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カテゴリ:読書
●ひさびさ~
いつものことながら、習慣はすぐ消える。 消えない仕組みづくりが大事。 おっくうになってしまう原因を一つずつ潰していけば いいのは知っているが、潰すのがおっくう(^^; 紙ベース日記では箇条書きでその日あったことを書いておいたので 振り返りが出来る。 年間目標 1. 読書月20冊=年240冊 2.英語上達・・・TOEIC150点アップ 3.海外旅行2回 4.映画月1回=年間12回 5.美術鑑賞月1回=年間12回 1月の達成度合いは悪くなかった。 >1. 読書月20冊=年240冊 2月:25冊(年間累計50冊) 3月:14冊(年間累計64冊) 4月:12冊(年間累計76冊) 5月:11冊(年間累計87冊) 6月13日現在:8冊(年間累計95冊) というわけで、3月以降ペースはがくんと落ちた。 読みなれた本(自己啓発書等)を読んでいれば1ヶ月20冊は 軽いと思うが、他ジャンルの本に浮気した結果がこれ。 面白かった本は以下。 ・『カラマーゾフの兄弟』ドストエフスキー 『罪と罰』は学生時代読んだことがあるがこれは未読。 新訳が出たのを期に軽い気持ちで手にとって見た。 4月はこの本をじっくり読んだ、という感触で過ぎていった。 宗教・歴史・ロシアの文化を下敷きにして、『聖書』、『ファウスト』、 のモチーフを引用・模倣しながら話は進む。 カラマーゾフの家族同士の対立・理解・破綻についての 興味深いストーリーがまず面白い。 その上で、登場人物たちに語らせる様々な宗教観・人生観が ますます面白い。 この本自体今となっては古典ではあるが、当時古典とされているものや 宗教・歴史・文化を下敷きにしている記述が多いため、読んでいて 深さを感じる。 政治犯となったドストエフスキーの政治思想部分も、 逮捕リスクを巧妙に避けたうえで織り込まれている。 最近の小説が浅くてただのアイディア一本にしか読めないことが 多いのは、下敷きとなる歴史がないからということを痛感する。 登場人物がある出来事を境にガラッと言動を変えてしまう手法も 面白い。まるで天啓を受けたかのように。 あまりにも面白かったので、続けて 『謎とき「カラマーゾフの兄弟」』江川卓 も読んでしまった。深読みがいくらでも出来る古典である。 ・『まぐれ』ナシーム・ニコラス・タレブ ・『ヘッジホッグ』バートン・ビッグス ・『氷川清話』勝海舟 も面白かったしお勧め。感想を書くのは大変だとこの文を書いて あらためて思った。時間が経ちすぎると思い返すのも大変。 少しは寝かした上で感想を書くのもいいかなと思ったが、 私にはそのやり方は向いていない。 読書中に気になったところに引いたアンダーラインを参考に すぐにでも書き連ねた方がいい。 読書というのは、読めば読むほど多方面に関心が深まり、 生きていてよかった感が強くなるのが素晴らしいとも思う。 これからも続けていきたい。 #本代は計算したくないくらいになってきた(^^; お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年06月14日 09時17分31秒
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