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カテゴリ:良寛さんの里へ
「分水良寛資料館」は分水の駅から徒歩十数分にある 前日「出雲崎の資料館」この日、「和嶋」の資料館も見てきた 良寛さんの縁ある所には、資料館がある 良寛さんがいかに沢山の書・詩・俳句等々を残されたかが 目で見ることができる、 ドキドキしながら、感動しながら 見せてもらった 資料館のロビーのようなところから、トントンと言う規則的な音が聞こえてくる 何だろうと思い、音のする方へ行ってみた 若しかしたらこれって「拓本」 そうだと言う返事拓本は見たことはあるが、作るのを見るのは初めて ずーっとただ黙ってお邪魔しないように見せてもらう この日は4人でされていた・・・この4人の男性たちがなんとも言い難い 味のある雰囲気なのだこの方たちの静かな会話と、ゆったりした動き 拓本にマッチしている、まるで絵のようなと言ったら、おかしいのかなーー この地元の人たちで、「良寛さん」が好きで好きでと言う方々 良寛さんの「文・詩・句」等々だけを「拓本」にしているのだそうだ 後で別の方から聞いた話で、この研究会の場所は別に有り、この日場所が空いてなかったので 初めてこの場所で「拓本」作りをしておられたと言うことだった 偶然とは言えない出会いである 二人並んで見せてもらっていたら、 「やってみませんか」と声をかけられた まさかまさかできる筈はないと、尻込みすれば、「大丈夫、教えるから」と言う 二人で目で頷き、一から教わる事になった 一番字数の少ない作品を少しだけやらせて頂いた 何といっても初めてのこと、殆ど無理、そこで皆さんが手を出して下さり やっとのおもいで、1枚づつ仕上げた 我々はその日少ない電車で「寺泊」までゆく約束があり 電車を1本遅らせ、この場を愉しませていただいた、想定外の出会いだったこと、 中身が良寛さんだった事、こうしてこの日も「良寛さん」の存在がそこここに感じられた 帰りに、この作品の他、皆さんが作られた作品合計8枚も土産にと下さった あまりのことに申し訳なく、有り難く、気持ちを頂き、表装して大切に保存しようと 頂いて来た ・・・何となく別れがたい人々であった これには後日談もある・・・後日書くとする 和嶋の資料館前の紅葉が美しかった 皆さんと別れ、分水駅へ行く道すがら大きな「かりん」木があった 家主の方が、カリンを玄関先に置いて、好きなだけ持って行ってと言われた カリンは風邪薬に良いと言われているが、虚空は荷物になるので、残念ながら見るだけ 友人は、スーツケーツに空きがあると行って、少し頂いた 右側の「能登仁旅館」は水上勉さんが、取材の時宿泊した宿 我々もそうしたかったが、この宿「廃業」していた残念 この日の宿は「寺泊」の海のそば、夕食は海鮮物で一杯 とてもよかった・・・大浴場が最上階に有り、これも良かった 良寛さんに会いに来て、毎日ご馳走ばかり食べていると、気が引けて 申し訳なくて、と思いはあるものの、この近辺の宿は、こう言うところが多い 良寛さん御免なさい 覚書 「花の歳月」宮城谷昌光 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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