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カテゴリ:読書
●『コーチング入門』本間正人・松瀬理保_オススメ度★★★(満点5点)
魚を釣ってあげるのではなく、「魚の釣り方」を教えてあげることの方が その人のためになる。 よく言われることだが、実行している人は少ない。 教えるとか、その人を導くのは時間もかかるし面倒だから、 主導権を握って仕事「させる」ということの方が多いだろう。 「コーチング」には辛抱が必要である。信頼関係を結びたい、 この部下のために時間を費やし、能力を引き出すことが大事なことであり、 自分にとってもいい成長の材料となる、と信じることが出来ないと 実行は難しそう。 私はまだかっちりとした部下、というのはいないが、後輩はいる。 教えられるほどエラクはないが、それなりに指導すべきかもしれないと 思う場面には遭遇する。 今までの仕事環境では先輩に圧迫されることの方が圧倒的に多かったので、 そうなりがちな自分がいて怖い。さすがに実践してはいないと信じたいが。 部下に育ってほしいと「思う」のは簡単。育てているように「錯覚する」のも簡単。 実際に能力を引き出すにはスキルがあったほうが早い。 本をなぞるような上滑りのスキルでは見抜かれてお寒いことになるが、 スキルを踏まえて自分なりに加工すれば「なかなかやるな、上司」と 思われることもあろう。 上司部下の関係のみならず、日常関係でも使えそう。 さらに、「セルフコーチング」という分野もあり、関心を持った。 とりあえず入門書でも読んでみよう。 いずれにせよ、組織に何らかの形で属し、人間関係に少し悩むような 人は一読の価値があると思う。 ブログランキング参加してます。少しでも参考になったと思われたらクリックしていただけるとうれしいです #コーチングは、愛、という結論かも。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年02月16日 00時19分58秒
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