決めつける必要なんてないんだなぁ。

  2016.06.03

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  6月1日の誕生花～ガクアジサイ～

  6月の花と言えば、紫陽花。特にガクアジサイが大好き 庭のガクアジサイ『墨田の花火』を台所にも～グリーンの琉球ガラスの花瓶に挿しました。 数年前に小さな鉢植えを園芸店で見つけ、一目惚れして買ったものですが、地植えで元気に成長しました。『墨田の花火』という園芸名、ぴったりだなーと思います。 ガクアジサイは、6月1日の誕生花。 花言葉は「謙虚」。中央部分の両性花(本当の花)がすべて装飾花(ガク)に変化したホンアジサイに比べ、ガクアジサイでは装飾花が周辺だけに咲くことに由来するようです。 うーん、そうかー、6月のキーワードに「謙虚」も加えよう… ホンアジサイもいいけれど、ガクアジサイの小さなたくさんの両性花が開いていくのを見るのもいいですねー。 梅雨入り前にやらなきゃ！と思うこともいろいろあるけれど、今日は久しぶりにマンナカ君と外出し、あっという間に一日終了～ 今日、鉢植えのカラーも咲きました

  2016.06.03

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  スマホと車〜５月に断捨離したもの〜

  今日から6月ですね〜。５月に断捨離した大きなもの(？)は、スマホと車 スマホは便利だけれど、字が小さくて目が疲れる〜💦しかも手頃な大きさで、ついつい夜、布団の中でも見てしまうー(意思薄弱〜)。 もともとネットはあまり見ず、ニュースは新聞からというタイプだったのに、スマホを手にしてからは、かなりのネット依存…💦不登校の子が一日中ベッドの中でスマホを見てしまうのも、よくわかる気がしました(スエッコ君は不登校時、まだスマホを持っていませんでしたが)。 このままいけば、スマホ老眼まっしぐら〜と思い、スマホ→ガラケー＋タブレットに変更しました。 ガラケーはショップで１種類しか取り扱いがなく、ちょっとビックリへぇ〜、今はそうなんだー。でも、まぁ迷うことなく、そのいわゆるシニア携帯に機種変携帯は、ガラケーなのでラインができない実家の両親との電話(通話量多し。ただし通話料金は家族割で無料〜)他、電話とメールさえできればOKなので、シニア携帯で問題なし。 しかも使ってみたら、シニア携帯って面白い機能がいろいろ。これは、また今度書きます〜 タブレットは、字が大きくて快適〜しかも大きさ的に、布団の中で見る気にならないし。これでスマホ老眼は回避できそう 実は、前のスマホも家のWi-Fiを使ってネットに繋げるのですが、一旦タブレットにしたら、もうスマホの画面を見る気にならなくなり…若い方にはピンと来ないと思いますが(笑)。 おまけに、スマホよりガラケー＋タブレットの方が、お財布に優しい〜良かった、良かったー。 車の方は、車検を前に、次の車検までこのままで行こうかと思っていたのですが、ちょっと考えて軽自動車に買い換えました。５人家族でメインの車が軽ってないような気がしていたのですが、子どもたちも大きくなり、それぞれ忙しく、家族揃って車で出かけることもなくなり…。 家族皆で、あちこち遊びに出かけたこと。車の中を砂だらけ、泥だらけ、芝だらけにしたなぁー。子どもたちの習い事の送り迎えにも、よく使いました。前車には、充分活躍してもらいました。ありがとうー 買い換えて困ったことは、特にないかな…。車の保険も税金も安くなり、燃費も良くなった。駐車も楽 必要なくなったものは手放して、身軽に楽に〜。 庭のガクアジサイ。少しずつ花が開いてきました。

  2016.06.01

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• こっちだって自分なりに頑張っとるんだから…

  今朝、母から電話がかかってきて「せっかく病院に行こうと支度していたのに、お父さんから電話があって、今日は来なくていいだってよ！」から始まり、エトセトラ〜エトセトラ〜。 結局「みんなが一生懸命やってるのに、本人に治す気がないなら、しょうがないわ！もう全然行ってあげないからね！」と怒って電話を切ったらしい💦 「なんかもう、涙が出てきた」とも言っていました。 うんうん、そうかー、と聴きました。 とっても愛情深い人なんだと思います、私の母。ただ、過剰というか、押しが強いというか…。父に少しでも食べさせたいといろいろ考えて持っていっても、見ただけで「食べられん。いらん」と言われることが多かったようで💦 父は父で「そんなに食べろ食べろって言われても、こっちだって自分なりに頑張っとるんだから」と今朝、電話で言っていたらしい…。 「秋から、ずっと個室に入ってるんだよ。タクシーで見舞いに通ってるんだよ。治して家に帰ってくる気はあるんかね？！」とも言ってしまった母。父だって、そんなことわかってるよねー。でも、言いたくなっちゃったんだね…。 うんうん、と聴くしかできないなぁ…。あとで、こっちからお父さんに電話するから。今日は家でゆっくりしてたら、と言って電話を切りました。 私自身は、食べるかどうかは父に任せるしかないと思っています。でも、母は何としても食べさせたくて、それが母の愛情。 中心静脈栄養がどの位続けられるものなのか、腸ろうという選択肢は…etc.調べなくては。 がんが再発していたとしても、手術や抗がん剤治療をする体力は残っていない父。だから、再発しているかどうか調べてくださいと、先生にこちらからお願いする必要はないよね、という点では母と意見が一致しています。でも、考えが違うところもありますね〜。 父本人の意思を第一に、母の想いも大切にしながら、妹と一緒にできる範囲でやれることを…と思っています。 朝は怒りモード(父への)だった母から、先程「携帯を首から下げる紐が欲しいんだけど」とメールあり。がってんだ、お安いご用！見繕って送るね〜

  2016.05.31

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  多分、これが「いとおしい」という気持ち…

  何でも好きなもの食べさせていいって もう終わりってことないよね！ 豪快に笑い放つ母、ここにあり 父の細き足首を 掴んで離さぬ、守り神 4月下旬以降、また体調を崩し、口からほとんど食べられなくなってしまった父。先週から再び、中心静脈への高カロリー輸液の点滴となりました。担当の先生に、家から何でも好きなものを持ってきて食べさせていいですよと言われた母…「もう終わりってことないよね！(笑)」と私に電話をかけてきました。 少し前のブログにも書きましたが、私は幼い頃からずっと、こういう母が少なからず苦手でした💦いわゆる超肝っ玉母さん…。 でも、この電話を受けた時には、その母が父の守り神(とってもパワフルな)に思えました。たとえ誰かがお迎えに来ようとしても、この母がいれば、けっして父には近付けまい！ すぐに実家に行きたかったのですが、ちょうど我が家のワンコの具合が悪く、病院に連れて行ったところ、腸炎とのこと。注射+点滴+飲み薬で様子を見ることになりました。 母にメールで連絡したら、「大変だね。ちゃん、早く良くなりますように」と返信が来ました。不意を突かれて、ちょっとビックリ…。私の母ってこういう時、まずアドバイスとか、不注意を咎めるようなことを言う人じゃなかったっけー？ 私の中の母への印象が、ちょっと変化〜長年、自分が思い込んでいる母の姿に一致する部分だけを、繰り返し敏感にキャッチしていたのかもしれないなぁ…。 そして、超肝っ玉母さんの奥にある顔…まだ見たことがありません…。 2日程でお腹の具合が治ったワンコ…ほっとしました。その後、家族にワンコのお世話をお願いし、実家に行きました。 入院中の父。こんなのはどうかなーと持って行った食べ物…ほんの一口二口ですが、口にしてくれました山田養蜂場の蜂蜜梅、本葛入りの抹茶ミルクとうふ、カゴメの冷製野菜ポタージュ…。 たわいもないことを話しながら、いつものように手と足の爪を切り、耳掃除をし、襟足だけ軽く散髪し、車椅子で病棟のフロアをゆーっくり散歩。腕も足も身体も、本当に痩せ細ってしまった父。でも不思議に、悲しいとか、かわいそうとかいう気持ちにはなりませんでした。 あっ、お腹の具合が悪かったワンコにも、これと一緒の気持ちがした…！ワンコ、一日に何度もピーしていた時も、目が合うと自然にシッポが動いちゃうんです…。お腹痛くてかわいそうに、とはもちろん思うけれど、もっと違う気持ちも。 多分、これが「いとおしい」という気持ち…。 実家の庭。2週間前にはツボミだったアマリリスと孔雀サボテンが、大きな花を咲かせていました。

  2016.05.30

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• 気分を害している理由は、自分が考えているものではない〜AHのカードより〜

  気分を害している理由は、自分が考えているものではない 気分を害しているのは、ほかの人がやったことや状況や出来事が原因であって、自分ではコントロールできないと考えがちです。 実は、怒り、嫉妬、落ちこみといった形をとる気持ちはすべて、怖れを表すものです。 そして私は愛と怖れのどちらを経験するのかを選択することができます。 人に差し伸べることによって愛を選ぶのであれば、私の怖れは払いのけられ、どんな理由によっても気分を害する必要はないということを認めることができます。 今日一日、怖れを感じそうになったときには、私はその代わりに愛を選ぶことができるということを思い出します。 そして、こう言います。 私のやすらぎは自分の中からしか得られない。 ほかのどこからも得ることはできない。 アティテューディナル・ヒーリングのグループで使用するカードより (水島広子著『怖れを手放す』p.163〜p.167参照) 日付が変わってしまいましたが、今日一日の終わりに引いたカードは、これでした。 「気分を害しているのは、ほかの人がやったことや状況や出来事が原因であって、自分ではコントロールできないと考えがちです。」 うひゃー、まさに自分、長年そのとおりでした…意識の上では「人のせいにしない」と強がっていても、心の奥では常に周りのあれこれに左右されまくり〜💦 けれど、「私は愛と怖れのどちらを経験するのかを選択することができます。」 むむ…選択することができる、か…。選択しなくてもいいけれど、選択することもできる…。 自分の中で眠っていた力が目覚める気がします。心は誰にも支配されない…そうだよねー、そうだったよねー 愛を選ぶか、怖れを選ぶか。 答えはシンプル。

  2016.05.28

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• どんな形の怖れも正当化されない〜AHのカードより〜

  どんな形の怖れも正当化されない 過去の怖れや未来の夢に心を奪われることもできますが、生きているのは現在のこの瞬間だけです。 この瞬間が貴重なのは、ほかのどんな瞬間とも違うからです。 人間としての成長や自己実現の機会はいつでも存在していますが、今ほどふさわしい瞬間はありません。 ここほどふさわしい場所もないのです。 今日、過去や未来に生きそうになるときには、こう思い出します。 私は何も怖れることなく、今ここに生きることができる。 アティテューディナル・ヒーリングのグループで使用するカードより (水島広子著『怖れを手放す』p.163～p.167参照) アティテューディナル・ヒーリング(AH)については、5月9日のブログにも書きましたが、これからまた少しずつ書いていければと思います。AHのグループでは、各自、話をした後にカード(全19枚)を1枚引くのですが、まずはそれらのカードを順次ご紹介したいと思います。 「どんな形の怖れも正当化されない」 私にとっては、忘れられないカード。AHグループで、自分の弱さや未熟さを、初めて「温かい気持ちで話す」ことができた日に引いたカードだから。 話している間は、なぜか自分の視線は部屋の天窓の方を向いていたけれど、話し終わったら、グループの皆さんが一人残らず、とてつもなく温かく私を見つめていてくれたことに気付きました…。 今、ここだから、話せた。今、この瞬間に一歩踏み出せた。 「今ほどふさわしい瞬間はありません。ここほどふさわしい場所もないのです」。あまりにもピッタリの言葉で、胸がいっぱいになりました…。 AHグループでは、お互いにコメントやアドバイスは一切しません。けれど、グループの皆さんがいたから、一歩踏み出せた。一人言じゃ、だめなんです(私の場合)。 もしかして、このブログもそうかも。今年になって、ふと思い付いて書き始めたブログ。特に始めて3ヶ月位は、誰かが読んでくださるかも…という意識が全くなかった〜💦本当に一人言のつもりで書いていました。 でも、やっぱり無意識では、誰かに向かって書いていたんだと思います。一人言だったら、あんなに気持ちが引き出されなかったんじゃないかな…。 うーん、うまく表現できませんが、聴いてもらえること、読んでもらえることって、本当にありがたいなぁ…と思います。そして、そう思えることを、とても幸せに感じます

  2016.05.26

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  真琴たちもやっていたよね、10秒ジャンプ

  去年の7～9月は、TV『表参道高校合唱部』にどっぷりはまっていましたTBS金曜夜10時枠。ここ何年かに見たドラマの中でも、私の中でダントツ1位に大好き～主演は芳根京子ちゃん。瑞々しい透明感があって、その表現力の自然で豊かなこと…一気に魅せられてしまいました芳根京子ちゃん。今秋からは、NHK朝の連続テレビ小説『べっぴんさん』のヒロイン✨楽しみだなー他のメンバーも、みんなの歌声も、ストーリーも、全部全部大好き高畑淳子さん(校長役)の深くて包み込むような歌声、何度聴いても涙が出る～💦合唱部のメンバー、女の子も男の子も、どの子もキュンドラマで使われた合唱曲は「Over Drive」JUDY AND MARY「TRAIN - TRAIN」THE BLUE HEARTS「心の瞳」坂本九「ハナミズキ」一青窈「恋しくて」BEGIN「何度でも」DREAMS COME TRUE他、多数。主題歌、Little Gree Monsterの「好きだ」も良かったなー。ドラマ中の名言～「地球にはハーモニーが必要である」。『表参道高校合唱部』のことは、好き過ぎて書き始めたら長ーくなるので、また今度で今日、書こうとしたことを思い出しました💦それは、ドラマの中で主人公の真琴たちがしていた「10秒ジャンプ」✨へこんだときに10秒間ジャンプすれば元気が出るという、真琴が祖父(平泉成)から教えてもらった、おまじない。まっすぐ前を見つめて、無心にピョンピョン。合唱部の仲間にも広がり、みんなでピョンピョンしたり昨日、何年かぶりにスキップしたら、10秒ジャンプのことを思い出しました。跳ねて弾んでいたら、心が本当に軽くなる～今までは、そんなことで気持ちをごまかしちゃいけない、みたいな妙な頑なさが自分の中にあったのかも～。でも、心地良くない気持ちを、そんなにじーっと後生大事に抱えている必要なんて全くないんだし体の賢さに、もっと委ねてしまっていいんだなー。これからは、スキップでも10秒ジャンプでも、どんどんいたしましょうスエッコ君が不登校だった時は思い付きもしなかったけれど、一緒に(or 一人で)スキップしたり10秒ジャンプするのもありだったんだなぁ。原種チューリップの種。球根だけでなく、種でも増えます。

  2016.05.20

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  スキップおばばになりたい～心と体の声を聴く～

  ＊＊＊＊＊人の体って完全に緩めるとこんなに柔らかだったんだふわっと軽くて驚いた心もきっと同じだね＊＊＊＊＊水面に小石を投げると静かに遠くまで波紋が拡がるでしょ私たちの体も同じなんだって体の一部をそっと揺らすとね柔らかな波動が体全体に拡がっていくよ＊＊＊＊＊何年もスキップするのを忘れていた思い切ってやってみたら楽しいのなんのもうやめられないねわたしゃ今日からスキップおばば＊＊＊＊＊五行詩というものがあると知り(五行で書く…までしか今は知らないのですが💦)、ちょっと書いてみました～。今日は、貴重な学びの一日でした。上に書いたのは、今日学んだこと & 思ったこと公園の竹林左～筍が細長ーく伸びていてビックリ小学校高学年の子どもみたい真ん中～筍から竹に変身中。中学生？右～この時期の竹林。竹あり、筍あり、筍竹(？)あり

  2016.05.19

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• 茶道のことを「ちゃどう、ちゃどう」って言っとったんだけど

  昨日のブログの続きです。 父の耳掃除をした時、右耳は普通にできたけれど、左耳をしようとしたら、むむ…やりにくい💦もっと顔を右に向けてーと言っても、なかなか右に傾かず… ピーンときました。こりゃあ、TVばっか見てたなー。病室のベッドの左側にTVがあるのです。今、お世話になっている病室のTVは、TVカードなしで見られるタイプ。まぁ、寝たきりで暇だし、仕方ないですねー。 ずっとTV見ながら左ばっかり向いていたら、首が凝っちゃうよ～、自分で時々首も動かした方がいいよ～と言ったら、そうだねぇ、気が付かなんだ、と言っていました。TVも、座って見たりできるようになるといいね、お父さん…。 そうこうしながらTVの話になり、父が「この前、TVでアナウンサーが茶道のことを『ちゃどう、ちゃどう』って言っとった」「普通だったら、誰か紙に書いて教えるとか、他の人が言い直すとかするがなー」「10回ぐらいは言っとった」「あれって本当は『ちゃどう』だったんか、よーわからんくなった」。 へぇー、そうだったのー。そりゃ、びっくりだったよねー。 大丈夫だよ、お父さん。「さどう」で合ってるよ！ 「そうだよなー。どうなってるんだかなー？」 そうだよねー、どうなってるんだかなねー？ お父さん、アナウンサーよりすごいじゃん！と言って、二人で笑いました 「聴く」というのは、相手の言っていることを、なるべく正確に聞くことだと思っていました。 以前の私なら、「どの番組で？」「本当にアナウンサーが？」「1つの番組で、そんなに何回も？」etc. いろいろ聞き返していたと思います💦でも今は、そういう具体的なことは気にならなくなり…。 「ちゃどう」？どうなってるんだかなー？それとも自分が間違ってる？…と思った父を聴ければ充分だよねー 父と携帯で話していると、時間が経つにつれ、だんだん声が遠くなっていきます。多分、携帯を持っている手が疲れてくるのだと思います。でも、話したいことがいろいろある父。 私は、うんうんと聴いています。聞き取りにくくても、聴いている実感がある…これは、とっても幸せなことなんだろうなぁ、と感じます。 以前のブログにも書きましたが、子どもの頃から、ずっと遠い存在だと思っていた父。 結婚してからは実家に行くのは年に一度ぐらいだったし、スエッコ君の不登校の頃はまったく行っていませんでした。 あれやこれやがあって、しんどいと思ったこともあるけれど、うんうんと人の話を聴けるようになって良かった～。まだまだ、聴けないときも少なからずですが、人生これから！(笑) 追記：後で調べたら、茶道は「さどう」「ちゃどう」どちらも可なんですね。へぇー、知らなかったなー。気になったことを調べるのは、やっぱり面白い

  2016.05.19

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  尖足ケア～フートボード～

  先週末、入院中の父に会いに行き、あれっ？と思ったことが2つ。 その1～ベッドの柵(足元の)に足が付きそうになっている。まさか背が伸びた？！いやいや～💦 あぁ、ベッドの上半分が少し起こしてあるから、ちょっと下の方にズリ落ちた？まぁ、それもあるけれど…ともう一度見たら、おっと、足の先がバレリーナのようになっている～ 自宅に戻ってから調べてみたら、「尖足(せんそく)」と言うそうです。 尖足になる原因はいくつかあるようですが、父の場合は、やはり寝たきりになり足首をあまり動かさなかったせいか…。 足首を動かさず、伸ばした状態が続くと、足首の関節の稼働範囲がどんどん狭くなり、ふくらはぎの筋肉も柔軟性を失う。やがて足首が伸びたまま固まった「尖足」になる。 「尖足」になると、足の裏が床に付かず、足で体重を支えることが難しくなる。 足の裏にクッションか何かを当てて、うまく足首を曲げた状態にすればいい？でも左足は、「尖足」プラス「がに股」になってるし…。 そんな中、調べていたら、いいものを見つけました。フートボードという製品。 寝ているときに、足に装着します。早速、実家に配送してもらうようネットで注文しました。 今週末は、実家に行けるかなぁ？行けなかったら、妹に説明して、病院に持っていってもらおうかな。 実際に使った様子を、またアップしたいと思います。 こんな時間になってしまった～💦続きは、また改めて書きます。おやすみなさい～☆

  2016.05.18

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  実家から帰る新幹線の中で…

  ただ今、実家から自宅に帰る新幹線の中。入院中の父は、今朝からまた発熱し、血圧も低下。酸素吸入と抗生剤と水枕のお陰で、午後からは随分楽になったようでした。 水枕って直接熱を下げる効果はなくても、気持ち的には効果大！ですよね～ 今日は院長先生とお話でき、今の父の状態について説明していただきました。よく診てくださり、本当に有難いです。 病室のドアの横(廊下側)に、綺麗な造花が飾られていました。自分の病室だと父がすぐわかるように、前に看護師さんがプレゼントしてくださったそうです。また先月末から寝たきりになってしまい、今は廊下に出ることができない父ですが、優しいお心遣いに、ただただ感謝です…。 いつものように、父の耳掃除と手足の爪切りをしました。そうしたら、爪にヤスリもかけてくれんかなぁと言われ…。ガサツな私は、自分の爪にも幼き頃の子どもたちの爪にも、入院してからの父の爪にも、ヤスリって使ったことがなく～💦 確認はしなかったけれど、もしかして看護師さんに、そこまでしていただいた？ヤスリをかけながら温かな気持ちに…私も、多分、父も 一昨日ブログに書いて、ちょっと心が軽くなったのかな、母とも心地よい感じで過ごせました～体力的には少々疲れたけれど、気持ちはフンワリ… 実家の庭の花たち。 左上から順に、 シラン(紫蘭)～とても丈夫な宿根草。日向でも半日陰でもOK。乾燥にも過湿にも強い。 アマリリスのつぼみ～今度、実家に行った時には咲いているかな カトリソウ～蚊は、この葉っぱの香りが嫌いで寄ってこなくなるとか…。本当か？この香り、私は入浴剤にしたいような爽やかな香りだと思うけどなー。 カエル君 & スズランの葉～父が早く家にカエルことができますように…！カエル君のバックは、スズランの群生。花は終わったけれど、斑入りの葉が涼しげ。 スズラン、大好きです～。フランスでは5月1日に、愛する人や大切な人にスズランを贈る習慣があるとか。贈られた人には幸運が訪れるそうです誰かの幸せを願う気持ちが込められた花

  2016.05.15

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  朝の気付け薬～かめおかゆみこさんの日刊「今日のフォーカスチェンジ」～

  3週間程前から、毎朝の楽しみが増えました～かめおかゆみこさんの完全日刊メールマガジン「今日のフォーカスチェンジ」✨私のお気に入りブログにも登録してありますが(かめわざ快心塾楽天スポット)、メルマガ登録すると毎朝配信されます。本当に完全日刊！このところ自律神経が今一歩で、特に朝はしんどいー💦朝の台所仕事は足を交差させて立って(友人に教えてもらった)、ついでにお尻の穴をキュッと締めて(自分でアレンジ～)、フラフラするのをなんとか抑えてやっています💦そんな中「今日のフォーカスチェンジ」は、毎朝の気付け薬！今日のメルマガ『平和な気持ち、平和な時間』も、そうだなぁ、本当にそうだなぁ…と思いました一部、抜粋してご紹介させていただきます。＊＊＊＊＊＊＊相手が安心して、あなたにこころをひらいて、素直な想いを、そのまま伝えたくなる。あなたも、あれやこれやアドバイスなんかせずに、相手の気持ちを、まるごと包み込むように受けとめる。ときには、ともによろこびあったりして、共感の磁場をつくりだす。そこまでいったら、もう、ことばも必要ないんです。ただ、いるだけ。ただ、いるだけで、あなたは、相手にとって、かけがえのない存在になっているんです。＊＊＊＊＊＊＊スエッコ君が不登校だった時に、親のあり方として「黙る」があることを知りましたが…難しかったです💦できるだけ口出しは控えようと思いました。ただ、どうしても自分がしている「黙る」が冷たい感じがして、不安でもありました。ここに書かれているような温かい「黙る」をイメージできれば良かったなぁ。フォーカスチェンジ…誰でも、その時々で無意識に何かにフォーカスしているんですね。もし、その状態が心地よくないと感じるなら、自分でフォーカスチェンジすることもできる…！毎朝、気付きがもらえて元気になれる、楽しみなメルマガそういえば写真を撮るときって、自然に何を撮るかフォーカスしていますねー。今の自分がフォーカスしたくなるのは、「温かさ」とか「けなげさ」とか「きれいだなーと思うもの」？泳ぐのが大好きな我が家のワンコと、ワンコに負けず楽しげな息子(笑)。砂紋 & 海辺の砂地に咲くハマヒルガオ 昨日途中まで書いた後、バタバタしていて、アップするのが今になってしまいました～💦

  2016.05.14

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• 肝っ玉母さんの呪縛

  自分、このブログの中では「明るくドライ」の反対です。できれば、深く潜ってみたい 日常生活の中では、そうそう「明るくドライ」から外れることもできない。でも、そうじゃない自分も大切な自分 普段話せることは取り立ててブログに書こうと思わないので、やっぱり深く潜りたくなります。 というわけで、今日は「肝っ玉母さん」について。「肝っ玉母さん」というフレーズが、とても苦手です。スエッコ君の不登校時、あちこちで「母は、どーんとかまえて」とか「肝っ玉母さんを目指そう」とか「母は笑顔で」という言葉を目にしました。しんどかったー 結局、今に至るまで、肝っ玉母さんにはなれていません。すぐ揺れます。 それでも3人の息子たちは、なんとかかんとか、やっています。母が「肝っ玉母さん」であろうとなかろうと、大丈夫、なんとかなる。 思い返せば、私の母は常に「超肝っ玉母さん」でした(現在完了形)。いつも、全く揺るがない。体重の8割は「肝っ玉」じゃないかと思うほど！ 私が幼稚園に入ってすぐの頃、クラスの懇談会で担任の先生が「この組に太陽を黒く塗っているお子さんがいますが、こういう子は気を付けた方がいい」と言ったらしく、それが正に私のことだったそうで💦 でも「超肝っ玉母さん」は全然揺るがなかったらしいです。 「学校出たばっかの若い先生が何言ってるんだ(笑)と思ったわ」「あんたに聞いたら、赤いクレヨンがなかったからって言ってたよ」「子どものことは、親が一番わかっているんだから」 私が大人になってから、母に聞いた一連の出来事。はぁ～、母らしいよねー。私は妹と二人姉妹です(3才違い)。私だったら、長子がそう言われたら、絶対揺れまくったはず💦親になって数年で、よくそんな肝っ玉母さんになれたなー、私の母 それに、妹が生まれたことは、私にとっては大きな出来事だったんだよ、お母さん。 母は「超肝っ玉母さん」だったし、「いつも笑顔」だったし、「常にどーんとかまえて」いた。けれど、私は辛かったんだよ。 今の年齢になって母が変わることは、まずないように思います。変わるかもしれないけれど、それは私の預かり知らぬこと。 私は私で、ヒョロヒョロ揺れながらやっていきますね。Good-bye～私の中の「肝っ玉母さん」。

  2016.05.13

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• 今、出来なくても 焦らないで 慌てないで～My ANSWER～

  子どもが普通に学校に行っていた頃は、「お弁当作り、たまには休みたいなぁ」「なにー！この洗濯物の山！思春期男子の汗臭い体操服、勘弁してー」「週末の朝ぐらい、ゆっくり寝ていたいのにー」etc. ぶつぶつ呟くこともありました💦 頑張っている子を応援することが、どんなに簡単で幸せなことなのか、全然わかっていなかったなぁ…。 頑張れなくなっている子を応援する(＝見守る)ことは、私にとっては、とてつもなく難しかったです…。 でも難しかったけれど、振り返ってみたら、やっぱりそれも幸せなこと…(最近になって、やっとそう思えるようになりました)。 中学で2年半不登校だったスエッコ君。高校入試直前に ♪今できなくても焦らないで、慌てないでぇぇ♪ と歌っていて、おいおい、入試直前のテーマソングがそれかーい！(笑)と兄たちに突っ込まれていました。私は知らなかったのですが、TVアニメ「NARUTO」のエンディング曲だったんですね。 当時は私も思わず笑ってしまいましたが、最近になって曲全体を聞いて、じーん…。スエッコ君…。 ♪My ANSWER♪～SEAMO～ 今、出来なくても 焦らないで 慌てないで 君のマイペースで 自分信じて ゆっくり行けばいい この世は一筋縄では いかない それは何故なら 神様が作った テストだから難しいんだ 文系？理系？むしろ道徳 君ならこれをどう解く？ これは まるで人生 だから打ち込む真剣に 僕らは悩む 迷う 何度も自分に問いかける 1つじゃない 答え探し がむしゃらに追いかける 今、出来なくても 焦らないで 慌てないで 君のマイペースで 自分信じて ゆっくり行けばいい 空よ 海よ 君も同じように悩んでるのかい？ 風よ 太陽 君も人知れず泣いているのかい？ 恐れる事はないよ 失敗 その次が勝負 We fight！ 傷だらけの答案が 生きた証 そうなんだ 恥をかいても 消さないで 使わないでケシゴム むしろ1つ1つの思いをねじ込む 僕らは悩む 迷う 何度も自分に問いかける 1つじゃない 答え探し がむしゃらに追いかける 今、出来なくても 焦らないで 慌てないで 君のマイペースで 自分信じて ゆっくり行けばいい 白紙の紙に 未来を書きこんで そのペンで 点を線で 結ぶ 君だけの アンサー 未来の僕なら 今の僕に 教えてあげられる 君の努力が自信に 変わる時まで 追い続ければいい 今、出来なくても 焦らないで 慌てないで 君のマイペースで 自分信じて ゆっくり行けばいい 当時は口数が少なくなっていたスエッコ君。何を思っているのか、よくわかりませんでした。 今、この歌詞を書きながら、涙もろいオババは、またジワッ…と来てしまいました💦親は、本当に口出しする必要ないんですね。スエッコ君、心の中でいろんな歌を歌っていたんだろうな…。 1月22日のブログ「金色のサナギ～オオゴマダラ～」は、不登校の頃のスエッコ君をイメージして書きました。 「オオゴマダラ」というチョウのサナギは、本当にピカピカの金色です。不登校の渦中には、とてもじゃないけれど金色のサナギだなんて思えなかったー💦スエッコ君が楽しげに高校に通うようになって9ヶ月も経ったあの日、ふと沖縄で見た金色のサナギが思い浮かびました。 言葉を尽くして伝わることもあれば、文章ではなく、音楽や心に浮かぶイメージでしか表せないこともある…。 そして、ただ側にいることでしか伝えらないこともある気がします…。

  2016.05.11

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• 涙もろいオババ～にじいろ～

  NHK連続テレビ小説「花子とアン」の主題歌だった「にじいろ」。歌詞が聞き取りにくいとか言われていましたが、私は好き ♪にじいろ♪～絢香～ これからはじまるあなたの物語 ずっと長く道は続くよ にじいろの雨降り注げば 空は高鳴る 眩しい笑顔の奥に 悲しい音がする 寄り添って 今があって こんなにも愛おしい 手を繋げば温かいこと 嫌いになれば一人になってくこと ひとつひとつがあなたになる 道は続くよ 風が運ぶ希望の種 光が夢の蕾になる なくしたものを数えて 瞳とざすよりも あるものを数えた方が 瞳輝きだす あなたが笑えば誰かも笑うこと 乗り越えれば強くなること ひとつひとつがあなたになる 道は続くよ La la la la la la la la la… これからはじまるあなたの物語 ずっと長く道は続くよ にじいろの雨降り注げば 空は高鳴る ちょうど1年前の今頃に口ずさんでみたら、どうしても途中から涙が溢れて、歌い続けられませんでした💦 中学で2年半不登校だったスエッコ君が、高校入学後は本当に眩しい笑顔で登校するようになり、私自身いろいろな思いでいっぱいだった頃でした。 昨日車を運転しながら、久しぶりに歌ってみたら…やっぱり涙が出てしまうー💦1年前とは、だいぶ違う感じだけど、何の涙かなぁ？涙が出るツボが前とは変わっていて、「手を繋げば温かいこと」のところがヤバいです💦 よくわからないけれど、温かい涙…。 自分では気が付かなかったけれど、私って元々泣き虫の子どもだったらしく💦 幼稚園の卒園間際に、担任の先生が「この組で一番よく泣いたのはMちゃんだったね～」と言うのを聞いて、そうだよね(笑)と思った私(Mちゃんは、私の一番仲良しだった子)。 でも先生が「次によく泣いたのはDちゃん(←私)だったね」と言ったのでビックリそんな、まさか！でも言われてみれば、Mちゃんが泣いているのを見ると、自然に自分も涙が出ちゃっていたような… この時のことがショックだったのか、その後小学校～高校では全く泣かなかったなー。大学以降は、多分人並み。そしてスエッコ君の不登校1年目は、また全く涙が出ず。その後は、今に至るまで涙腺ユルユル～。 まぁ、涙がカラカラよりは涙もろいオババでいいかーと思う今日この頃… これからはじまる私の物語♪

  2016.05.10

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• 【5/10に大きく加筆】アティテューディナル・ヒーリング

  アティテューディナル・ヒーリング(AH)のグループに参加しました。 ＊＊＊＊＊＊＊ 「アティテューディナル・ヒーリング」とは、「こころの姿勢」(アティテュード)を自ら選ぶことによる「癒し」(ヒーリング)のこと。 健康は「こころの平和」と定義され、こころの平和を得るために「怖れ」を手放すプロセスがアティテューディナル・ヒーリングである。 『怖れを手放す』(水島広子著、星和書店) p.96「中心となる考え方」より一部抜粋 ＊＊＊＊＊＊＊ ＊＊＊＊＊＊＊ グループの中では、「聴くこと」に意識を集中します。開かれたこころで人の話を聴くことや、お互いに支え合うこと、評価を下さずに人の話を聴き自分の話をすることを実践します。 グループで話したことは全て秘密厳守です。これは、グループを安全で信頼できる場にするために重要なことです。 同書 p.60「アティテューディナル・ヒーリング・グループのガイドライン」より一部抜粋 ＊＊＊＊＊＊＊ AHグループでは、話をした人に対してコメントやアドバイスはしません。 その他いろいろ特徴がありますが、AHに関心を持たれた方は、どうぞアティテューディナル・ヒーリング・ジャパンのホームページや『怖れを手放す』をご覧ください。 AHグループで「コメントやアドバイスをしない」といっても「聞き流す」とは全然違って、話していると、本当に聴いてもらっている実感があります。一人言を言っているのではなく、グループの皆に確かに聴いてもらっている…。 AHグループで話されたことについては一切口外できませんが、私自身は、このブログ(アクセス・フリー)には書きづらいことを話せました。 今までに、それほど何回も参加したわけではなく、メンバーも毎回変わりますが、私にとっては本当に大切な場です。 今回は久しぶりの参加でしたが、不思議な感覚を味わいました。人の話を聴くことと自分の心の声を聴くことは、正に表裏一体なんだ…という感じ？ うーん…自分の中で上手く言葉にできたら、また改めて書きたいと思います またAHグループでは、話し終わった人はカード(全19枚)から1枚引いて、それを声に出して読みます。カードを読んで思うことがあれば、簡単に皆に話します。 各々のカードに書かれている内容は、『怖れを手放す』p.163～167に記載されています。 今回、カードのセットを購入したので、昨夜寝る前に1枚引いてみました。裏返しにして、よーく切ってから1枚。引いたカードをご紹介します。 ＊＊＊＊＊＊＊ 私に見えるのはあなたの光だけ。 そしてそれは 私の中の光の反射なのだ。 ＊＊＊＊＊＊＊ 涙が出そうになりました。 この1枚だけは、本に載っていない特別なカード。他のカードには、もっと長い文章が書いてありますが、このカードだけは短い文。 そして、私の心が一番震える(一番好きな)カード。 あなたの中に光が見える。 それが見えるのは、私の中にも光があるから。 鼻の奥から涙がじわっと出そうになります…。 AHグループに出会えて良かった…✨

  2016.05.09

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  何故こんなに振り回されてしまうのかと思っていたけれど～作用・反作用～

  子どもたちだったり、夫だったり、親だったり…身近な人のあれこれに、どうしてこんなに振り回されてしまうんだろう？と思っていました…。 若い頃は、自分のことだけ考えていれば良かった。けれど結婚し、子どもたちが生まれ、いつしか親も歳を重ねて身体も弱ってくると、しょっちゅう誰かになんだかんだがあり、そのたびに自分が余りにも振り回されている気がしていました。 はー、疲れる～💦 でも、まぁ家族って、こういうものなんだろう、ちょっと違和感はあるけれど…と思っていました。 で、今日、思い出したのは、マンナカ君の保育園の運動会(むかーしのお話💦)。親の競技の「台風の目」に参加しました。 長い棒を数人で持って走り、折り返し地点で、私を支点にして棒を1回転半させて帰ってくる。 それだけなのに、なぜか力ずくで2回転近く棒を回してしまった～💦今と違ってスリムだった自分のどこに、あんなバカ力があったんだろー？思いっきり棒を回転させ、チームの皆さん(含む、お父さん)を驚かせてしまいました💦 あー、もしかして自分って、いつもそうだったのかも！…と思いました。 台風に巻き込まれているのではなく、実は巻き込んでいた？周りに振り回されているのではなく、周りを振り回そう(思いどおりにしよう)としていた？ 以前、少しですが合気道を習ったことがあります。自分で思いっきり力を出すのではない。相手の力と争わずに、相手からの攻撃を無力化して制す…不思議な感覚でした。 作用・反作用、という言葉も浮かびました。思いっきり振り回そうとするから、思いっきり振り回される感じになるのか…？ 「台風の目」と「合気道の技」のイメージを、もう少し自分の中に転がしておこう…。イメージから何かが生まれるかも。 「ポジティブ思考で何かをイメージする」のではなく、「 イメージの中から、思いもしなかった何かが生まれる」。イメージの力は、無限大∞ スエッコ君が不登校になった時に、それどころじゃない気持ちになり止めてしまった合気道。また始めたいなぁという思いがムクムクと湧いてきました ピンク系の野の花たち

  2016.05.08

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  十数年かかって、やっと螺旋階段を一回りしたのかもしれません～鳥山敏子さんへ～

  誰にも、忘れられない出会いというのはあると思います。私にも、あの時出会えて本当に良かった…と思う出会いがいくつもあります。 鳥山敏子さん…天に召されていたことを存じ上げませんでした。 十数年前にワークショップで初めてお会いしたときのことは、今でも鮮明に覚えています。 といっても、覚えているのは自分が話したことと、鳥山さんが言ってくださったことだけ。それ以外のことは全く思い出せず…💦 あの日、自分の心の中で、しっかり閉じてあった何かの蓋が少しずれた感覚は忘れることができません。 鳥山さんには、その後、何度かお会いする機会に恵まれ、いろいろな種を蒔いていただきました。 けれど、しばらくして距離的に離れてしまったことをきっかけに、自分自身、いつのまにか違う方向に進んでいたように感じます…。 今から思うと、あの時は、あれ以上は無理だったのかなぁ。無意識ではあるけれど、できれば気付かずに済ませたい気持ち(怖れ)が自分の中にあったんだと思います。 十数年かかって、知らないうちに螺旋階段を一周していた？とっても緩やかな螺旋階段を、ぐるりと一回り？ 鳥山さんに出会えたことに、心から感謝しています。ハジメテ君は、この春から社会人になりました。 今日のハジメテ君 & 我が家のワンコです。面影ありますでしょうか？こんな大人に成長しました 途切れ途切れだった過去の経験が、最近になっていろいろ繋がってきて、自分でも驚いている今日この頃…。

  2016.05.07

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  自然に口ずさんでいる歌～5月～

  たくさんの野の草が、花を咲かせる5月 たいていは小さな花で、ゆっくり歩いている時や立ち止まった時にしか気付かない花もあったり。 でも、その小さな花たちをよく見ると、そこにあるのは、ただただ完璧な美しさ✨とても「雑草」なんて呼べないなぁ…名前はわからないけれど、きれいだなーと思います。 こんな5月に私が自然に口ずさんでいる歌は、『野に咲く花のように』。 ♪野に咲く花のように♪ 野に咲く花のように 風に吹かれて 野に咲く花のように 人を爽やかにして そんな風に 僕達も 生きてゆけたら すばらしい 時には 暗い人生も トンネルぬければ 夏の海 そんな時こそ 野の花の けなげな心を 知るのです 野に咲く花のように 雨にうたれて 野に咲く花のように 人を和やかにして そんな風に 僕達も 生きてゆけたら すばらしい 時には つらい人生も 雨のちくもりで また晴れる そんな時こそ 野の花の けなげな心を 知るのです 今日は風の強い一日でした。 元気に泳ぐ鯉のぼりを見ながら、そうか、風当たりが強いなーと感じる時は、この鯉のぼりをイメージしよう！とふと思いました。 強い風に抗うのではなく、その力を借りて気持ち良く泳ぐイメージ。 明日は端午の節句…良い一日でありますように。

  2016.05.04

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• 温かな病室

  入院中の父 具合が良くないらしく けれど体調的に 実家まで行くのが大変で 妹が今日と明日 病院に行ってくれるから 心配し過ぎないように まずは自分の身体を整えよう 大丈夫、大丈夫 言葉は力 気持ちは届く 不安になったときは 心配するより 信じましょう たくさんの人の温かな思いが 父の病室には満ちているのだから

  2016.05.01

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