鬼滅の刃と火の神・水の神
にほんブログ村 鬼滅の刃と、日本の神様の関係を考察したいと思います。私は鬼滅の刃は原作を読んでいません。ですから、劇場版・アニメ版をご覧の方ならネタバレもありません。主人公、竈門 炭治郎。その名からも、火の神・かまどの神との関連が連想されます。実際、炭次郎は「水の呼吸」と「火の神神楽」を使って戦います。なぜ炭次郎は、火と水を使うのでしょうか。かまど神は民間信仰の神様ですが、日本神話の火の神は「火之迦具土神(ヒノカグツチノカミ)」。火の神カグツチは、イザナミから生まれました。しかしイザナミは、出産時の火傷で死んでしまいます。妻イザナミの死に怒ったイザナギは、生まれたばかりのカグツチの首を切り落とします。そのカグツチの血から、水の神・闇淤加美神(クラオカミノカミ)が生まれました。火の神から、水の神が生まれたのです。火の神から、水の神が生まれた理由。それは、火はあまりに危険で、その制御には水が必要だからとされています。(各地の秋葉神社には、火の神・カグツチが祀られます)鬼滅の刃で炭次郎が水の呼吸を使う時、炭次郎は鬼にさえ、慈悲の刃で対します。一方で、火の神神楽を使う炭次郎は怒りに身を任せ、自身の身さえ滅ぼしかねません。火を扱うには、水の癒しの力が必要なのです。今、世界は東欧州を中心に、怒りの炎に包まれようとしています。今ほど、火を治める水の力が必要な時はありません。冷静に火をなだめ、世界にいやしを諭すこと。それが私達にはできるはず。私達は、火の神の恐ろしさと、水の神のいやしの力を知る、長い歴史を受け継ぐ国の民なのだから。【 バランスが崩れると・・・ 】 < ↓ ランキングクリックはこちらから > にほんブログ村