昨日は旧暦の5月15日、稲穂祭
奉納角力(すもう)が天后宮(てんこうぐう)で
行われました。
幼稚園児、小学生、中学生、高校生、一般と
大会は、夜まで続きます。私の息子も高校生
の部で優勝した事があります。
又天后宮は、柵封使全魁・周煌らの乗船が
真謝港外で遭難、一行200人余が島民に
救助されその神佑を感謝して尚穆王の勧進
によって創建されたものでそこには中国の道
教の航海安全の神である媽祖神が祀られて
います。(祀った時がちょうど稲刈りの時分でその
年が豊作だったため農家が喜び稲穂祭をするように
なったとのお年寄りの話です。昔は、稲をブサチ(菩薩)
と言っていたそうですが地元ではここを菩薩堂
(ぶさーどー)と呼んでいます。久米島の稲穂祭は
真謝から始まり各地で角力大会が開かれます。