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テーマ:花と自然を楽しもう(15580)
カテゴリ:***** 自然 *****
にほんブログ村 調理せず、一番よく食べていた道端の植物は「かっぽん」だった。 美味しいかっぽんは、太い新芽だ。 竹の様に中空の新芽は、手で簡単に折れる。 「カポン」と奇麗に折れる新芽ほど美味しい気がした。 調理は不要でも、若干の加工は必要だ。 簡単に取れる外皮をむしり、奇麗な緑色の茎にかじりつく。 かっぽんの茎が含む水分は、喉の渇きを癒してくれた。 適度なすっぱさも心地良かった。 自動販売機もコンビニも、今ほど身近ではなかった。 もしあっても、子供にはジュース代は高額だった。 かっぽんは子供にとって、ジュースの代わりだった。 近所のオアシスが、そこにはあった。 「かっぽん」の本当の名が「イタドリ」と知ったのは、 ずっと後のことだった。 【 夏限定 】 < ↓ ランキングクリックはこちらから > にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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