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カテゴリ:***** 歴史 *****
にほんブログ村 戦時中の資材不足を補うための金属供出。 その痕跡として、寺院のコンクリート製の梵鐘などをとりあげてきました。 しかし金属供出の象徴といえば、東京上野公園の上野大仏ではないかと思います。 上野大仏は金属供出で体は失われ、お顔のみが残されました。 お顔は公園内の丘(大仏山)の上にあります。 丘の上には祈願塔もある静かな場所。 体を失ったことで、大仏様のお顔を近くで見ることができます。 丘の上は、公園内の喧騒とは別世界。 日常とは切り離された世界があります。 上野大仏は再建されることがなく、今日に至ります。 お顔のみとなった大仏様は、戦争という大きな過ちへの戒めです。 体を失っても、穏やかな表情の大仏様。 自己犠牲の尊さ、上野大仏様は身をもって、 私たちにその意味を語りかけてきます。 【 ピースマーク 】 < ↓ ランキングクリックはこちらから > にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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