"仙台 新生児 誘拐に思う”
どうやら捕まった様ですね~ よかったよかった!という前に Babyが無事に見つかって本当に安心しました!丸2日間でしたか?もし ミルクなど上げられてなかったら本当に 最悪の結果だったでしょうね。親御さんたちが 喜ぶ姿が目に見えるようでした。同じ Babyがいる親としてショックで でも 安堵したニュースでした。そして ここで感じたことはアメリカの医療は 本当にバカ高いけど こういう点はしっかりしてるよな~ ということでした。これは 私が出産した病院でのことで 他のところは分かりませんが、多分ほぼどこでも一緒でしょうね。ここアメリカではBabyの誕生のさいに とっても厳しい病院のポリシーがあります。これは 出産だけではないですが、病院にお見舞いに来る人は 必ず 受付を通るようになっています。そして ”Visiter”のタグをもらわないといけません。そうでないと 病院関係者から お叱りを受けます。 まず 分娩室に入ると 来室者は 1度に2人までと決められます。そして Pushの段階に入ると病院関係者を除き一般人の 病室への出入りを禁止だから Pushにはいった段階で病室にいる人が 最後までいることになります。 そして Baby誕生!すぐさま Babyとママ そしてパパに 同じIDナンバーが付いた リストバンドをつけます。そして Babyには もう一つ”Babyjack”といわれる センサーが足首につけられます。このセンサーは もしこのBabyが このセンサーをつけたまま 新生児室 もしくは BirthingCenterをでると 警報がなって 病院中の出口という出口が シャットダウンされる仕組みになっているんです。その仕組みが 導入されてからBabyの誘拐は まだ一度も起こっていないと病院関係者は 誇りを持っていっています。 そして 前者のIDタグですがこれは ナースがBabyを病室に連れてきたり新生児室に連れて行ったりするときに使います。そのどちらの時も IDナンバーの確認そして 時間表に Babyのナンバーと病室への 出入りの時間を記録しておくことになっているんです。それだけでは 収まらず新生児室で働いているナースは名前のバッチに ピンクの線を入れて 産婦人科のナースと区別できるようにしています。そして もう一つ それは”ピンクカード”というもの。これは Babyと引き換えにするものでBabyを新生児室から 病室につれてきた時はBabyをつれてきた ナースが持ち帰り、新生児室にBabyを連れて行ったときはママが病室で 保管しておくというもの 病院にいたときは 何でこんなにまで...と思ったものですが Babyが誘拐されないようにする病院の方針なんですね。さすがです...訴訟国アメリカ 病院側としては どんなことでも 未然に防げるものは防ぐといった感じなんでしょうね。そして もう一つ気付いたことはBirthing Centerは 常に 外側からはロックされているのです。日本のICUみたいに 扉のところに電話機が付いていて中に入るときに ナースセンターに連絡してロックを解除してもらわないといけない仕組みになっています。こうして すべてをみると二重三重にも 予防線が這っているんですね。病院という 開いた空間をどういう風にして 閉じられた空間にするかこれは これからの 日本は課題にしていかないと いけないのではないか?と思った2,3日でした。-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・ そういえば 誘拐されたBabyって生後11日でしたね。ってことは 日本は産後そんなにも病院にいるもんなんですね。アメリカは 1日2日で退院...帝王切開は 5日でしたっけ?私も 2日目に退院しました。11日目って 家で普通に生活していましたよ!でも 本当に 出産って病気ではないからそんなに大事にとる事もないんですよね。動いたら 身体が付いていく!自分の出産を通じて 本当にそれを実感しました。