[旅]の記事一覧 | Bike 　　バイク　　　ばいく

傷心・・・。

矢も楯もたまらず、無性に旅に出たくなる事がある。心が傷ついた時。心が寂しくなった時。人が信じられなくなった時。一人になりたくなった時。心の修復を行う為、私は旅に出る。人と人の繋がりは危うい。ほんのちょっとのきっかけでそれまでの信頼関係が大きく崩れてしまう。いくら繕っても一度ほころんでしまったら、なかなか元に戻らない。言葉と行動が裏腹な事に失望し、自分に自信も持てなくなる。表面はうまく装っても相手の中身が透けて見え、一層悲しみが増して来る。昨年は、ちょうどこの時期平日休みの連休を取る事ができ九州行きのフェリーに飛び乗った。あの旅のおかげで、疲れていた心が元気になった。今すぐ、充電の旅に飛び出したい衝動に駆られている。

再会

約一月程前、北海道でお世話になった『とほ宿』の宿主さんから「大洗までフェリーで行き、そこから大阪の実家までスーパーカブ５０で５～６泊位かけて、帰省するのでその時お会いできたら・・」との連絡が入った。この宿が縁で知り合った、北海道繋がりの常連さんも来られるとの事。大阪で再会と初顔合わせができる日を待ちわびて、宿主さんとの「いつか、大阪で一緒に呑みましょう！」との二年越しの約束が昨日実現した。メンバーは宿主さん、常連さん、宿のお手伝いをされていた方と私との四人だ。難波のこじんまりとした、料理の美味しい居酒屋で楽しい時を過ごす事になった。先に到着されていたお二人が数多くのお店の中から選ばれた場所とあって、雰囲気の良い落ち着ける店だった。北海道好きが四人も集まれば話が尽きず、北海道や旅の話題を肴にお酒がどんどんすすむ。宿主さんから、８００キロの５０ＣＣカブでの旅の話を楽しくお聞きした。根っからの旅好きが高じて、北海道で宿を開かれた方だ。人には困難と思える５０ＣＣバイクでの旅を、とても満喫された事だろう。北海道の宿で旅好きな仲間が集まってお酒を一杯やりながら夜遅くまで語りあってる、そんな気分になった。旅の話や宿のご苦労話、バイクの話で盛り上がり、お店の終了時間まで居続けた。久しぶりに北海道気分へどっぷりと浸れた、とても楽しい夜だった。　臥虎蔵龍さんの『未知との遭遇･大阪の記事』　

ミナミ

ミナミに行ったのは、今年の楽天新年会以来１０ヶ月ぶりだ。若い頃は月に数度は訪れていた場所だったが、ここ何年もほとんど行かなくなっていた。昨日は昔ＹＨで知り合った金沢の方が慰安旅行で大阪へ来る事になり、ミナミで1年ぶりの再会をする事になったのだ。久しぶりのミナミ、相変わらずの人ごみに圧倒されながら待ち合わせ場所へと向かった。居酒屋でお互いの近況や旅の話を語り合った後は、カラオケで懐かしいＹＨソングの熱唱。駅へ向かう途中の戎橋で大観覧車が目に止まり、「乗ってみよう！」と言う事になった。私は高い所が大好きなのでワクワクしながら順番を待った。この観覧車は向かい合わせではなく、珍しい４列シートで夜景がよく見えるように工夫されている。ぐんぐん高度が上がり、夜景が鮮やかになって行った。遠くにはおなじみの通天閣も見えた。久しぶりの再会、思いがけない大観覧車からの夜景で、楽しく過ごせた夜だった。旅はいつも『出会い』と『別れ』の繰り返しだが、後からこうした『再会』もある。来月はまたミナミで、北海道繋がりの再会が待っている。今からとても楽しみだ。　　　　　　

Bike バイク ばいく

[旅] カテゴリの記事

傷心・・・。

再会

ミナミ

Bike 　　バイク　　　ばいく