|
テーマ:花と自然を楽しもう(15580)
カテゴリ:***** 自然 *****
にほんブログ村 あれは青く晴れた空に、春風に吹かれて桜の花びらが舞う、 まさにあなたのための日だった かつて、まだ幼い僕の手を引いての散歩道、 あなたは僕に花の名前を教えてくれた 本当に、あなたは花が好きな人だった あの春の日、僕は一輪の桜の花を手に、 静かに眠るあなたに別れを告げた 思うより大きく、思うより白い木箱の中に眠るあなた 僕はあなたに、ともに消える桜の花を手渡した きっと届かない声で、僕はつぶやく 「最期に見る花は桜だったね」 あれから何度目の春だろう 桜の花が咲くたびに、僕はあの日のことを思い出す 【 桜 】 < ↓ ランキングクリックはこちらから > にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[***** 自然 *****] カテゴリの最新記事
|