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カテゴリ:読書
●『天才の読み方』齋藤孝_オススメ度★★★(満点5点)
ピカソ、宮沢賢治、シャネル、イチローの言動・功績を元に 凡人である我々が学べる心理・行動はないかを探ってみる本。 ピカソが自分を生命力あふれるミノタウロスにたとえることによって、 自己イメージをいい方向に強化したというのは面白い。 確かに「弱い自分」、とか「傷つきやすい自分」などと自己イメージを 描いていると、それはそれで甘美ではあるが、実際に自己の脆弱さが より進んでいくことにもなりかねない。 思いは力でもある。もっと力や自信にあふれた自己をイメージした方がいい。 多様性を確保するという意味では、色んな自己イメージを持っておくと 心の平穏に役立つかもしれない。 また、エネルギーを出し続けながらさらにエネルギーを創出していく プロセスも面白い。出し惜しみしない。たえず刺激を受け、出していく。 どの人も自分なりの方法論を持って自分の仕事をしてきたことが よく分かるように書かれている。 2,3役に立つ文章もあると思います。これは人それぞれ。 #大量な行動、というのも共通している。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年03月12日 23時03分10秒
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