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テーマ:食べ物あれこれ(50366)
カテゴリ:***** 歴史 *****
にほんブログ村 ジャガイモは、南アメリカ大陸が原産地。 そのため、ヨーロッパにジャガイモが持ち込まれたのは 16世紀になってからでした。 寒冷で飢饉が多かったドイツ以外では、ジャガイモの普及は遅れました。 大きな理由は、ジャガイモの調理法を知らなかったからです。 今日では誰もが知るうように、ジャガイモの芽は有毒です。 しかし、当時は王室の調理師さえ、それを知りませんでした。 そのため、エリザベス1世までもが芽を食べて、食中毒になりました。 その結果、イギリスでもジャガイモの普及は遅れました。 度重なる食中毒。 そして魔女裁判が盛んな頃、ついにジャガイモも裁判にかけられました。 「被告ジャガイモは有罪。」 判決はあっさりと下されました。 罪状と刑罰は次の通りでした。 「ジャガイモは種イモのみで子孫を残す。 これは雌雄で子孫を残すという神の定めに反し、 極めて不純で悪魔的である。 よって、火あぶりの刑に処す。」 かわいそうなジャガイモは、今日でも許されていません。 今日もジャガイモは、焼かれ、ゆでられ、油で揚げられて、 人に食われる刑罰に遭い続けているのです。 【 2023年 バカラ うさぎ 】 < ↓ ランキングクリックはこちらから > にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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