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カテゴリ:読書
●『「脳」整理法』茂木健一郎_オススメ度★★(満点5点)
TV番組「プロフェッショナル 仕事の流儀」は結構好きな番組で 最近毎回チェックしている。そこでの司会が茂木健一郎。 脳関係でめきめき売れている様子。ちょっと前にはお笑い番組 「レッドカーペット」で特別審査員で出演していた。 笑いも脳には関係あるからねぇ。あまりはかばかしいコメントはしていなかったが(笑) 「偶有性」・・・半ば偶然に、半ば必然的に起こる 「世界知」・・・人間が住む世界は「こうなっている」という世界観に関わる知 「生活知」・・・充実した人生を送るための知 「セレンディピティ」・・・偶然の幸運に出会う能力 ここらへんの用語を説明しながら、なんだかプラプラ適当に著者の興味の わくまま勝手気ままに書いている、という印象の本。 まぁなんかしら琴線に触れればいいんだろうケド、イマイチ。 「徹子の部屋」に出演した番組を見た。「私の本は売れないんですよね」と 言っていたが、この本を読む限りはもっとも。売れるはずがない。 読み手のことを考えていない。 最新刊は受験技術などを赤裸々に書いたから売れているらしいが。 ・アインシュタインの言葉 「人間の価値は、何よりもその人がどれくらい自分自身から解放されているか ということで決まる」 ・・・うーん、科学者ならではの言葉かも。私小説家などはなんなんだ、という 感じだが、彼等も解放されるために「私」を小説としているのだろうか。 ・ジョーク 「オックスフォード大学を出た人間は、世界は自分のものだと思う。 ケンブリッジ大学を出た人間は、世界が誰のものでもかまわないと思う」 前者は経営者や政治家、後者は自然科学者を輩出しているという意味らしい。 #裏表紙の著者近影(2005年)のものは今の姿と違っていかにも、なオタク系で面白い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年03月12日 23時23分46秒
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