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■ ドラマ 永久の彼方へ

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2007年01月31日
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カテゴリ:第二章 123 ~ 187 話
.
  ラ~

睦月 涼
  「地震 !? 」
椿
  「今だ!

 椿は揺れに気を取られていた睦月のスキを逃さなかった。
 ローキックの様に蹴りに行く椿の蹴りを、よろけながら飛び上がって避けた睦月、
 椿は待ってましたとばかりに、誘いに乗って空中に避けた 睦月 を左手で逆襟を掴み
 上へ引き上げ、腰を沈め右手拳を まるで空手の正拳突きのように、睦月 のみぞおち
 目がけて鋭く繰り出したっ!
     『 てゃーーー 』 パンチズボ★  ぐほっ

 続けて掴んでいた左手を放し、時計廻りに素早く体を回転させ、
 右ヒジを 睦月 めがけて繰り出す。
     『 おぉーーりゃーーー 』 ズコ★  うぐっ

 最後は睦月の右肩を右手で掴み肘を顎に当ててロック、そして体を押っ付けて強烈な外掛けっ!
     『 これでとどめだっ! 』 ゴスン★★  ぐわっ!  ダッシュドサっ

 受身も取れず後頭部から地面叩きつけられ、さらの喉元も痛打!
 血反吐を吐きながらそのまま完全にダウンした睦月。

 手ごたえを感じた椿、クールに後ろ向きのまま すっく と立ち上がる。
 そして、

椿
  「我が究極の奥義、裏壊牙山(うらはがざん)。」


  ~
    ~

  グラ ~

ザウバー
  「うぉ、何だぁ~」

 バランスを失ったザウバー、かなりよろけた。
  ( く・・・これは、
      揺れてよろけているだけじゃない・・・・
         あの女の蹴りが・・・・
                  今頃効いてきやがったんだ・・・・ )
リツコ
  「 ハィーー!

 そのスキにスピードを生かした前蹴りでザウバーを一蹴っ! ムカッバシっ★ 『くっ
 横回し蹴りで脇を一蹴っ! ムカッズゴっ★ 『うぐっ

 そしてよろけたザウバーに、髪の毛を止めてあった峨眉刺(がびし)を一つ引き抜き、
 ザウバーの右太ももの外側に一瞬で突き刺したっ!
                         左矢印プキュ!雫

ザウバー
  「く・・・・小細工など通じぬわ。」

 片方の髪を長く垂らしながら サッ と離れて対じするリツコ。
 突き刺した峨眉刺(がびし)を手のひらでクルクルと回し、シャキーンきらきら と回転を止めて
 拳套で構えを取った。そして、

リツコ
  「残念ね、その右足、しばらく使えないわよ。」
ザウバー
  「ばかな、こんな針で刺した傷ぐらいで。。。」

 体を起こそうとした時、急に右足の力が抜けて、崩れるように片ひざ姿勢になるザウバー。

ザウバー
 「な、なにっ !! 」

リツコ
  「峨眉拳(がびけん)暗器 峨眉刺、力が抜けるツボに打ち込んだわ。」

 痛そうにわき腹を押さえながら、リツコがつぶやいた。


  ~
    ~

スワン
  「どうだ、思い知ったか。
   オレを相手に勝とうなんて100万年早くってよ。おほほほほほ。。。」

 スワンの高笑いを他所に倒れていた和恵、ニンマリとしながら
 まず両手でゆっくりと身体を起こし、そして次は片ひざ姿勢とソロリ、
 ソロリとスワンの見つめる中、最後には すっく と腕組みをして立ち上がったではないか!

スワン
  「うっ、ば、ばかなっ!びっくり あれをダブルで食らってまだ立ち上がるなど・・・・」

 高笑いから一転、顔が一瞬で青ざめ、唇をワナワナと震わせながら、
 一歩後方に退く姿を見せた。

和恵姉さん
  「100万年~? そんなのまばたきにしか過ぎない年数よ、この地球から見ると。
   でもね、
   100万年ってとても重い年数なの・・・・だから・・・」 ダッシュサッ☆

 話の途中で、素早い動きでスワンの前に立つと、

和恵姉さん
 「軽く口にしないで頂戴っ!」

 言い終わると、右足一本でスワンに高速の往復ビンタを浴びせる和恵!

 『 ハーーーーーーイ!
           バシバシバシバシバシバシバシバシバシバシ★

 そして最後は、見事な太極拳の旋風脚バリの蹴りでスワンを一蹴!
 両手両足が伸びきった姿勢のまま、遠く飛ばされるスワン!

    ムカッズカーーン
              ダッシュダッシュダッシュダッシュダッシュダッシュぐぇーーーーー!


  ~
    ~

ガイザー総帥
  「うちの Spec-01 を軽くいなす少年だ、
   こんなもんではくたばる訳ないよな。」


\ /ズコーーン


 叩き付けられた地面の中から勢い良く飛び出すこういち!

ガイザー総帥
  「はまったな。」

 ガイザーは、握りこぶしを真下に勢い良く伸ばし、 『フン!』
 すると飛び出してきたこういちが、再び空中で捕らえられてしまった。

ガイザー総帥
  「やっと捕まえたよ。
   空中では自慢のスピードが使えないだろう。捕まえるのは造作も無い。
   そしてかわいそうだが、これでお前は終わりだっ! 」

 両腕を下向きにクロスさせると、
 なんということか、見た事もないモノ凄い [気] がガイザーの腕を取り巻き、
 眩しいばかりの黄色い光がその手元から輝きだす。

  と[気]が張り裂けんばかりとなり、周りの空気をも揺るがしている。

 光々と輝き、唸りをあげるその光源の両腕を一端ゆっくりと水平に広げ、

ガイザー総帥
  「食らえ、我が奥義、念動力 ガイザー砲! 」

 掛け声と共に腕を伸ばしたまま正面で左右の拳をぶつけた!

 すると、


            

<=====ズボーーーーン!



 一瞬、真っ白となった後、強烈な閃光と共に黄色い [気] の弾が、
 弾道を残しながら、空中のこういち目掛けて一気に放たれたっ!

ゆうすけ
  「 こういちっ!
椿・リツコ・美咲先生
  『 こういち君!
武藤大介
  「 こういちっ
利江
  「 イヤーーー!

 みんなの視線が、ガイザーの手元から放たれ、
 空中に捕まって動けないこういちに向かって一直線に進むガイザー砲を追う。
 利江だけが見ていられずに目をつぶり、手で顔を覆ってしまう。

和恵姉さん
  「くっ・・・・」 台風ササッ☆




                               『 南流 空撃波 !! 



 ドドォーーーーン!


 『 うわーーーーっ!




 放たれたガイザー砲がこういち目掛けて一直線に突き進み、そしてまばゆい閃光
 を放ち、大音響の破裂音と共に空中で 大爆発 を起こしたっ!

 強烈な波動が大地を揺るがし、辺りの木々や工場の建物、周囲の塀や鋼鉄製の門
 など辺り一面、その爆風に飲み込まれる様に跡形も無くみるみるとチリの様に破壊
 され消え去っていく。




                                -つづく-




第152話 異次元バトル 4 へ
 (あぁ、どーせオレはこんな役回りですよ)





  ※ このドラマはフィクションです。登場する内容は、実在する人物、団体等とは一切関係がありません。

    また、無断で他への転載、使用等を堅く禁じます。





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最終更新日  2021年03月30日 14時32分53秒
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