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テーマ:サッカーあれこれ(20135)
カテゴリ:サッカー
●プチ引退の思考実験
まず、自分が何から引退するのか、からはじめようか。 ヒデは10年超打ち込んでいたサッカーから引退する。 俺も10年近く生活の大半を費やしたサラリーマンを引退してみようか。 引退したらどうするか。ただし、普通に暮らす分には10年くらいは生きていける経済力がある、という仮定の元。 これは決してヒデの真似ではなく、世界旅行に出るはず。 といっても1年まるまる、という感じではなくとりあえず1ヶ月インド。 インドで生命力に触れて己を蘇らせる。 その後何をするか考えるとは思うが、アフリカ、ロシア、エジプト、東欧、中欧、南米に行くとは思う。 新しいものに触れたい。触れて己を広げたい。 他にどうするか。雑文を書くのが好きなので、それを書き進めるか。世界旅行をしたときの体験を書いてみるか。 しかしそれで生計が立てられるほど甘くはない。まずは書き続けるのみ。 本を読むだろうなぁ。しかし、どんな本を読むか。積んである相場の本を読むか。読んだら相場を張りたくなるだろう。 積んである小説を読むか。読んだら自分も書きたくなるか。 映画も見るだろう。ただ、フィクションまみれの人生には多分耐えられまい。現実で苦しいこと、楽しいことに出会ってこその人生。 俺は本当に何が好きなのか、様々な虚飾を取り払って何をやりたいのか。これを自問自答することになるだろう。 正直引退していない今、なんとなく方向性が見える気もするが、本当の意味では分からない。 今年五月に転職した。これもある意味、前の会社を引退したとも言える。プチ引退。 ヒデのように完全に引退できるほどの経済力がないからやむをえない。ただ、自分のやりたいことに近づきたいという 意味も込められているので、悪くはない引退だと思っている。もう少し休みや充電の時間がほしかったが。 中学高校と6年間打ち込んだ将棋を、大学に入ったらやめた。引退。興味は一つじゃない。あれ?ヒデと似てるな。 ヒデほどのレベルには達していなかったけど。 ヒデは頭がいいんだから、「自分探し」というが、自分がナンであるかはもうウスウス気がついていると思う。 あとはその輪郭を固めていく。で、興味の赴くままに生きていく。課題はコミュニケーション。 ヒデが大学に入るなら、俺も一緒のクラスで学んでみたいな。まー海外の大学に行くんだろうけど。 一つのことを自分なりにほぼやりつくした、という感覚。これは無駄じゃない。一つのことにばかり時間を費やしてしまった、という後悔は全く必要ない。 「道」は全てに通じる。一つの道を進んで得られた感覚は他の道でも通じる事が多い。ヒデは十分な感覚を得ているので、どの道でも成功できるだろう。 #引退できるのも能力のうち お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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