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■ ドラマ 永久の彼方へ

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2007年01月12日
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カテゴリ:第二章 123 ~ 187 話
.
 数日後、

ザウバー
  「しかし弱ったもんだぜ。
   このオレですらこの公園と、あそこのコンビニコンビニの前で出会っただけだ、探しよう
   がない。」

 こういちと最初に出会った公園の樹木に寄りかかり、謎の戦闘員 数名を引き連れて、途方
 にくれていたザウバー。

ザウバー
  「お前らに探して来いって言ったところで、顔がわからなきゃどうしょうもない。
   判るのはおれだけかよ・・・。 今日で三日目だぞ・・・。」

謎の戦闘員
  「その小僧の学校学校に行って見るとか?」
ザウバー
  「けっ、もっと頭使えよ。
   今は学校学校が夏休みでやってねぇってこと知らないのか・・・?」
謎の戦闘員
  「は、はぁ・・・そっか・・・・」

ザウバー
  「この公園に遊びにくる年でもなかろう。
   コンビニコンビニに買い物に来る確率の方が高そうだな。そっちで張るか。
   おぃ、移動するぞ。」
謎の戦闘員
  「サー!」



  ~
    ~


 息を潜めて、コンビニコンビニの近くで待機するザウバー達。

ザウバー
  「あぁあ、隠れてるなんて性に合わないぜ。」

謎の戦闘員
  「寝てる場合じゃないですよ、あなたにしか判らないんですから・・・・」

 ビルの裏で仰向けに横になり、頭に腕を組んで枕代わり。
 そして足を組んで話すザウバー


ザウバー
  「なんだよな・・・・まったく・・・。
   らしき年齢のやつが通ったら教えろ。」
謎の戦闘員
  「サーっ」


ザウバー
  ( にしても、こんなに早く手に入るとは思わなかったぜ。
    このオレ様の秘策、そして野望。 誰も知らぬわ。。。
    実現が早まりそうだぜ。)うっしっし

 何やら、一人でニヤけているザウバー。
 しばらく待つこと一時間。

謎の戦闘員
  「ザウバー様、
   年頃の小僧一人、女の子一人、そしてもう一人の3人がコンビニコンビニに向かって行きます。」

ザウバー
  「ん~? どれどれ・・・・」

 片目を開けて、路地越しにコンビニコンビニに向かって歩いている3人に目をやるザウバー。

ザウバー
  「 !!
   おい、ひらめきビンゴ★だぜ!」

謎の戦闘員
  「するとやつがこういちっすね。」

 もそっと起き上がるザウバー。

ザウバー
  「そうだ、お前ら、よーーく顔覚えておくんだぞ。
   ヤツとは絶対に戦うな。 命無駄にするだけだからな。

   こんなに早く逢えるとはな。 やはり運気はオレに向いて来ている。

   隣のお嬢さんはいつもの連れだ。狙うはあのお嬢さんだ。
   もう一人の方は・・・分らん・・・。」

謎の戦闘員
  「今、無線でコンビニの側に待機しているヤツから、こういちはもう一人に、『姉ちゃん』
   と呼びかけていたそうです。」

ザウバー
  「ほぅ、姉貴か。。。
   よし、お前らはお嬢さんを付けろ。おれは気が進まんのでな。
   で、姉貴はオレが付ける。
   いいか、くれぐれもこういちが離れてから狙えよ。

   本部に『人質を連れて行けるかも』と、連絡だけ入れておけ。

   分かったら行けっ!」

謎の戦闘員
  『サー!』




こういち
  「じぁね、利江ちゃん。」
利江
  「うん、またね。。。」
和恵姉さん
  「今日もありがとう。」
利江
  「いいえ♪ いつでも手伝いますよ~♪」
和恵姉さん
  「それじぁね。」

 3人は二手に分かれて歩きだした。

 一人になった利江。
 利江を遠巻きに 謎の戦闘員 達が後を付け始める。歩く人歩く人歩く人
 そしてこういちと和恵達二人の遠く後ろからは、ザウバーが何食わぬ顔でこっそりと
 付けていた。マラソン


こういち
  「じゃ。」

 何かニタっとしてから手を上げて和恵と別れるこういち。

 
ザウバー
  ( おぃおぃ、うまいじゃないか。。。
   姉貴一人になったか。 益々運気はオレに味方しているなぁ。 )

 ニンマリとするザウバー。



 分かれたこういちは、別のところで待っていたゆうすけと合流していた。

ゆうすけ
  「さて、今日辺りもう一つ潰しておくか。パンチ
こういち
  「いいよ。」


~~~
   ~~~
      ~~~


 戦闘員製造第四工場。
 ここには、今日はスワンが防衛のため待機していた。

スワン
  「あぁ~暇だ暇だ暇だっ!
   小僧共は全然襲ってこないではなかっ!
   その上、戦闘員の緊張感が薄れ始めているし。」

謎の戦闘員
  「は、はぁ・・・」

スワン
  「本当にやつらは、ここの在り処を知ってるのか?
   たまたま研究所と第二工場だけを知り、襲ったのではないのか?

   あ~いまいましい。
   来るなら早いとこ来やがれっ!

謎の戦闘員
  「スワン様、少しは落ち着かれて下さい。
   襲われないに越したことはありません。
   第三工場とも連絡を取っておりますが、あちらも何事も無いようですし。」

スワン
  「第三は兄じゃか。
   二度も小僧と戦うなんて許されんっ!」

 ねずみチュチュ

 床を這う ねずみねずみ を見て、
 突然指を刺し、エレクトリックな放電を放つ!
                  ジリジリ!いなずま  ズボン!

 ねずみねずみは、逃げる間もなく丸こげにどくろ・・・・

スワン
  「小僧共とヤルのは、次はこのオレだっ!




                                 -つづく-




第145話 戦闘開始 へ
 (それは面白い話ですね)





  ※ このドラマはフィクションです。登場する内容は、実在する人物、団体等とは一切関係がありません。

    また、無断で他への転載、使用等を堅く禁じます。





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最終更新日  2020年09月14日 16時56分25秒
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