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カテゴリ:読書
●『ビジネス頭を創る7つのフレームワーク力』勝間和代_オススメ度★★★★(満点5点)
今月12冊目、本年99冊目。 勝間氏の本は4冊目。「グーグル化」で情報機器の重要性に眼を開かされた。 講演会には2回参加。影響を受けて「仏教の三毒」は自宅の壁に貼ってある。 効果はあったように思える。 勝間氏の本は参考になることが多く、いつも線を引きまくってページの端を折って いるのだが、この本はあまり線を引かなかった。 面白くなかったわけではないので、以下の二点が理由として考えられる。 1.言動に触れ続けることで、勝間氏の思考法や大事にしていることが 分かってきたのでスムーズに読めた。 2.普段からそこそこ意識していることも多く、分からないことが少なかった。 1は歓迎すべきことで、すぐれた人の思考法がまがりなりにも 身についているのかもしれない。 2は良さげな理由ではあるが、実行しているかどうかはちゃんと検証しなければ いけない。「意識している」だけでは意味がない。 無意識に行っている優れた習慣・思考法を認識し、洗練したものとして 意識的に再現する。時間の節約にもなり、仕事等にもムラがなくなる。 この本は勝間氏の思考法の基本的な部分を示してくれており、 単にテクニカルな技術だけではなく、全人的な振舞い方を 意識的にきちんと説明してくれている。 同じようなことを無意識に行っている人はいくらでもいるだろう。 勝間氏はこれを意識的に行うことによって自分の能力を効率的に 向上させ、かつそれを他人に伝達して日本人の能力底上げを図っているようにも思える。 自分の収入アップにももちろんつながるが、何より志が高い。 以下はこの本で取り上げられている7つの「力」に関する個人的な感想 「フレームワーク力」・・・そこそこある気はするが明確に実践していない。。。 空・雨・傘は債券市場の動きを見てリスクをとっている以上実践はしている。 「論理思考力」・・・仕事自体が仮説に基づいている上、すぐに結果が出るので まぁ磨いている方か。ただし直観力の方が多い気がする。 「水平思考力」・・・アイディアの量を増やし、市場で試し、修正する。他人と話しながら アイディアを醸成する。仕事上はしているな、一応・・・。 「視覚化力」・・・チャートはよく見てます(笑)人を説得するためではないが。 「数字力」・・・頻繁に修正されるくせに市場を大きく動かす米国雇用統計に 振り回されているので、統計自体信用していない(笑)。数字に弱い言い訳には ならないが。勝間氏が書くとおり、「人に説明をするときに、数字をどれだけ正確に 使えるか、相手がイメージしやすいように使えるか」が重要。 「言語力」・・・インプットは増加中。あとは最近サボりがちのアウトプット。 「知的体力」・・・身体と心の健全性の深い関係。ごもっともだし、酒もタバコも やらない私にとってはそこそこ実践中。ただし食事はイマイチか。運動も少ない。 「偶然力」・・・この箇所が一番面白かった。「新しいものを見たら、常に今考えていることとのつながりを考える」自分が持っているアンテナを絶えず意識し、自分の中で 重層的につなげられるようにする。それでこそ新しいものに触れる甲斐がある。 「偶然のチャンスを見逃さず、新しいことへとつなげていく力」美しいと思う。 #フォトリーディング10万円強か・・・。ほんとに人生変わるか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年06月23日 23時32分18秒
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