近所のスーパーで、地元の教育委員会が作成したであろう、公立小・中学校の臨時教員等の募集のポスターを見て驚いた。
今までこのようなポスターを見た記憶がなかったからである。
私が気が付かなかっただけなのかもしれないが、
とうとう教師もパート募集のような形で募らなくてはならない状態なのかと考えてしまった。
今、北海道教育委員会のサイトで調べたら、このページがあった。
公立小・中学校の臨時教員等の募集について
そして、
【事務職員以外の職種について、実際に勤務していただくには、原則として、対応する学校種・教科の教員免許が必要ですが、臨時免許状の授与等により対応できる場合があります】とある。
え、臨時免許状っていうのがあるんだと調べたら、下記のサイトがあった。
教員免許なしで学校で働く5つの方法
私は子どもの教育に意欲のある人が、社会人を経て教師になる人が増えてほしいとは思っている。
しかし、少なくともそれに見合う安定した処遇がなければならないと考えている。
だが、このような形では不安定な臨時職、つまりパートの先生になりやすいだろう。
やはり首を傾げてしまうのだが、教育現場にはこのような先生が量産されているのだろう。
これでは、本当の意味での子どもの個性に向き合った教育は難しいのではないかと思う。
学校が楽しくなくて、辛い場所になる傾向は益々強くなるような気がする。
私の住む石狩管内の募集は次のようになっていた。
小学校…江別市8名、恵庭市7名、千歳市3名、北広島市5名
子どもを大切にするといいながら、何と言うことだ!