くぴくぴ　と　くりくり　の日々

このごろ、息子が柔道の練習に行くのを嫌がる。

娘が部活との両立が大変すぎて、このごろお休みしているせいもあって、

一人で連れて行こうとすると「行きたくな～～～～い」と駄々をこねる。

駄々をこねるなんて、幼児のようだけれど、あのごねり方は、この言い方がピッタリ！



先週、先々週と、久々に柔道の練習を２時間見学した。

確かに、先生に「おまえは何をやってるんだ～～」と叱られっぱなし。

去年までは、体験の子（初心者の子）という扱いだったけれど、

春からは、ひとつ上のグループに入ってるせいもあり、先生も容赦ない。

確かに、やる気が見られないから、先生もカチンとくるというか、じれったいんだろう。

それでも、母としては、そんなに言うから、余計に息子が萎縮してしまってると、

親ばかな気分もムクムク・・・・・。


息子は、ハチャメチャだけれど、実はかなりの臆病者で怖がりなので、

乗せられれば、ホイホイとやるタイプだけれど、叱られるとヘコむ面倒なタイプ。

（これはね～～、彼の学習態度を見て、やっとやっと学んだ母の知恵）

なので、先生の指導はいい方向には行かないと、ちょっと思ったり・・・・・。


しかし、先生の熱意もわかる。

ここで、息子がやる気をちょこっとでも出そうなら、

すぐにでも褒められるであろうことも。

なので、ついつい「もうちょっと、声だしたらいいのに」とかの小言が口から出てしまう。

やる気のある子たちは、週に３度も通っているんだから、

「もうちょっとたくさん通ってみようよ」とも。（はいはい、一回でも大変なのに、ムリな要求だわね）

あっ、これも親特有の「もうちょと病」だと思う・苦笑。 

あまりにも、「行きたくない病」が面倒なので、（空気悪いわ、げんなり疲れ果てる私）

「もう柔道をやめよう」と言ったことも何度も。

まあね、この私の「もうやめよう」っていう言葉は、

ある意味、子どもを究極に追い込んで、

「ううん、頑張る」という言葉を期待してるんだけれど。

実際、「うん。止める」と言われたら、今度は私が説得するだけなんだもの。

一種のチキンレースだ。心底、意味のない行動ともいえる・・・・・とほほ。

息子も、「やめない」と言うのは言う。（でも、本当はイヤなのが見え見え）

本当、子どもの習い事って、本人がやる気がない限り、上達しないのはわかってる。

それでも、親としては、いざやめさせるとなれば、

「イヤだからといって、やめさせていたら、何でもイヤになったらやめる子になるんじゃないか」

という不安感がつきまとったりするから、厄介なんだよなー。

それに、「オリンピックに行くわけじゃないから」と考えるのは、親の慰めの定番・笑。

たとえ、この道場で一番になったとしても、全国は広いんだからとかね。

それでも、柔道に有利な体型をしている息子、結構試合で勝てる息子を見ていると、

ついつい欲が出ちゃう。反省。

のんき父さんとは、「とりあえず、体力作りという目的で通うだけで意味がある」と話し合った。

（月謝もかなりお安いし・・・・・）

 ちょこっとしたら、「柔道楽しい～、楽しい～」となることを期待して。

せめて、「柔道だよ」と言ったら、自分から胴着を着て欲しい・・・・・・。

期待のハードル上がったり、下がったり！！！苦笑。