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カテゴリ:本
「美人の日本語」を買った。今まで、タイトルに少し抵抗があって、手に取らなかったのだが、今日手に取り中を読んだら、即買うことを決めた。
歳時記のような本。 とても美しい日本語が、日付をうって毎日ひとつずつ書いてある。昔の人の表現力の豊かさ、季節を感じる感性、、。宝物のような言葉がたくさんある。 そのなかより 玉響(たまゆら) 玉は、美しい石や、宝石のことです。その宝石がゆれる、ほんのわずか 時間のことを、玉響といいます。 宝石が揺らいだ、ほんの一瞬に放つきらめき。そんなきらめきを残した いと思いながら、生命は、精一杯のいとなみを続けているのではないでし ょうか。~ この本が出版されるきっかけになったのは、メールマガジン。この本の著者、山下景子さんがさがしものをしていて、心に残った言葉を書き留めたノートがでてきたそうだ。このまま埋もれさせてしまうには忍びない気持ちになり、メールマガジンを発行した。 そのメールマガジンの冒頭の言葉 ~日本語には、美しい言葉がたくさんあります。 言葉には、言霊といって、魂があると信じられました。 美しい言葉の切れ端を、たくさん心に集めるだけで、魂が輝きだすかもしれませんね。 誰かに伝えたい言葉、自分の心にそっとしまっておきたい言葉、みんなで味わいたい言葉、、、。 そんな言の葉を、ひとつずつあなたのもとにお届けします~ あとがきより ~回を重ねるにつれて、私自身の毎日が輝きだすような気がしてきました。季節や自然に対する五感が敏感になり、人やものに対する思い入れが深まってきたように思えるのです。~ 美しい日本語をたくさん知って、美しく、暖かい手紙や文章がかける女性になりたい、と思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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