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カテゴリ:俳句
大寒なのに暖かい一日でした
久しぶりに響子さん、都さんが遊びに来てくれました 句会をしようという事になり真剣に集中している時に 退職者会の新年会でご機嫌になった夫よりお二人に 「新年のご挨拶を」とかで集中が途切れたりしたけれど まずまずの第1回句会でした 『小句会』 『御慶ぎょけい』(新年にお互いにかわす祝いの詞) 賀詞。賀詞交わす。賀詞申す。 露天湯の湯気の中にて御慶受く・・響子 御慶かな会津めぐりの馬上より・・都 赤子の手包みて御慶交はしけり・・揚雲雀 『切干』(大根を薄く切って筵などに広げて干したもの) 切干大根。切干造る 切干の筵をたたむ日の終り・・・ 都 山晴れや切干縮む庫裡の縁・・・ 響子 切干を広ぐる母の蚕籠かな・・・ 揚雲雀 『冬木』(落葉樹、常緑樹など冬の樹木の総称)冬木道、冬木影、冬木宿 観音の磴に傾げる冬木影・・・・・響子 関跡を巡る冬木の影踏みて・・・・都 塗り替へる稲荷の鳥居冬木宿・・・揚雲雀 『若菜野』(若菜は七草の総称。七日の七草粥に入れる若菜を摘む野をいう) 田の果ての若菜野に犬放ちけり・・・都 若菜野へ卒寿の母の手をとりて・・・響子 一枚を脱ぐ若菜野の日溜まりに・・・揚雲雀 『水温む』(春、沼や池などの水がぬるむこと。)温む水。温む池。温む沼。温む川 菩提寺に汲み上げ井戸や水温む・・・響子 声透る女船頭水温む・・・・・・・・都 水温む岸辺の草に光り満ち・・・・・揚雲雀 『春の鴨』(春になっても北へ帰らない鴨)残る鴨。残り鴨。引残る鴨 阿武隈の岸に残りの鴨睦む・・・・・都 堰落つる水音高し春の鴨 ・・・・・響子 弥陀池の中洲に寝まる春の鴨・・・・揚雲雀 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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