内田貴を読む。
こんばんは。最近、内田貴著「民法1」を読んでいます。基本書をほとんど使わず、予備校本ベッタリで合格した身なので、合格してからというもの、「機会があったら読んでみたいな~」と思っていたんです。で、個人的に一番好きな科目である民法の基本書であるウチタカを読んでみようかなと思ったわけです。読んでいて思ったのは、なかなかよく書けているということ(って当たり前ですよね。偉そうですいません…(^^;)。前書きで書かれているとおり、独学者にもとっつきやすいように丁寧に書かれていると思います。一番人気のある基本書なわけが分かりました(もちろん、試験委員だったことも人気の原因だったんでしょうけどね。)。ただ、錯誤や詐欺等のところで従来の判例通説とは異なる立場に立っていたりするので、やはり書学者が一人で勉強するにはツライように思いますね。まずは判例通説を押さえるのが合格の秘訣ですから。内田を読み終わったら、刑法の基本書を読んでみたいと思っています。