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カテゴリ:家族・親族
今年は、結構収穫の手伝いに通うことができた。
昨年は、母の容態が悪くなり九月半ばに亡くなったので、あまり手伝いに行くことができなかった。 昨年は鳥の食害で収量がガクンと減ってしまったが、今年は春先の花ぶるいや 暑さが続いたり雨が続いたりで、ベト病や晩腐病などが発生してしまった。 収穫は、それらの病果を取り除く作業が必要なので、なかなか手間がかかる。 毎年、何らかの問題が発生してしまうのだが、それが普通なのだと最近は納得することにしている。 幸いだったのは、10月に入って天気が安定したため、順調に収穫ができたこと。 全国から来てくれた収穫ボランティアの人たちにとっても、北海道らしい秋晴れの中でのワイン好きの仲間達との作業は、楽しいものではなかっただろうか。 最初の頃は、ボランティアに依存するような葡萄&ワインづくりに違和感のあった私だが、 最近はこれが「ワイン文化」なのかもしれないと思うようになった。 ワイナリーに行って、春先からの仕事を手伝うことで、葡萄がどのように成長するのかを確かめ、 収穫時期にはワイワイとその年のブドウの状態や、ワイン談義に花を咲かせて作業をし、 昼食ではその時に収穫しているブドウでできたワインと料理を楽しみ、 収穫後の作業(除梗や仕込み作業)を手伝いで夜まで残った人たちは、 またまたワインと夜食とワイン談義を楽しむ。 それは、息子たちがワインづくりをするようになるまで知らなかった世界だ。 みんなで造った、あるいは自分も関わって作られたワインだと思うと、味わいもまた違ってくるのかもしれない。 ともあれ、私にとっては息子たちがそのような応援団に囲まれて楽しそうに仕事をしていることを見るのが、とても嬉しいことなのだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年10月21日 11時26分00秒
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