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映画「愛を読む人」


2024年06月08日
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テーマ:読書(8230)
カテゴリ:読書
​「異国人たちの江戸時代」森田健司著​

【内容】
江戸時代265年を網羅した初の異国人見聞録本。
数多くのキリスト教会があり、世界有数の美味なパンが売られている……整理された歴史書には描かれない、生々しい歴史の姿が立ち現れる!
◎異国人20名を取り上げ、その人生・時代背景・社会的立場・見聞録の性質を示し、証言を紐解く
◎貴重な図版多数

江戸時代は二六五年も続いた。(…)この二六五年は、全く以って一枚岩ではなく、生成と変化を繰り返して突き進んだ期間だった。だから、ある地域のある時期のある事象を捉えて、江戸時代にそれが一般的に存在したとする言説には、相当に無理がある。(…)日本見聞録によって江戸時代を紹介する書は、数多く存在する。しかし、その多くは、テーマによって章節を設け、その中に複数の人物の見聞録から切り取った言葉を入れ込んだものである。(…)もちろん、それぞれの人物の背景も、紹介はされていることだろう。しかし、見聞録の言葉は、それの書かれた時代と、書き手の環境という文脈を無視して語ることは決してできない。(…)本書は二六五年にわたる江戸時代を、異国人の見聞録によって眺めていく試みである。その点は、多くの類書と変わりはない。しかし、テーマ毎ではなく、その見聞録の書き手ごとに分節した。これは、彼らの人生や、時代背景、社会的立場、見聞録の性質などを意識しながら、紹介したいと考えたからである。
――本書「序」より

【内容目次】

第I部 江戸時代前期 一六〇三~八〇
 ウィリアム・アダムス――漂着して上級武士になった航海士
 ロドリゴ・デ・ビベロ――最強国スペインの曲者政治家
 セバスティアン・ビスカイノ――金銀島発見の夢破れた探検家
 リチャード・コックス――史上ただ一人のイギリス商館長
 フランソワ・カロン――「売れる」日本見聞録を著した野心家
第II部 江戸時代中期 一六八一~一七八〇
 エンゲルベルト・ケンペル――鎖国政策を評価した陽気な医師
 申維翰――人間味溢れる稀代の儒学者
 汪鵬――唐人屋敷での暮らしを楽しんだ風流人
 モーリツ・ベニョフスキー――歴史に影響を与えた誇大妄想狂
 イザーク・ティチング――三度も商館長を務めた日本通
第III部 江戸時代後期1 一七八一~一八五二
 ヘンドリック・ドゥーフ――歴史的事件を鋭敏に切り抜けた愛国者
 ニコライ・レザノフ――鎖国と戦い撃沈した自信家
 ヴァシーリー・ゴロウニン――幽囚となった器量の大きな軍人
 ファン・オーフルメール・フィッセル――蘭和辞書を「盗用」した商館員
 ラナルド・マクドナルド――「楽園」を探した、先住民の血を引く青年
第IV部 江戸時代後期2 一八五三~六七
 マシュー・カルブレイス・ペリー――鎖国の扉を破壊した自文化至上主義者
 ワシーリイ・マホフ――安政東海地震に翻弄された知者
 タウンゼント・ハリス――忍耐強く待ち続けた「開国者」
 ヘンリー・ヒュースケン――「アメリカン・ドリーム」を掴み損ねた好青年
 アーネスト・サトウ――歴史を動かした語学の天才

【著者略歴】
森田健司(もりた・けんじ)
一九七四年生まれ。京都大学経済学部卒業。京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(人間・環境学)。現在、大阪学院大学経済学部教授。専門は江戸時代の社会思想史。著書に、『石門心学と近代』(八千代出版)、『石田梅岩』(かもがわ出版)、『かわら版で読み解く江戸の大事件』『外国人が見た幕末・明治の日本』(以上、彩図社)、『なぜ名経営者は石田梅岩に学ぶのか?』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『明治維新という幻想』『江戸の瓦版』『西郷隆盛の幻影』(以上、洋泉社・歴史新書y)、『江戸暮らしの内側』(中公新書ラクレ)、『奇妙な瓦版の世界』(青幻舎)、『明治維新 偽りの革命』(河出文庫)、『山本七平と「仕事の思想」』(PHP研究所)など、編訳書に『増補新版 現代語訳 墨夷応接録・英国策論』(作品社)などがある。


何かでこの本を知り、図書館で借りた本。
結構な分量があり、他にも借りていた本があったりして、興味あるものをチョイスして読んだので、全部を通読しているわけではない。
でも、なかなか面白かった。
江戸時代は鎖国中だったが、それだけに諸外国の日本への興味は意図に関わらずあったのだろう。
当然、色々な経緯で日本に来た外国人にとっては、自由に日本を旅をできたわけではないが、それだけに「物珍しい国日本」の見聞録が色々と書かれている。
ザックリとした感想を書けば、物の見え方はその人の立場や価値観、人間性で随分異なるのだということ。
読んでいたら、「この人は日本人を猿並みの未開人として見ているな」とか、「素直にこの国を観察し、その良さも認めることのできる人だな」とか、感じ取れるものだ。
つまり、書くものはどんな作品であれ、その人自身の自画像のようなものだとあらためて思う。
同時に、当時の日本側の庶民や幕府の面々の個性も面白い。
意外だったのは、外国人が珍しい時代だとはいえ、庶民は外国人を過剰に怖がることをせず、興味津々で近づいたり、困っているようなら心を込めてできる限りの世話をしたりをしている。
「困った時はお互い様」の精神は、少なくても今よりは力強かったように感じる。
貸出期限が切れるので、全部を読んではいないけれど返却しなくちゃ。





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最終更新日  2024年06月08日 09時03分24秒
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