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カテゴリ:読書
●『小説ヘッジファンド』幸田真音_オススメ度★★(満点5点)
ディーラー・外債セールスを経て小説家へ転身。『日本国債』などで有名。 ディーラー、ヘッジファンド等の内情を具体的にうまく書いている。もちろん小説でもあり、 分かりやすく、必要なところは誇張している。 ここでは、デジタル⇔アナログ、冷徹な収益追求⇔情を持った慈善事業、といった 対立軸が提示され、どちらも否定せず肯定して描かれているところがいい。 第1章の初めの場面。為替のアシスタントディーラーとしてドル円の売買をやるところはリアルでいい。 流石に経験者、というところ。 経験者が文章を書く能力があるならば、小説家として結構生き残っていけそう。 他にも読んでみようと思う。 #あー、俺も頑張ろう! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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