|
テーマ:アニメあれこれ(27199)
カテゴリ:*** 神話・お話 ***
にほんブログ村 鬼滅の刃と、日本の神様の関係を考察したいと思います。 私は鬼滅の刃は原作を読んでいません。 ですから、劇場版・アニメ版をご覧の方ならネタバレもありません。 主人公、竈門 炭治郎。 その名からも、火の神・かまどの神との関連が連想されます。 実際、炭次郎は「水の呼吸」と「火の神神楽」を使って戦います。 なぜ炭次郎は、火と水を使うのでしょうか。 かまど神は民間信仰の神様ですが、 日本神話の火の神は「火之迦具土神(ヒノカグツチノカミ)」。 火の神カグツチは、イザナミから生まれました。 しかしイザナミは、出産時の火傷で死んでしまいます。 妻イザナミの死に怒ったイザナギは、 生まれたばかりのカグツチの首を切り落とします。 そのカグツチの血から、水の神・闇淤加美神(クラオカミノカミ)が生まれました。 火の神から、水の神が生まれたのです。 火の神から、水の神が生まれた理由。 それは、火はあまりに危険で、その制御には水が必要だからとされています。 (各地の秋葉神社には、火の神・カグツチが祀られます) 鬼滅の刃で炭次郎が水の呼吸を使う時、 炭次郎は鬼にさえ、慈悲の刃で対します。 一方で、火の神神楽を使う炭次郎は怒りに身を任せ、 自身の身さえ滅ぼしかねません。 火を扱うには、水の癒しの力が必要なのです。 今、世界は東欧州を中心に、怒りの炎に包まれようとしています。 今ほど、火を治める水の力が必要な時はありません。 冷静に火をなだめ、世界にいやしを諭すこと。 それが私達にはできるはず。 私達は、火の神の恐ろしさと、水の神のいやしの力を知る、 長い歴史を受け継ぐ国の民なのだから。 【 バランスが崩れると・・・ 】 < ↓ ランキングクリックはこちらから > にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[*** 神話・お話 ***] カテゴリの最新記事
|