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テーマ:美術館・博物館(1559)
カテゴリ:***** 歴史 *****
にほんブログ村 古い写真を整理していると「踏み絵」の写真がありました。 踏み絵も時代とともに、形骸化していきました。 やがて踏み絵は年中行事となり、正月に行われるイベントとなりました。 特に写真の様な「真鍮踏み絵」は奉行所が発注して作らせた 心が込められていない「工芸品」にすぎませんでした。 つまり真鍮踏み絵は信仰の対象ではなく、 これらを踏む信者も負担が軽く、ただの年中行事として参加したと伝わります。 「真鍮踏み絵 キリスト像」 (1669年 長崎奉行所発注、 荻原裕佐作) 「真鍮踏み絵 聖母子像」 (1669年 長崎奉行所発注、 荻原裕佐作) 「真鍮踏み絵 キリスト像」 (1669年 長崎奉行所発注、 荻原裕佐作) 「真鍮踏み絵 ピエタ」 (1669年 長崎奉行所発注、 荻原裕佐作) まさにこれらの踏み絵は、同じ作者の多量製作による工芸品です。 宗教弾圧さえも、年中行事として流してしまう。 日本人のこの”明るさ”が、幾たびもの苦難を乗り越えてくるための 秘訣だったのかもしれません。 【 天空のチーズケーキ 】 < ↓ ランキングクリックはこちらから > にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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