読書日記。2
「デルフィニア戦記 1」 茅田砂胡 著なんとなく手にとってみて、開いたページにあった、「せっかく助けた人間に死なれたら、寝覚めが悪い。」だの、「結局のところ、仕方ないから助けてやるか、っていう人間のほうが信用できるんじゃないかな。」だの、ステキなセリフ(笑)に釣られて購入。中身は・・・面白い!! まだ1巻ですけど。。国を追い出され、単身・旅の途中の王子様(凄腕剣士でもあります)が怪しげな集団に襲われたところを、異世界から飛ばされてきた(と思われる)少年(?)が助けます。この少年(?)、異世界から飛ばされてきただけあって、世界の一般常識をほとんど知りません。その割りに、卓越した洞察力・戦術眼で謀略を見破ったり、体格とは不釣合いな身体能力で巨漢を倒してみたり、担いでみたり。反対に、他者より優れすぎていることへの負い目というか、コンプレックスみたいなものも抱えていたり。そんな彼女(あ、ネタばらしちゃった♪)と王子様やその家臣たちによる、愛と友情の(ぇ?)玉座奪還物語・・・の始まり(1巻)。登場人物が多い割りに、描きわけができてるあたりもポイント高いです。中世ファンタジー系のゲームに出てきそうなキャラが多いのも、個人的に○。執事のカーサさんがイイ!という僕はオカシイですか??WA:Fのマクダレンっぽいところが。w今後の展開が楽しみ・・・・って、あまり新しくないシリーズみたいだけど、完結しちゃったのかな~??