手術を終えてきて
4月30日(火) 旧暦3月22日 六輝は「赤口」 24日に勇んで本島に向かいました。 眼瞼下垂の手術の為でしたが、「1時間くらいで日帰り手術だから簡単よ、二重瞼ばっちりの目になるわよ」と言う(何人かやった方たちがいて、それを聞いたことのある友人たちの言うには)話しに後押しされ勇んで出かけたわけです。 ところが、とんでもない。確かに1時間ちょいの手術でしたが、手術中は緊張して疲れるわ、麻酔が切れたら痛いわ、頭痛がひどいわ、めまいはするわ、吐き気はするわ・・・ 長女が心配して、わざわざ埼玉から来てくれなければ、一人で島に帰るのはとても無理でした。ホテル1泊で一晩痛みを我慢し、翌日病院で消毒し、吐き気止めの注射も打ってもらって、空港で車椅子を用意してもらい、何とか家に帰り着きました。 長女は、抗がん治療で入院中の妹の面倒を見ながら、合間をぬって私のために来てくれたのです。彼女がいなければこの1週間どうなっていた事やら・・・ 人によって術後は違うんです。このお岩さんみたいに腫れた目を持って行って、「どう?これでも目をぱっちりしたい?」って聞いてみたいものです。 まだ右目の腫れが引かず、右と左が片チンバになっていますが、何とかめまいだけは良くなりました。都合2回の手術と言っていましたので、後1回を思うと気が重くなります。 ただ、確かに左目の隅はよく見えるようになりました。 抜糸をし、完全に傷が塞がるまで、時間がかかりそうです。その間農園に行けないのが気がかりですが、ここは我慢のしどころです。 入院中の娘の抗がん治療1クールめが終了し、たまたま2クールめの合間に私の手術が入りましたので、長女である上の娘が来ることが出来ました。 上の娘には、妹の一切合切をしてもらっていますので、ほんとに申し訳なく思っています。何しろ1クール終了後は病院の決まりで、検査結果によっていったん退院しなければならないそうなので、その引き受けは長女家族しかできません。 娘の容体は、病気のわりに進行が穏やかだそうですから、一時退院があり得ます。長女は昨日帰りましたが、息つく暇もないでしょう。 私が体調を崩せば、みんなに迷惑がかかります。健康で病気をしない事が、私の役目ですから(ただ今回の事は以前から予定に入れてあったことで、やむを得なかったのですが)1日も早く正常に戻る事が先決です。 農園の事は気がかりですが、農園作業のできない分、家の裏庭の植物たちの整理をしたいと思っています。 慰めは、階段に絡んだ我が家のパッションフルーツです。少しづつ実が付き始めました。