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カテゴリ:えび
車エビ 車エビを海外に出荷することになった なんとエビ太郎の車エビが海を越え タイとカンボジアへ輸出されることになった タイやカンボジアはエビの産地でもあるので 何でわざわざ日本から輸出するのだ と思うかも知れないが、かの地にはブラックタイガーや バナメイ種が養殖されており車エビは養殖されていない 車エビには味の良さと、姿形や色合いの良さがあって 日本料理には車エビが欠かせない 車エビの学名は「Penaeus Japonicus」 といって学名に「日本」の名前がついていて 我が国ではよく利用されているエビなのだ 海外の日本料理においても 和食の本来の味が求められるとなると エビでは車エビやイセエビ、アワビではエゾアワビ ということになろう というわけで、日本料理には車エビが欠かせない ところが 海外への輸出には通関手続きや輸送で時間がかかりすぎて 活きたままエビを届けるには不安定さが伴うなので、上の写真のように活エビを海洋深層水で冷やし込み 活きたまま冷凍し、下の写真のように 「冷凍、車エビの活〆」というネーミングで冷凍出荷した
冷凍、活〆車エビ 今回の輸出の前に、サンプルを2.5kg送り 海外のユーザーに試食してもらって、いい評価をいただいた エビ太郎からアピールすることはないか、と聞かれたので 「養殖車エビの方が天然車エビより味はいい」 「養殖期間中、抗生物質等の薬品は一切使用していないので安全だ」 と回答したところ、海外の日本料理屋の料理長からは エビ太郎の冷凍、活〆車エビに高い評価をいただいた 海外の日本料理の高い評価の背景には 「おいしい」と「体に優しい」ということがあるのだと思う ところで 養殖エビの味が天然車エビの味よりも旨い とエビ太郎が自信をもって断言するのは じつはいい原料で作った高価な餌を使っているからなのだ 鯛でもウナギでも餌のコストを考えずにいい餌を 与えて養殖すれば天然よりもおいしい魚ができるのだが 流通価格と製造コストのバランスを考慮すると 天然の魚に軍配があがるようなのだ というわけで サンプルを食味した結果 エビ太郎の主張が通った、ということなのだろう 天然の車エビは味は大味で甘味がたりない これがエビ太郎の評価なのだが、築地の仲買も 同じことをいっていたので、多分この評価は正しい つまり 「エビ太郎の車エビは天然車エビより旨い」 のだ ・・・・・・・ それにしても 海外でエビ太郎の車エビを食べるとなると 高~い値段になるだろうなぁ
冷凍、活〆車エビの出荷 今回の車エビの輸出は日本の商社を通してなされた 輸出量は110kg 初めての試みなのでまずはこれくらいから始めようということだが 下の写真のように発泡スチロールに10kgずつ梱包して 東京の荷受業者にクロネコ便で送った ・・・・・・ 今回の輸出はエビ太郎にとって初体験なのだが ただ単に車エビの出荷にとどまらず 日本の食文化の輸出になるといいなぁ と願っている・・・な~んちゃってね! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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