奥秩父・金峰山~甲武信ケ岳・奥秩父主脈縦走路前半
5/29小淵沢9:57=信濃川上10:43(タクシー)=11:15廻り目平キャンプ場11:45…15:00金峰山小屋素泊まり5/30金峰山小屋5:30…6:00金峰山…国師ヶ岳…16:50甲武信ヶ岳…17:20甲武信小屋素泊まり5/31甲武信小屋5:45…破風山…雁坂峠…13:30道の駅みとみ=山梨市駅5月29日~31日で金峰山から甲武信ヶ岳へ行ってきた。長い間行きたいと思っていた念願の奥秩父主脈縦走路、前半だ。まずは金峰山から甲武信ケ岳まで。夕方からの雷雨を心配して信濃川上駅から廻り目平までタクシーで1時間かせぐ。廻り目平から金峰山小屋へ登っていくと、背後に大ヤスリ岩の姿がちょこんと見えた。小屋の営業部長のゆずひこ君がお出迎え。小熊くらいはありそうな大きな犬なのに、大人しい優しげなワンチャン。着くと同時に雨が降り始めた。金峰山小屋の羽根布団に包まって夜中の雷雨を聞く。30日朝、起きた時はガスっていた山〃も、出発する頃には雲海の上に綺麗な姿を見せてくれた。はるか下に瑞牆山、その向こうに八ヶ岳↓金峰山山頂からは瑞牆山、八ヶ岳、南アルプス、遠く中央アルプスが綺麗↓富士山も見えた↓金峰山を下った辺りから国師ヶ岳を過ぎるまで雪がたっぷり。国師ヶ岳では夜に積もった雪でトレースが消えていた。甲武信ヶ岳付近もアイスバーン状態だったけど、山頂には雪はなかった。金峰山小屋のご主人の言葉通り、たっぷり12時間近くかかって甲武信小屋に着いた。甲武信小屋では素泊まりだったのに、着くなりあたたかいお茶を頂いたり、食後に、他の数人の客と一緒にマッコリを頂きながらお花映像の上映会。ザラザラの雪の為か靴下がびっしょり濡れていたので、ストーブで乾かしてもらう。↓まきストーブに乗ってる大きな鉄瓶。住みたくなるくらいに綺麗なトイレ小屋の中には、写真のギャラリー。↓お便所ギャラリー 噂どおりの楽しくて暖かい山小屋だ。泊まってよかった(*^^*)31日は残念ながら朝からどっぷり曇り。奈良から来ていた単独女性が、私達の来た道に興味を示して、金峰山に向うとのこと。なんだか嬉しい。ガスの中を出発。前日の疲れと午後からの天候の崩れを心配して、予定より一つ手前の雁坂峠から早めに下山することにした。小屋を離れると積もっていた雪もすぐに無くなった。キツイ登りを登って、長い下りをだらだら下る。こんなに降りると麓に着いちゃうんじゃないの?と思うくらいに下る。今度は、せっかく下ったのにまたダラダラと登る。そしてまたダラダラと・・・。いつしか、かぶさるように生えていたシャクナゲは消えて、尾根は笹に覆われなだらかな様相をみせて来る頃、雁坂峠に到着。ここから奥秩父主脈に別れを告げて下山。笹の斜面をゆったり下ると道は沢に沿って進む。いつの台風なのか、沢沿いの道は所どころ荒れていた。思ったより時間をかけてやっと林道に出る。なごり惜しいような、ホッとするような・・・。舗装された林道を1時間ダラダラ歩いて、やっと道の駅みとみに着く。ビールとノンアルコールで乾杯!↓道の駅みとみのアイス・何種類あるんだ~(^-^;本音で語り合える気の置けない仲間3人のお陰で、長年の夢だった奥秩父主脈縦走が半分実現できた。秋には後半の雁坂峠~雲取山に挑戦だ♪