カテゴリ:絵本
フェルトでパン作りを始めて、パンがブームの我が家。 この『もりのパンやさん』、パンがすご~くおいしそうなんです!『いないいないばあ』等で有名な、童心社の「松谷みよ子あかちゃんの本」と同じサイズの大きさで、こちらは「あかちゃんのおいしい本」シリーズの中の1冊です。松谷みよ子・文 ひらやまえいぞう・絵 森の中のパン屋さんに、ある晩きつねが、次の晩はたぬきが、その次の晩にはりすが、それぞれ自分のパンを作りたいと訪ねてきます。その次の晩にも誰かが訪ねてくるのですが、パン屋さんは毎晩のお客様でくたびれて寝込んでいます。そして目が覚めると・・・・ それほど大きくはないページの見開きいっぱいにパンの絵が出てきて、思わず「わあ、おいしそう!」と声がでます。動物達が訪ねてくる夜の絵がグレー地なので、次のページをめくった時の白地とのコントラストが、朝の訪れを感じ、また出来上がったパンも一層引き立っているように思います。 「あかちゃんの~」とつく絵本なので、文章は簡単で小さい子供にもわかりやすく、短いお話です。それでいてお話の骨格はしっかりとしていて、さすが松谷みよ子です。 2004年10月初版の本ですが、きっとロングセラーになっていく絵本だと思います! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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