ダブルの小部屋

　　いよいよ太陽系の惑星の議論に決着が付きそうです。

　　　　　　　　太陽系の第１０惑星を認定するのか！？　

　　　　　　　　はたまた、冥王星が惑星からはずされ８惑星になってしまうのか！？


　今朝の東京新聞に記事が載っていました。この１４日からチェコのプラハで開催中の、国際天文学連合（ＩＡＵ）で、惑星の定義が話し合われるという。ＩＡＵは世界の天文学者で構成されていて、恒星、惑星、小惑星、その他の天体に対する命名権を取り扱っている国際組織だそうです。上記問題は天文学者によって意見がまちまちで、太陽系の外周あたりの観測が可能になった数年前から色んな発見があって、議論が絶えず、曖昧なままだったようです。


　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　東京新聞　８/１４朝刊より


　冥王星は、月よりも　[２００３ＵＢ３１３]　よりも小さい訳ですね。それに、軌道も他の惑星の軌道面から傾いているのです。


　予想される決定は、(１) 冥王星が惑星からはずされ惑星の数は８個になる、(２) 冥王星はそのままで [２００３ＵＢ３１３]　と名付けられている星が第１０惑星と認定される、(３) 冥王星の代わりに [２００３ＵＢ３１３]　が第９惑星と認定される、(４) 今までのまま９惑星、の内のどれかのようです。
　わたしの勝手な願望では、(２) です。そうすると、同時に新惑星の命名が成されるでしょうから、それも楽しみです。１０と言う数は、十進法の１０だし、我々の手の指の本数だし、収まりが良いようにも思います。


　いずれにしても結果は、会議の終わる２４日を過ぎれば発表されるでしょう。


　国立天文台の広報の方も、「百年に一、二回の大きな話題で、教科書が書き換えられることになるだろう」と仰っているそうです。天文学も日々進歩していく訳ですね。
　昔は占星術と一体だったのにね。そうそう、この結果で、世の占星術師がどのように動くかも見ものです。当然、連動して変わって行くのでしょうね。わたしの興味はむしろその方にあります。


＜天文学 ｖｓ 占星術＞　は、つまり　＜現代科学　ｖｓ　精神世界＞　でしょう？


　色々言われているけど、世の中これからどうなっていくのでしょうかね？　何か大きな変化が起きるのでしょうか。例えばこんなニュースを聞いてそんな夢想に思いを馳せます。そんな夏の夜です。