箱根の大涌谷
箱根の大涌谷箱根の代表的な大涌谷 大涌谷(おおわくだに)は神奈川県箱根町にある箱根火山の噴煙地。整備され観光できるようになっている。大涌谷は二回の過程を経て形成された。約3100年前、箱根火山で水蒸気爆発による山崩れが発生し、堆積物が貯まった。さらに約2900年前に小規模な火砕流が発生、冠ヶ岳ができ、また火山砕屑物が積もった。この火山砕屑物と山崩れによる堆積物の間が現在の大涌谷となっている。 かつて「地獄谷」と呼ばれていたが、明治天皇・皇后の行幸啓に際し改称された。噴煙地 大涌谷観光センターが整備され、観光用に噴煙や硫黄を見ることが出来るようになっている。ただし、硫黄の採取は原則として禁止されており、火山ガス(亜硫酸ガス、硫化水素ガス)が噴出しているため健康上の注意が必要である。かつては大涌谷自然科学館が存在したが、2003年に閉館している。また、地熱を利用して作られたゆで卵が販売されている。当地で湧いている温泉に含まれる硫黄と鉄分が卵の殻に結びつき、黒く変色していることから黒玉子と呼ばれる。黒玉子は1個食べると7年寿命が延びるというふれこみで、軽食・土産として人気がある ウイキペデイアより 場所 箱根の大涌谷