迷子のチョウゲンボウ
工事中の高架下に、迷子のチョウゲンボウがうずくまってた。フラッシュはさすがに可哀想だけど、珍しくて可愛かったので、携帯で好感度撮影。それでもハッキリは写ってませんが…いやぁ~、田舎だなぁ~我が家の周り…ちなみに、チョウゲンボウはタカ目ハヤブサ科の猛禽類です。最初みたとき、ミミズクかと思っちゃいました。勘違いされがちですが、猛禽類は夜行性ではなく、“昼行性”(ちゅうこうせい)。夜は飛びません。警察に保護を要請した人は通報したあと、いなくなってしまってね。心配してそばにいた、バードウォッチング歴8年の中学生と見守ってました。その中学生によると、チョウゲンボウのメスの幼鳥なのだそう。みたところ、怪我はしていない様子。ただ、見たのが夜7時前だったのでね。このまま放ったらかしていいものかどうか...飛んで行かれる時間じゃないのと、工事現場、人の往来も激しい踏切横.....悩んで...ゲージもあるし、保護してもいいですよ。なんて、その中学生とも話をしているところに、警察官がやってきて....保護にきた警察官と相談して、私とその中学生のどちらかが保護をすると申し出たのですが…警察で保護しても2週間でガス室行きになってしまうから、自然の力を信じてこのままにしましょう!人の手が触れるより、このまま触れずおきましょう。人の手から病気がうつっても可哀想だし。元気になれば野生の生き物ですから自力でなんとかするでしょう。と、いうことで、そっとすることにしました。警察官もね。正直、親切な人が犬や猫を保護して警察署に連れてくるんだけど、警察も善人なようで、動物の保護までは正直できないんだ。だから保護するのが正解かどうかはわからない。と、ぼやいてました。保護してあげたいのはやまやまだけれど、犬猫まで食わせられないんでしょうね。ということで、元気で飛んで行く事を願いつつ、後ろ髪ひかれつつ、警察官も私と息子も、その中学生もその場を立ち去ったのでした。元気で翔んでいかれるといいな。**********P。S。先ほど、心配になって現場を見にいきました。外傷がなくとも、具合が悪くて下に落ちていたら....と、心配になってね。チョウゲンボウはいなくなっていました。飛んで行ったのか、誰かが保護してくれたのかまではわかりませんが、落下はしていなかった。元気で飛んで行ったと信じよう。