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テーマ:楽天写真館(356044)
カテゴリ:えび
エビ・蟹類は死ぬと黒ずんでくる これは体液が酸化しメラニンを生成するからなのだが エビが黒くなるとおいしそうには見えないので 大手の取引先から、エビの黒変を防ぐ手立てをしてくれ との要請があった エビ太郎の車えびは活きたまま出荷していたので 一切の薬品は使用しなかったのだが 活〆の冷凍車えびを海外に出荷するとなると エビの黒変防止が必要となる ということで 身体に優しい優れた酸化防止剤をさがしていたら ビタミンC由来の酸化防止剤が見つかった 甘エビの黒変防止にも使用されており 原料がビタミンCならいいかも ということで黒変防止テストを行った 活エビをそれぞれの濃度の溶液で〆た 冷凍保存 各濃度で〆た車えびを数日間冷凍保存し 解凍しながら黒変化の具合を調べた 3時間後の比較 解凍2時間後からに黒変に違いが現れた 一番下の写真は3時間後のものであるが 酸化防止剤使用しない未処理区のエビは 鰓の部分が黒変しているのがわかる これらの結果から エルビットとオキシノン1%溶液に浸すことにより エビの黒変防止に効果があることがわかった ・・・・・・ というわけで 輸出用の活冷凍車えびには これらの酸化防止剤を使用することになりそうなのだが 一般販売の冷凍エビにもその酸化防止剤を 使用するかどうかについては、 これまで一切の添加物は加えない方針でやってきたので、 どうしょうかな? と、酸化防止剤の使用を決断できないでいます みなさんどう思いますか?
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