「みんな好きで一緒になった」を読んで・・・
先日図書館で借りてきた本・・・みんな好きで一緒になった小南奈美子著 ポプラ社刊 みんな好きで一緒になったを読みました。冒頭から感動でした。一気に読み進んじゃいました。夫婦のことって色々ありますよね。結婚生活も長くなってくると、お互いへの思いやりが薄れてきて・・・小南さん曰く、「我(エゴ)」が出てきて、その「我」を抑えきれないことで、相手とぶつかってしまう・・・のだそうです。我・・・確かにそうだと思いました。相手への責任転嫁、不平不満・・・恋愛時代は許せたことも、結婚となると、そうはいきません。いい顔ばかりはしていられませんよね。釣った魚にエサはやらない、といった男性が多いとか。ちょっと納得・・・^^;話しを聞いてほしい奥さん、仕事から帰宅したらとりあえず静かにそっとしておいてほしいダンナさん・・・そりゃお互いの希望が違うのだから、噛み合うはずがない。この本の中でなるほどと思ったことをいくつかあげます。どうやら男性は物事が面白くなくなってくるとそれを無視して別のことに没頭していく傾向があり・・・(中略)女性は面白くないことばかりに注意が向いていく・・・結婚したら恋愛はもうおしまい!結婚してから育てるべきものは「思いやり」ダンナさんが外から帰宅したらしばらくはソッとしておいてあげる・・・女性が元来持ち合わせている、「愛」と「包容力」で女性からよりよい方向へ導いたほうがよい・・・↑ これは、「褒める」「感謝の言葉をのべる」「文句を言うのでなく、依頼というかたちをとる」などだそうです。果たして実践できるかどうか・・・この本にも書いてますが、普段言わないことを言ったりすると、「おまえ怪しいな」とか「なんか欲しいものがあるのか」とか勘ぐられちゃいそうですよね。でもこれにめげずに、せめて3ケ月は続けてみると、少しずつ変わってくるとか。相手を変えるにはまず自分から変わることが大切だそうです。頭で理解できても、いざこれをやってみるって、難しそう・・・女性って感情で生きてる動物ですしね。ちょっと笑えたフレーズがありました。それは・・・女性はしゃべるな、男性はしゃべれというところ。かくいう私もしゃべるの大好き。ちょっとはおとなしくしようかな・・・それからダンナさん必見!夫は妻に母親を期待しないこと!もちろん、妻は家政婦でもありません!最後に、幸福は自分でなんとかするものとありました。人に頼るのではなく、自分で切り開くもの・・・ってことですよね。夫婦が変わることで、こどもたちも変わると書かれていました。こどもの笑顔を大事にしたい・・・普段、何かとバタバタしていて、夫婦をみつめる機会なんてなかなかないですが、今回この本に出会えてよかったです。明日からではなく、今日から少しずつできることから始めてみたいと思います。短気な私にできるかどうか一抹の不安はありますが・・・小南先生のおっしゃること、うなずけることばかりでした。この本を読んでいて、何度か涙が出ました・・・そんな私を息子がチラ見・・・「ママ、その本、そんなに泣けるん?」って言われちゃいました。泣ける本ではないと思いますが、個人的に色々と思うことがありまして・・・反省の気持ちもあったのでしょう・・・ホント愚妻ですんで^^;(ってうかあんまし主婦業に向いてない人間なもんで。)どうも最近涙腺がゆるくて、困ります・・・育児にも悩みが多く、なにかとイライラ気味な私。心穏やかに日々過ごしていくためにも、この本はおススメです。追記・・・相手を許すこと、が大事だそうです。それにはまず、自分を許すことなんだそうです。ちょっとくらい、家事の手際がわるかったとしても、ちょっとした失敗をしたとしても、自分自身を責めない・・・「○○しちゃったけど、まあよしとしましょう。」と思う気持ちがひいては相手をも許すことができるようになるのだそうです。そして、自分を褒める。「今日は○○することができました、よくやったね。」みたいな感じで自分自身を褒めるのだそうです。自分を褒めるってなかなかできないですよね。私は特に自分を責めることが多かったです。今まで自分にかわいそうなことをしてきたな・・・とも思いました。^^;これらを実践するのは今からでも遅くないそうです。私も変われるかな?