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カテゴリ:読書
●『カリスマ体育教師の常勝教育』原田隆史_オススメ度★★★★(満点5点)
なんかいい本ないっすかねぇ、と前の会社の先輩に聞いたら 紹介してくれた。 題名だけ見ると、ただのスパルタか、「あの夕日に向かって走ろう」的な スポ根かと思わされるが、違う。 相当読書経験も積んでおり、成功者から心のあり方と実践について 良く学んだ人の本。「荒れた公立中学を13回の陸上日本一に変えた」 というキャッチフレーズ。 全ての教師・上司に読んでほしい本。 陸上部の子供に「日本一」という目標を立てさせ、それを有言実行させる。 子供がどんどん変わっていく姿の記述はすこし感動するものがある。 がっちり目標を設定し、日誌で振り返り、セルフトークで自分をコントロール 出来るようにして、成功イメージの強化を図っていく。 子供が相手なので、まずは「態度教育」から。皿洗いもさせる。 そのうち自分からするようになり、合宿所の旅館でも学生自ら 頼み込んで皿洗いをするというくだりには笑うと同時にその徹底ぶりに 感心した。 学生同士のつながり・高めあいにも触れており、 「人に教えてその人を高めたら、それだけ、自分も高まる」 この言葉は本当にそうだな、と思う。 教えられるだけの実力・コミュニケーション力をもっと磨かなければならない。 「できることの継続が心を強くする」 これは「そうじ力」本を読んだ時にも感じた。 何かしらのよい習慣を続けることが自信になる。 「仕事は人生」と説くが、吉越元トリンプ社長みたいに「仕事はゲーム」と 説く人もいる。立場の違いなどもあるが、これはビジネスに関わる人の 大きな対立軸だと思う。 仕事内容や、人生観によって自分に合うほうを取っていく事になるのだろう。 私自身にはまだ答えは見えていない。 「仕事は自分を磨く修行の場」この程度かな。人生でもありゲームでもある。 自分を潰すくらいのストレスを感じるようなら「所詮ゲーム」と割り切り、 本気で楽しい仕事にめぐり合えたら「人生同様に考えて頑張ろう」と思う。 その程度の使いわけかな。 #もっとアウトプットして、振り返りをしないとなぁ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年02月03日 23時41分15秒
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