秩父地方の魚釣り

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• ミヤマクワガタ

  今年もミヤマクワガタをゲットしました。

  2008年07月26日

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• 鳥の巣箱

  柿の木に巣箱を装着してみました。

  2008年07月26日

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• 準備症

  なんでも用意周到な人がいる。私の友人で、飲み会に行くのに何の話題を出そうかと準備をしてくる人がいる。飲みながらたわいのない話をしているようでいて、実はものすごい計算をしているのだとか。私にはできない。いつも行き当たりばったりだ。なんの話題が出ようが、なんだろうが楽しければどうでもいいという感じだ。人にはそれぞれ個性というものがあるので、同じ飲み会でもそれぞれの対応があるものだなあと感心する。ところで一般的な話題のテーマというものは「木戸に立てかけし衣食住」でよろしいのだとか。き：郷土（季節）ど：道楽に：ニュースた：旅て：天候か：家庭け：健康し：仕事衣：服食：うまいもの住：新築、改築、引っ越したしかこのようなものだったか。世の中にはこのほかにもいろいろなヴァージョンがある。そうはいってもアルコールの席での話題は、風俗やナニの元気さ比べというものになってしまう。ご婦人がたがいない席ではとくにそうだ。週に３回だとか毎日だとか。うむ、私も社会人としての常識を身につけ、キャバ嬢をキャッキャいわすような話術を身につけたいものだ。こんどからキャバクラに行く時だけは、清潔な小ネタをいっぱい仕込んでいこうか。それと焼き鳥店に出向くときも。おしまい

  2008年07月23日

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• 五平餅

  うまいものはなんの予告もなく現れる。道の駅　みとみ（山梨県東山梨郡三富村川浦1822-20）へ行ってきた。特用ほうとうわさび漬桃五平餅を購入した。五平餅は道の駅のベンチで食した。食べていると販売店のお嬢さんがお茶を持ってきてくれた。餅を購入した人へのサービスだ。このお茶がうまかった。五平餅もうまかったが、サービスのお茶の方が特に印象に残った。お茶とういうより、シイタケのスープといった味。これが飯粒をつぶして練り上げた五平餅にとてもマッチした。うまい、うますぎる、であった。購入して帰ろうと思うがすでにお土産の予算はオーバーしていたので帰ってきた。次回は是非に。三富の道の駅を過ぎていくと市街へ行くという看板が現れた。その看板にしたがい１４０号を左にそれる。それた道を行くと窪平温泉　花かげの湯に着くらしい。途中で巨大な観音様が道のわきにあった。それを過ぎるとコロッケ屋（精肉店）があり、そこでコロッケを１０個と『つるつるひやむぎ』（２５０ｇ）を１０束購入した。ちょうどコロッケを揚げているところだったのでラッキーだった。というわけで、山梨へ時々ドライブに行くのだけれど、いつもほのかに楽しい気分になる。雁坂トンネルに感謝だ。おしまい※きっと山梨の人も雁坂トンネルを抜けて秩父にやってきて、同じように楽しんでいる人がいるんだろうなあ。

  2008年07月21日

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• 水割り

  コップに２センチ半ほど黒酢を入れる。次に蜂蜜をひとさじ。さらに水を注いで、かき混ぜる。最後に氷をぶち込んでできあがり。見た目は水割りだけれど、飲んでみると酢。体にいいらしい。否、絶対にいい。とにかく信じて飲む。すっぱさとほのかなハチミツの香りがよろしお酢。

  2008年07月15日

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• 夏野菜

  毎日畑に行って野菜を収穫している。トマト、きゅうり、なす。みんないい具合になりだした。夕方の酒のツマミにちょうどいい。きゅうりは１、荒めに刻んで白菜キムチに混ぜる。２、細目にカットしてところてんにトッピング。３、縦切りにして味噌をナビって食べる。トマトも同じようなものかな。トマトに味噌は意外といいなあ。ナスは軽く塩もみかな。こんな感じでビールか焼酎か水割りか冷酒。酒はその日の気分でいろいろ。夏は野菜があるからいいなあ。なすがあって、トマトがあって、きゅうりがあって、オクラがあって、ニガウリがあって幸せ。

  2008年07月10日

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• いい夕立

  昨日はいい夕立があった。縁側から向かいの山に雷が落ちるのをながめてすごした。雷や強い雨をながめていると気分が高揚してくる。ポリスやストラビンスキーなんかが浮かんでくる。目の前に山がある幸せ。

  2008年07月07日

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• リポビタンＤの飲み方

  私にとってリポビタンＤは味が強い。そこで水で２倍に薄めて、氷を入れて飲んでいる。水割り。薬効の変化があるのか、ないのか知らないけれど、こんな感じ。酒を飲んだ翌日はリポビタンＤがいいなあ。飲める幸せ。

  2008年07月05日

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• 私は真の釣り人だ

  こう書くと、ちょっと待った、我こそ真の釣り人なり、という人が現れる。真の釣り人は何人いてもいい。いろいろなタイプの真の釣り人がいていい。むしろ画一的で、規格然としたイメージの方が不自然だ。個体差歓迎。魚釣りという行為自体、魚や自然に深いダメージを与えるものだ。渓流まで車で行き、最新のタックルで平穏に暮らしている魚たちを痛めつける。一例は万例。鍋のスープはひとすくいすれば全体の味がわかる。しかし、人も自然の一部であるということにすれば、多少は無理がなくなるだろうか。この話を少し展開すると、なぜこの宇宙は存在するのか、星々や生命の意味とは何だろう、という議論にたちまち到達してしまうので、ここではやめておくけれど。光の速度で進むと時間が縮む？ありゃなんだ？自然には砂漠もあれば、ジャングルもある。荒涼とした凍土もあれば、豊かな生態系もある。真の釣り人だって、冷たい道徳漢もいれば、熱い冒険野郎もいていい。間口は開いた。こう考えれば、私は真の釣り人以外何者でもない。おしまい※難しいことをしていてはいつまでたっても真の釣り人感を味わえない。そんなの待っていられないから、自分で宣言しちゃう。世の中シンプル　イズ　ベスト。

  2008年07月03日

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• 地球温暖化の恩恵

  今まで冷たくて泳げなかった流域で水泳ができるようになった。秩父にはいい淵があるのでプールがわりに泳ぐと気持ちいい。※本ブログは少しだけ大人の感覚を持った人を対象としています。渓流での水泳はすべて自己責任ということでお世話になります。

  2008年07月01日

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• 山歩き

  分け入っても分け入っても青い山（山頭火）ある川に行ってきた。釣り上って来たところで、また川を引き返すのがシャクにさわるので、山道を伝って戻ることにした。しかし、私はこの川のエスケープルートを知らなかった。なんとなく、川から山に入るような踏みあとがあったのでそれを伝わっていった。しばらく歩いていくと、人間の足跡がなくなり、鹿のあとが目立ってきた。なおも上っていくと、動物の糞や毛がやたらと出てきた。この時点で潔く引き返せばいいのだが、それではこれまでの労力がパーになるので、尚もズンズン進んだ。完全に道をはずしているのだが、自己の算段やマジャクにあわないので川にもどる気になれない。最後は夏草というかブッシュの中をマムシとスズメバチに用心しながら、登った。気がついてみると、山の尾根に出ていた。長靴のまま歩き通したので、汗でびっしょりになった。梅雨時のムンムン、ムレムレの中なのでさらにいい感じだ。夏草のにおいが心地いい。心ならずも山歩きというより、山さまよいをしてしまったが、こんな運動もたまにはいいもの。心が軽くなった。魚釣りの楽しみはこういうところにもあるのだと思う。魚釣りはさまよっても、さもよってもたのしい。おしまい※遭難しないで、こうして家に戻れて、パソコンの前に座れて、俺は幸せだなあ。頑丈な体と、何があってもへこたれない精神。ありがたいこっちゃ。

  2008年06月28日

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• 燃費

  大き目のコップに３センチほど焼酎を注ぐ。その上から発泡酒を注ぐ。こうするとアルコールのまわりがよくなる。コップに焼酎は同じだけれど、缶チューハイを注ぐという手もある。遠征のときは川でこれを飲むのだけれど、いい感じで酔いがまわって気持ちがいい。

  2008年06月26日

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• 本日のアニマル

  夕方、散歩をしていると草むらから鹿が出てきた。イノシシかと思ったので一瞬あせった。鹿の肉はうまい。でも逃げ足が速いので素手でとらえるのは難しい。カーボーイみたいに投げ縄があればいいだろうか。接近戦なら空手チョップでしとめる自信はあるのだが。

  2008年06月25日

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• 沸騰ラーメン

  ガンガンに熱くした石のドンブリ。それに麺と具が入っている。客の目の前で、ドンブリに店員がスープを注いでくれる。スープは石に触れる瞬間から沸騰する。注ぐさきから沸騰していくので見ていて楽しい。注ぎ終わってもしばらくは沸騰したまま。こんなラーメンを食べてきた。舌を少々焦がしてしまった。これをアウトドアでやるなら逆の方法か。鍋にスープと麺と具を入れておく。そのなかに焚き火でチンチンに熱した石を放り込む。スープの中で石からゴボゴボ泡が出てくる。水の中のドライアイスのみたいな感じか。そういうのもおもしろいかなあ。おしまい

  2008年06月23日

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• 梅連想

  ニュートンはリンゴが木から落ちるのを見て、万有引力を発見したという。散歩をしていたら、梅の実が目の前に落ちてきた。なんていいタイミングの梅の実ではないか。これも何かの縁と思うことにした。良縁は心にやさし。ところで、梅には思いがけない利用法がある。梅というか、梅の漬物。コリコリ梅。まず、人差し指と親指をくっつけて、Ｏリングをこさえる。しかる後にその輪の中にコリコリ梅を入れ込む。ちょうど梅のクレパスが見える位置に組み込むとグッド。この状態で、女子にホレ、と見せるとギャボー！となるからうれし。梅の実入りＯリングを股間の前にさらすとなおグッド。私は梅の実が木から落ちるところを見て、このような連想を抱いた。たぶん、ニュートンもビックリすることだろう。おしまい※ウイリアムテルも頭の上に梅であれば、かなりあせったのではないだろうか。静中動有。弓道八節。皆中。ポコチン＝せがれ。ポコチンの上に梅の実を設置して、それを矢で射る。できるだろうか。しかし、セガレの息子では孫ということになってしまい、この話はやや複雑化してしまうか？

  2008年06月19日

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• タケノコ

  「タケノコのうまさの基本は、その歯触りにあるような気がする。固そうで柔らかく、しかし柔らかいなかにもキッパリした主張がある。サラリーマン社会の中で求められている人材のひとつでもあるような気もする」（「おお感動のタケノコ人生」、『たまねぎフライパン作戦』、椎名誠著、角川書店）サラリーマンには固い人も柔らかい人もいる。同様に釣り人にもハードな人もいれば、ソフトな人もいる。いろいろいるからおもしろい。カンガルーがコアラに向かって「ちゃっちゃか動け！」といってもできない。コアラがカンガルーに「木に登ってください」と頼んでも無理なものは無理。カンガルーはカンガルーで、コアラはコアラでよろし。異質な人やアニマルがいるからおもしろい。釣り竿だってパラボリックアクションやら、ファーストテーパーやらあるからおもしろい。うん？ところでタケノコも種類によっちゃあ食感もずいぶんちがうんだんべえなあ。おしまい※イノシシがタケノコを掘ったあとは、直径１メートルほどのくぼみができるそうな。牙で地面を掘るのだとか。すごいパワーだ。費用対効果の比率はどうなっているんだろうか。※カンガルーが「なんで俺はコアラみたいに木に登れないんだろう」なるときはない。コアラも同様。人と比較しない。いい女がいる、いい車を持っている、給料がいい、などと人と比較するのは無意味。それはコアラやカンガルーにも劣る考え方だ。

  2008年06月19日

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• 一定の理解を示した上で

  試験や評価といったものは、客観的である部分と主観的な部分が混在する。中学生のとき、地理のテストで「ムー大陸」と書いた人がいた。問題の詳細は忘却してしまったが、おそらく正答はユーラシア大陸や南極大陸といったものだったと推測する。試験はたのしい。実験なども思い込みを排除しろと言われる。「おまえは憶測で判断するからな」と言うわけなのだけれど、その言っている人自身がそういう固定観念をもっていたりする。人間は単純に割り切れるものではなく、内部でいくつかの部分が重なり、反発してもいるもの。こういう部分を見つけるのもたのしい。ルアーに毛鉤をつけてみたり、イクラを撒き餌にしてみたり、夜中に釣り糸をたれてみたり、いろいろ実験する。やってみて、こういうものかと実感する。なかにはいけないことも含まれるけれど、体験を重ねるという意味で一定の理解がほしいなあ。おしまい

  2008年06月18日

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• 私設図書館

  家の中が本でいっぱいだ。私設図書館でも開こうか。おしゃべりＯＫ。お菓子もＯＫ。ただし入場制限が２６歳以上だったりして。悪口。文句。愚痴。泣き言。心配事。不平不満。一切禁止。その代わり、魚釣りの楽しいことばかり語る。『釣魚大全』のアイザック・ウォルトンは厳しい時代に暮らしていたというけれど、決して泣き言は書いていない。天晴れ。こういう魚釣りの話ばかりできるところがあればいいなあ。

  2008年06月17日

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• アニマル散歩

  秩父は野生の王国だ。今、夕方の散歩から帰ってきた。散歩のときに道の脇からブーブーと鳴き声がしてきた。見てみるとイノシシが二頭いた。それぞれ体長1メートルほど。ブタかと思って一瞬あせった。落ちていた木をブーンと投げつけると、ドサドサと逃げていった。向かってくればフロントチョークスリーパーでしとめることができたのに。今度あったときは９０秒以内に失神させてやるぜ。おしまい

  2008年06月16日

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• 収穫はたのしい

  昨日は梅の実。今日はジャガイモ掘り。なんとなく、こういうことをしていると、働かないでも食っていけるのじゃないかと思えてくる。たしかに畑仕事というくらいだから、仕事なのだけれど、ちっとも労働という気分ではない。外から見れば、働いているように見えるけれど、本人の中では楽しくてしょうがない。遊んでいるのに仕事をしているように見える。しかし、仕事いうものは本来楽しいもの。会社でストレス顔をしていると真剣にやっているということで評価が上がる。けれど、私から見ればそういうのはまがい物の真剣さだ。仕事はもっと楽しくて、幸せなものだと思うな。やればやるほどおもしろくなる。勤しむ感を味わっていればどんどんアイディアが出てくると思うな。

  2008年06月15日

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• 金運上昇地帯

  トイレの掃除をすると、いつの間にかお金が入ってくるようになるという。何でこんなところにというところからお金が出てきたり、ものすごく儲かることがおこったりするそうな。耕地の集会所のトイレ掃除をまわり番ですることになった。ということは毎週どこかの家が当番となって掃除をすることになる。耕地の人たち全員の金運上昇まちがいなし。ところでトイレ掃除はそうした（金運上昇！）っていう気合というか欲得、下心丸出しでも効果は同じなのだという。だから世のため人のためなどという誠実な気持ちでなくてもＯＫなのだとか。うむ、耕地の人たちもいいことを考えてくれたものだ。いい耕地に住めてホントによかった。

  2008年06月15日

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• 今日の赤平川

  今日の赤平川は笹にごりでした。エサ釣にはちょうどいい水量です。

  2008年06月14日

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• 梅雨の釣りの変遷

  数年前までは、雨が降って冷たい増水になってもドライフライのみでアタックしていた。けれど、最近は水が増えると躊躇なく、ミミズを使用したエサ釣りだ。だから、畑の一画にはミミズが快適に暮らせるように刈り取った草や、農業廃棄物を積んである。毛鉤のパターンをあれこれするのと同様、ミミズのコンディションもいろいろと工夫するんだなあ。魚釣りはこういう工夫があるから、おもしれえんだなあ。

  2008年06月12日

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• チオビタドリンク１０００

  風邪をひいたので、毎日チオビタドリンクを飲んでいる。きき過ぎて、必要以上に元気だ。年に数回しか栄養ドリンクを飲まないから体がビックリして、パワーが全開になるのかなあ。とにかく世界が俺を待ってるぜ。

  2008年06月11日

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• 風邪

  ようやく本調子になってきた。体調は絶好調の半歩手前、好調、グッドコンデションといったところか。あとは気合だ。

  2008年06月11日

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• パソコンを発注

  新聞広告にパソコンが載っていたので発注した。今のパソコンはおよそ１０年ほど使用したので買い替えだ。パソコンが古くなってくると、いろいろな機能を付け足す人もいる。私の場合はあれやこれやの対処や検討時間が惜しいので、最新式と思われるのを一気に買ってしまう。買ってしまってからは一切の機能向上や拡張作業というものをしない。それは車を長年乗っていて、壊れだしたときに似ている。サスペンションを治すとブレーキが壊れ、ブレーキを治すとパワーウインドウがダメになるといったものと同じ。家もこれと同じか。風呂を入れ替えると、キッチンとのバランスが崩れ、キッチンを変えるとトイレ。その次は玄関で、そうなると縁側の屋根が気になりだし、ついでに納屋の補修もしないと、といった具合。うむ。

  2008年06月08日

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• ささにごり

  小森川と薄川は今日はささにごり。こういう水況のときはヤマメが下っている。普段はいないような下流でヤマメがかかる。エサはミミズ。ミミズのときは、ヤマメがかかると一瞬ギラリと光るのでおもしろい。

  2008年06月08日

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• 図書館

  風邪をひいて、釣りに行けないので、図書館に行ってみた。ＤＶＤを３枚にＣＤを２枚。それと雑誌を３冊。風邪をひいた頭でも楽に楽しめるものがいい。それと笑いは免疫力を上げる効果があるというので、できるだけおもしろいものをチョイス。でも、なぜかＤＶＤは『ロッキー』で雑誌は『ビーパル』だったりする。

  2008年06月07日

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• 毛鉤と人間学

  エルクヘアカディスで言えば、ディアヘアの部分が横軸となる。沈みこまないために身につけるもの。インストールだとか、表計算のコマンドといったあれやこれやのアタフタ。ボディーハックルの部分が考え方。哲学といったもの。ボディーハックルが水面に突き刺さっているおかげで、スケーテングを防いでいる。人間で言えばフワフワとあっちゃこっちゃといかない、といったこと。もちろん、沈んでしまったと言って落ちこむ必要はない。毛鉤と同じで沈んでからの方が魚の反応がよくなることもあるから。同様にして、スケーテングしてしまい、ねらっていたレーンから外れたために思いもよらぬ大物がかかる場合もある。ある程度はコントロールができるけれど、予想外の展開もあるもの。それでもやはり運命を信じて、毛鉤を信じていく。心配はしない。結局、何があっても大丈夫。おしまい※うーん、毛鉤のことを考えすぎて、最近は宗教じみてきたかなあ。

  2008年06月03日

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• 散歩

  家の裏庭が山と直結しているので、庭を歩いているうちに山に入り込んでいるということになる。登山客が訪れるような山ではないで、道に厚く落ち葉が堆積している。こういう道を歩くには地下足袋がいい。普通の靴では落ち葉が入りこんできてやっかいだ。地下足袋は『園芸たび、先丸マジック』（日進ゴム株式会社）というブランドを愛用している。地下足袋なのだけれど、つま先が丸なので普通の靴下でも履ける。さらにクルブシのところを巻きつけて固定する部分がマジックテープなので、履くのと脱ぐのが楽だ。靴底から高さ４センチほどは、布にゴムがコーティングされているので、湿った斜面でも靴下まで濡れてしまうことがないのもいい。これにさらにかかとの部分に衝撃吸収性の高分子弾性体がしこまれていればよいと思うが、それは園芸用足袋のカテゴリとは別種の要求ということか。もちろんカラフルなカラーバリエーションなどありえない。何事にもオールマイティーというものは存在しない。山を歩いていると、キジやフエンドウ（オオスズメバチ）、アオシシ（カモシカ）などと出会うことがある。ごくたまに昼間なのに樹間をフクロウが静かに飛んでいくのを見かけたりする。歩いて２０分ほどで尾根に出る。尾根でＵターンしてくるとちょうど１時間ほどになる。歩いた後のビールがうまい。このために歩いていると言ってもいい。昼間の、自宅周辺の、とくに農村部での散歩というものは、どうにもこうにも知っている人にばかり見られるので、山の中を歩くのがいい。おしまい

  2008年06月01日

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• 風の谷の跳ぶ鹿

  大滝には棒も歩けば鹿にあたると言われるほど、鹿が多い。鹿はよく国道に跳び出てくる。出てきては人を跳び越えていく。車も跳び越してしまう。さすがにダンプは飛び越えられずにひかれてしまうことがある。

  2008年05月31日

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• よいことを考えると、よい釣りができる

  Pain is inevitable. Suffering is optional.「痛みは避けがたいが、苦しみはオプショナル（こちら次第）」（『走ることについて語るときに僕の語ること』、村上春樹著）仕事がうまくいかなくて、そのことを悩む、悩まないは本人の自由だ。同様に女にモテない、お金がない、といったことも事実は同じであるが、そのことをどう思うかは本人次第だ。魚釣りをしていて、釣れないときも、そのことを苦痛に感じるかどうかは本人の感じ方による。たとえ魚が釣れないときでも、幸せだと思えれば、人生の中での楽しい時間の占める割合を増やすことができる。反対に釣れないことに怒りをおぼえると、怒っている時間が増えてしまう。そればかりか、たのしいはずの魚釣りが苦しく感じられるようになってしまう。たしかに釣れなくても楽しいのだからと、なんの改良も工夫もしないでいつもボウズというのもどうかと思う。あくまでもその人の感じ方だからどうでもいいのだけれど、少なくとも私にはその考えはあわない。魚を釣るためにできるだけのことをする。適切な道具をそろえ、テクニックを検討し、ポイントとタイミングを調べ、体調を整える。いつも完璧にというわけにはいかないけれど、６０点から８０点の範囲で準備ができれば私の場合は満点ということにしている。これだけのことをして、それでも釣れないときは釣れない。そういうときは、魚は私のために存在しているのではない、と思うことにしている。あたりまえでシンプル。魚が人間のために生きているはずがない。あちらは、あちらの都合で生きているにすぎない。うーんと、なんの話をしていたのだっけ？とにかく魚が釣れないからといって、簡単に怒ってしまうようではイカン。と、こういうことを言いたかったのだ。魚釣りができるということは、時間と道具をそろえるお金がなければできない。もちろん自身の健康と豊かな自然は必須アイテムだ。そう思うと、今こうして川に立っているということはとても幸せなことだ、と感じることができる。そうに思えれば魚が釣れなくてもいくぶんかよい釣りになると思う。さらに川や魚のコンデションだって５０％以上であれば、グッドコンデションということにすれば、ずいぶんとよい釣りの回数が増える。少なくとも途中で「もうダメだ」とへこたれてしまうことは激減するはずだ。きっと。おしまい「「きつい」というのは避けようのない事実だが、「もう駄目だ」かどうかはあくまで本人の裁量に委ねられていることである。」（『走ることについて語るときに僕の語ること』、村上春樹著）やはり物事は『バカの壁』方式で人それぞれの認識のちがいで感じ方が変わるものらしい。例えば１０億円持っていても「俺は貧乏だ」なる人がいる。一方で、年収が１０００万円程度で「中流だ」と感じる私のような人もいる。ということか。

  2008年05月29日

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• 増水とドライフライの関係

  夕立や台風の後の増水時にはドライフライはあまり有効ではない。少しだけ濁りの入った時はミミズを放りこむのが一番だ。けれど、たまにはドライフライでいい思いをすることがある。昨年の夏。台風が去った後にＫ氏が小森川に入った。川は激流がおさまりつつある時だった。こういうときは水が冷たくて、魚も水中の流下物にばかり興味を示すのでドライへの反応は鈍い。けれど、Ｋ氏の流したドライフライにはヤマメが次々と飛びついてきた。フライはパラシュートの１２番。シルエットはイワイイワナ風だった。ショートシャンクのフックを使用していた。フライを流すと、ヤマメの定位するレーンからあきらかに外れているのにも飛びかかってきた。そういうときは横からひったくるような感じになる。魚の活性はとてもよくて、１時間で２０匹近く釣り上げることができた。なぜこういうことがおこるのだろう。それはもちろんＫ氏のテクニックが超越的なこともある。けれど、そのほかにも要因があるはずだ。例えば、（１） 魚の興味を水面へ向かわせるもの。（２） 人への警戒心を解放するもの。（３） 食欲を増進させたもの。と、いうことなのだけれど、はたして？おしまい※台風があると増水で魚がうまく食事ができない。もちろん人が入ってくることもない。夏の盛りであれば木から落下したテレストリアルが豊富にある。うーん、やはり超越的なテクニックか？テクニックというより、台風直後に川に入る根性がよろしいのか。やはり、すぐれた釣り人の特性として、ある程度の鈍感力というものも必要ということか。鈍感力というより、ポジティヴシンキング。（台風で困っている魚たちを俺がドライフライでなんとかしてやる）みたいな。少々強引な方がよろしいか。

  2008年05月28日

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• 大漁

  魚がたくさん釣れると気分がいい。先日、友人が大血川に行った。ある淵にブドウ虫を入れるとヤマメが釣れた。もう一度同じ所を流すと、またかかった。三匹目も同じようにして釣り上げた。友人は淵をのぞきこんだ。するとヤマメが群れていた。どうやら放流直後であったらしい。結局、友人はそこで２２匹のヤマメを釣り上げた。本当はもっと釣れたのだが、あまりにも単調なので飽きてしまったのだ。よく、放流直後に５０匹、１００匹と釣り上げる人がいる。そういう人は辛抱強いのかもしれない。魚釣りには釣れないことを我慢するのと、釣れすぎることを我慢するのと、ふたつの修行が含まれているものらしい。修行が終わると、釣れても、釣れなくても楽しくなるのかな。おしまい

  2008年05月28日

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• 声

  小森川で魚釣りをしていると背後から「ほーっ、ほーっ」という鳴き声がしてきた。ふりむいてみると７０歳ほどの男性が道に立ってこちらへ合図を送っていた。男性は背広だった。傘をさしている。日曜日の早朝に背広ということは、何かのパーティーに出席するのだろうか。とにかく男性は、このポイントではダメだからもっと上流へ行けとのこと。ありがたい。やはりこのあたりの人々は親切だ。

  2008年05月25日

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• 秘密のブログ

  今度はハンドルネームも変えました。投稿するときは以前とはちがうネームで投稿願います。検索でばれちゃうから。まったく人気モノはいろいろとありますぜ。

  2008年05月22日

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• ヤマメ

  昨日は４分団の下でヤマメを2匹ゲット。ツイてるなあ。

  2008年05月22日

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• 春祭り

  秩父は日本でいちばんお祭りが多いのだそうな。

  2008年05月03日

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• ノーパン

  といってもご飯原理主義のことではない。夏場、渓流に行く時にズボンの下にパンツをはくかどうかという問題。公序良俗的にどんなときでも、いつでもパンツははくように教育されてきた。しかし、渓流を歩くときは別だ。パンツは濡れると乾きにくいので、ズボンの下はノーパンとなる。だが、同じ渓流愛好家でもパンツは必ずはくという人もいる。その理由はズボンのチャックを閉め忘れると陰茎が露出してしまうためだ。陰茎とはいかなくても毛ぐらいは出てしまう恐れがある。うむ、ズボンとパンツの機能が一体化した衣服があればいいのだろうか。パンツでもあるし、ズボンでもある。ならば、上着も下着ではあるがシャツでもあるようなもの。あるいは全裸のような極薄だけれどもバッチリ保温をしてくれるとか。雨や雪が降ってきてもへっちゃら。脱線山歩きや沢登りの軽量化を追及していくと、全裸になるのだろうか。全裸で荷物も持たない。一切の文明のリキを排除して原始人のようなスタイルになる。アウトドア・ノーパンの行きつく先はこのようなものか。おしまい

  2008年01月25日

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• シンポジウム

  ２００８年１月１９日に『新春講演会 みんなで語ろう・創ろう、暮らしやすい街　シンポジウム』に行ってきた。場所は小鹿野文化センター。会場は予想通り盛況で、ほぼ満員といったところだった。シンポジウムもよかったが、その後に行われたパネルディスカッションもよかった。具体的な計画も出た。以下はその概要。１、テーマ小鹿野町の中心市街地活性化２、内容（１）生鮮食料品をとりあつかう店舗の開発。（２）ライブハウス的な文化施設の建設。（３）医療、教育、介護などの施設の建設。（４）道路整備。（５）開発会社の設立。３、予算２項の（１）から（４）までを各１０億円として総額４０億円。４０億円のうち３２億円が国からの補助。残りの８億円が街の予算。４、カスタマーターゲット（１） 町民（２） Ｕターンの人（３） Ｉターンの人（４） その他、融資をしてくれる人、観光客など。５、ねらい（１） 街機能の集約による効率アップ。（２） 街の活性化による資産（地価）の増加。（３） 利用者の利便性アップ。６、背景と理由（１） 町民の年間消費総額は３３０億円だが、そのうち２５０億円が町外で消費されている。（２） 街の機能が分散しているので効率が悪い。（３） 道路や設備などのインフラが整っていない。と、このようなものだったか。パネルディスカッションというものは言葉なので、文章とちがい、その場で消えていくものだ。だから、あるいは私の聞きちがいもあるかもしれない。その点はお許し願いたい。私感としてはとてもよいことだと思う。どんどん進めていただきたい。都市部で徴収された税金を地方の過疎地で利用するのは、なにもダムや堰堤ばかりではない。こういうやり方なら自然破壊にならないのでいい。事業で過疎地も潤う。渓流釣りを趣味とするものは、公共事業による河川破壊が脅威だった。しかしこれなら自然にあたえるインパクトが少ない。目からウロコが落ちた思いだ。ところで今後このままでは、街がさびれるであるとか、住みにくくなるといった意見も出ていた。私はその意見には反対だ。悲観的すぎる。まるで町民の心配事を増やしているような印象を受けた。まちがっている。歴史的に見ると世の中はよくなる方向に進むようになっている。徳川家康でも車やテレビ、エアコンなどは利用できなかった。それが今の日本ではあたりまえに民間人が使用できる。秩父だって明治１７年ごろは貧困者による暴動がおこる寸前だったと聞く。今はそのようなことはない。おそらくこれから先もこの流れは続く。ますます便利で、豊かで、たのしい社会になっていくだろう。いたずらに町民に危機感や不安感を与えるのはよくない。この点をのぞけば、私はこの計画に全面的に賛成する。放っておいてもよくなるのだけれど、小鹿野町の中心街を整備すればもっとよくなるから。私はこのようなすばらしい人たちのいる小鹿野町に住めて幸せだ。夢のあるお話に心が豊かになれた。ありがたい。感謝の気持ちでいっぱいだ。おしまい

  2008年01月21日

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• 鉄砲打ち

  [teppou buti]会社の帰りにセーブオンに寄る。なんとなく寄ってしまうこともあれば、必要にせまられて寄ることもある。そば焼酎『雲海』のボトルをカウンターへ持っていくと、鹿肉の調理法を唐突にたずねられた。「鹿の肉っていうのはどうすればいいのかねえ」と店員さん。「まずはショウガのすったのにつけこんでおくのがいいかな」店員さん「どれくらい？」私「半日くらいかな」店員さんはそれを聞いてうなずき「やるんでしょ？」と鉄砲を構えるポーズをして見せた。私は「うん、うん」と答えておいた。なにかひどく勘違いをしておられるようだ。私は鉄砲打ちではない。昔は鉄砲打ちというと、よれよれの野戦服に毛皮のちゃんちゃんこで、蓬髪。日焼けした顔でヒゲぼうぼう。腰には毛皮をぶら下げていて、言葉使いは野卑そのものというイメージだった。どうも、近頃の鉄砲打ちというものは上等のスーツにトレンチコート、香り立ちのよいポマードできっちりかためたヘヤスタイルといったイメージなのだろうか（私の外観）。私はどっから見てもインテリサラリーマンなのだけれど、時々、泥棒や痴漢、銃刀法違反者にまちがわれる。凶器準備集合罪、猥褻物陳列罪をおかしているのじゃないかと疑われたこともある。スケベ笑いがいけないのだろうか。たのしい。笑いが止まらない。コンビニの店員さんはいつ気がつくのだろう。おしまい※どっかの人が鹿を車でバーンしたと聞いた。車は壊れたけれど、鹿は逃げていったのだそうな。こういうことがないように道路の両側にフェンスがあればいいのに。そうすれば鹿は逃げられないから。

  2008年01月17日

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• 冬の朝

  冬の朝は寒くて暗い。６時に起きるとまだ太陽が出ていない。厚着をして外に出て歩く。外はまるきり夜だ。山の中からフクロウの声がしてくる。フクロウは不苦労、もしくは福朗ということで縁起がいい。なんとなくいい気分になる。しばらく歩くと、カーブにトラックが止まっていた。最初、ライトだけ見えたので警察が張り込んでいるのかと思って少しだけビビッた。トラックのドライバーは道がわからないと言う。小鹿野警察に行きたいという。説明し出すと本当は小鹿野高校へ行きたいのだと言い出した。砂利の上に地図を描いてあげた。何度もお礼を言われた。私はイラストがうまいので少しだけいい気分になる。出かけに車に入れておいたペットボトルから水を飲もうと傾けると中身がシャーベット状になった。ペットボトルからは最初にジョロッと水が出ただけだ。過冷却だ。零度以下になっていた水が飲もうとしたショックで一気に氷結したのだ。うむ。珍しい現象だ。不思議だし。なにかうれしい気分になる。今日は朝一番でいいことが起って気分が上々だ。いつも通勤で、車同士ですれちがう中で、何人かには手で合図をする。口パクで「おはよう」だ。どこに勤めていて、なんていう人か知らないが、いつのまにか朝にすれちがうと動作で意思を伝える。ファンキーな人々だ。いつもの車がいつものようにトンネルからヘッドライトを消し忘れたままですれちがう。二回か三回教えてあげたが、めんどうくさいのでやめた。そのかわり口パクで「ライトー！」と叫んでスケベ笑いをしてあげる。（わかってんだろうなあ）だ。駐車場から会社までのあいだに顔見知りのイヌがいるので「グッドモーニング」と声をかけてあげる。体はさわってあげない。じらしプレイだ。冬の朝は寒いけれど、たのしい。この冬に１０個くらいフクロウの巣箱をかけてみようか、などと思案しながら会社への道を歩いていると、笑いがこみあげてくる。冬もいいなあ。おしまい

  2008年01月16日

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• ゴルフの話

  私のまわりには哲学的なことを言う人がたくさんいる。会社の食堂でゴルフゲームの話題になった。ネットのゴルフゲームでは、どんなショットでもホールインワンになる裏のツールが存在するのだという。それは大変におもしろいねと言うと、友人から反論された。実際にホールインワンになるツールを使用してみると、とてもつまらないという。どんな打ち方をしようとも常にボールがカップに入ってしまう、その単調さに耐えられないと。だからネットゲームでそうしたツールを使用した人は、飽きてしまって長続きしないと。同じ話を会社の先輩にもちかけてみた。するとリアルのゴルフではカップの大きさをもっと大きくすべきだという議論があるのだという。現行のカップの大きさではあまりにも小さすぎて、最終的にパットの技量を競うものとなってしまう。技量というよりも運に左右されるものになってしまう。これではあまりにもせせこましいし、運試しになってしまう。そうではなくて、もう少し穴を大きくして、ショットの技術を競うものとしたほうが、ダイナミックでスポーツ性があるというもの。魚釣りにも同じようなことが言える。魚を釣り上げることをどんどん難しくしていく方向と、単純にしていく方向だ。５月連休の数メートルおきに釣り人がいるような秩父の大血川や入川に行って、少々古風で大きめのドライフライ一辺倒で攻める。あるいは平日の同じく秩父の八百谷や水晶谷に行って、細糸にミミズのエサ釣りをする。私はどちらも好きなやり方だ。大きなドライフライに魚がアタックしてくるのも好きだし、雨で少々濁りの入った川でミミズを流して、ゴクンゴクンと魚の感触が伝わってくるのも好きだ。ただし適当に釣れればという条件がつく。私はリアルなゴルフもゲームのゴルフもしない。けれど、魚釣りに対比して考えるとわかりやすい。魚釣りも、ゴルフも適当に難しくて、適当にやさしいのがよい。あまりにも難しすぎたり、安易すぎたのでは飽きてしまう。実生活だって、適当に敵がいて、味方がいる。敵ばかり、味方ばかりの一辺倒ではおもしろくない。だから自然にこういうキャラクター設定になる。日常生活もゴルフも魚釣りもゲーム感覚にとらえるとたのしい。おしまい

  2008年01月12日

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• 口ぐせ

  正月にダルマを購入した人がいる。私が「ダルマは七転び八起きだから縁起がいいやいな」と言うと「七転八倒とも言うぜ」と返してきた。この人の口ぐせは「七転八倒、それじゃあダメだ、うまくねえ、おれは不幸だ」だ。私はそうしたネガティブな言葉は極力避けることにしている。私の口ぐせは「七転び八起き、それはいいなあ、うまいなあ、幸せだなあ」だ。以前は私も愚痴や悪口、泣きごと、文句、ため息、心配事などを平気で口に出していた。しかし、魚釣りを通じて精神的なことを勉強していくうちに、これはいけないことだと気がついた。それでどうなったかというと、まず、ネガティブな人が離れていって、ポジティブな人が集まり出した。さらに何を食べてもうまくて、どこにいっても、何をしても楽しめるようになった。なにより、魚釣りが楽しくなって、漁獲量が倍増した。『楽天思考　口ぐせで夢がかなう 脳の想像力が人生をつくる』（ 佐藤富雄著、講談社 、 2003年11月）の中に古い脳は人称を区別できないということが書かれている。どういうことかというと、人に向かって「バカ」というと脳はそれを他人に言ったのか、自分に言ったのかを区別できない。だから人の悪口を言っているとそれは脳にとっては自分に言っているのと同じことになる。さらに脳は想像したことと現実に起ったことも判別できない。嫌なことを思うと脳は現実に嫌な目にあったと認識してしまう。嫌な人のことを考えると会っているのと同じになる。梅干を思い浮かべるとツバが出る。であるそうな。出展は失念してしまったが、脳は論理の破綻に耐えられないという。たしかこういうことが書かれた本があった気がする。なんだか自分に都合が悪いことがおこった時に、とてもそうは思えなくても「よかった」と口に出して言う。こうすると脳は実際に起こっていることと言葉のギャップを埋めようとして、必死でよいことを検索するというもの。例えば財布を落としてしまったら「よかった」と声に出して言う。こうすると脳はなんで？となって言葉の原因を検索しつづけて「そうだ、命まで落とさなくてよかった！」と結論付ける。これで脳の論理矛盾が解消されてすっきりする。脳がすっきりすると同時に、落としもののことでクヨクヨしていた気分も回復する。というもの。思ってなくても声に出して言う。すごく単純なことだけれど、実際にやってみると非常に強力なのが実感できる。例えば山の中で雨に降られて、ぶるぶるふるえながら歩いていると、ついつい弱気になる。こうした時に「幸せだなあ」と声に出して言ってみる。すると脳が幸せなことを検索してくれる。「日本にいて、平和で、うまいものが食えて、体力があって、こうして山の中を歩くことができる。俺は幸せだなあ」という気分になる。ちょっとした口ぐせと魚釣りは人を幸せにしてくれる。おしまい※今日は冬の雨。よかった！雨が降って空気の乾燥が解消されて、インフルエンザにかかりにくくなった。よかった。こんな感じかな。

  2008年01月12日

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• 道具より山

  物にこだわるという気持ちが希薄だ。たまたま目の前に現れたもの、手にとったものに対して、何かの縁があったのだろうと考えて大切に使う。食べ物も生命の維持に支障がない程度に栄養が摂取できればよしとする。味がどうの、見た目がどうのと、いちいち吟味することはない。それよりも自分のコンディションを整え、作った人のことを考えて、どうしたらうまく食べられるのだろうかと工夫する。道具でもそれを作ってくれた人が何を望んでいて、どうすればいちばん楽しめるかを重視する。まずい点、よくない点に着目し、指摘するのではなくて、どうすれば楽しくなるのかを考える。山に行く時は特別な道具や食べ物を用意することがない。日常的な運動着で、食べ物もミカンやリンゴなどの果物や、煎餅やまんじゅうなどの普通の茶菓子だ。アメリカ型消費主義より、日本人的な質素感を大切にする。どうであれ、物質的な豊かさより、精神的な豊かさを重視する。何を食べても、どんな道具を使用しても感謝を忘れない。（どうせ金儲けのために作っているのだろう）などと考えると心がすさんでしまう。こうした考えは社会的にもまずいし、なにより自分自身に最も悪い考え方だ。何を食べても、どんな道具でも豊かだなあ、ありがたいなあ、感謝しています、幸せだなあと思って食べて、使う。もちろんどんな山に登ってもなるべくたのしい時間をすごそうと考える。同じに山を登るのなら、心晴れ晴れ、できるだけいい気持ちで登ったほうがいいから。おしまい※体にいいからといって毎日歩き、野菜ジュースを飲み、充分な睡眠をとる。ヨガやラジオ体操などの運動もすすんで行う。たしかに体はそれでいいのだろうけれど、心がすさんでいるのではあまり効果的ではない。どうして肉体的なエクササイズ、栄養管理はバッチリなのに精神的なエクササイズを考えない人がいるのだろう。精神も肉体と同じで常にエクササイズ的な手入れが必要なのだけれど。心の柔軟体操や筋力トレーニング。豊かだなあ、とか、感謝しています、などと言うと心が軟らかくなる。気合だ！と叫べば心の力が湧いてくる。重い荷物を背負い、危険な岩場を、竿を片手に登る。イワナを釣るときはこうした行為を繰り返す。この時にもっとも大切なのは前向きな考えとポジティヴな言葉。少しくらい疲れていて、体調が悪くとも気合が入っていれば大丈夫、大丈夫。苦しくて心が硬くなっても感謝しています、豊かだなあと言えば軟らかくなる。なんだかバカバカしいようだけれど、釣りをしていてへこたれそうになったら試してみてちょ。

  2008年01月10日

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• ふたつの刹那主義

  雨の日は外に遊びにいけないから嫌だと言う。いい天気の日でも、こんな日はいつまでも続かない、やがて雨になるとなげく。一方では晴れた日はそのことだけを喜ぶ。雨の日でも本が落ちついて読めるとやっぱり喜ぶ。片方は何が起っても嫌なことを考え、もう片方はよいことを考える。時間は連続している。一瞬、一瞬の積み重ねが日々となり、歳月となる。日常の積み重ねが人生となる。どこへ行っても楽しいことを考えない。何を食べてもうまいと思おうとしない。快適な湯に入っても気持ちよくなることを考えない。その反対の人はどこへ行っても、何を食べても、何をしても楽しめる。目の前に現れてくるものに対してその一瞬、一瞬を楽しむのか、へこたれるのか。どう考えてもいつもたのしい方がいいと思うのだけれど。何かを楽しめない、良いところを発見できないというのは他にも完全主義というものが関係している。ラーメンであれば完璧にうまくないと満足できない。何をしても完璧でないと喜ぼうとしない。現実的に完璧なもの、完璧というか、その人にとって文句のつけようのないものなど論理的にありえない。それは、世界はその人のためにあるわけではないからだ。だいたい食べ物であれば５１％うまければ、最高だということにする。どこに行っても、何をしても５１点で最高と考える。５１％体の調子がよければグッドコンデションということにする。もちろん一日も過半数がよければ、しばしばそれが過半数以下でも、よい一日だったと口にする。これらの考え方は非常にデジタルで刹那的だけれど、刹那、刹那の連続が時間の流れになる。細分化されたデジタル情報も集まればスムーズな流れとなる。何をしても、何を食べても、どこへ行っても楽しめない、満足できないというのより、その反対の方がいいかな。おしまい※魚釣りを続けていくと、表面的な道具やテクニックということより、考え方を重視するようになる。魚が釣れなくて、雨に降られ、寒い思いをし、人といさかいを起こしたりする。こうした時にどうすれば自分の気持ちをコントロールすればいいのかを深く考えるようになる。魚は私に釣られるように存在するわけではない。もちろん天候などの自然も私のためにあるのではない。当たり前のことだけれど、そのことをしばしば忘れ、ピンチになると泣きごとや悪口を言ってしまったりする。うむ、修行だ。魚釣りは魚を釣ることを楽しめて、釣った魚を食べても楽しめて、さらには精神的な修行もできる。こんなよい趣味を持てて私は幸せだ。こんな魚釣りができる世界に感謝だ。

  2008年01月09日

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• 真のグルメ

  例えば本当に牛肉が好きだというのであれば、草原を駆けぬけるバッファローの背に食いつくくらいの根性があるはずだ。子牛やバンビを目撃したときは「かわいい」ではなくて「うまそう」でなくてはならない。ヨダレをたらして、腹がグーだ。ある男がマムシをさばいた。首を鎌ではねきって、波打つ切断面に口をつけて血を吸った。これくらいの根性があればグルメといってよいか。日常的にウシやトリを食べるわけだけれど、それはこういう工程を経ているのだ、というのを教えるのが本当の食育だと思う。どこかの料理学校の校長が食は教育だとかいっているが、あれはきれいごとすぎる。本当の教育をするのであれば、ヤギやブタをシメて、解体するところからはじめないとおかしい。そうでなければ、命をいただくという感謝の気持ちが体感できないと思う。もちろんそういうことをすると、ショックで肉を食べられなく恐れがある。しかし、人間というものは肉を食べなくても、十分生きていける。全く食べないでもとは言わないけれど、今の食生活ほど摂取しなくとも生きていける。浅田次郎は成人するまで肉を食べたことがなかったと告白している。実験済みだ。少しぐらいショックで食欲が減退しても大丈夫、大丈夫。食の教育という観点で行けば肉食の効率性の悪さも徹底されるべきだ。肉を１キロ生産するのに穀物が１０キロ必要であるといった類の食物連鎖と効率性の関係図などは必須だろう。話しがだいぶそれた。野田智佑のエッセイの中でおもしろいエピソードがある。それは黒クマか、ムースが捕らえられた話しを聞いて、その土地の奥様方が、ヨダレをたらしながら駆けつけるという話だ。みんな手には包丁をもって、獲れたばかりの獲物を喜んで解体するというもの。これは北米の極北といってよい地域の話しで、長らく農耕を主体としてきた日本人にはピンとこないかもしれない。しかし、本当に肉が好きということであればこういうのもアリだ。やはり、動物の肉を喜んで食べるという行為は日本人として違和感がある。勤勉なる農耕民族の日本人ならマムシの首チョンパから生き血を吸うぐらいがせいぜいか。おしまい※魚釣りは自分で魚を殺して調理するのだから、食育という観点でいけばとてもいいことだと思う。

  2008年01月08日

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• あの手この手でどこまでも

  ウソはいけないことだが、全くウソのない人生というのも味がない。『鬼平犯科帳』（池波正太郎著）に出てくる辰蔵は長谷川平蔵の長男だ。この辰蔵が親の目を盗んでの悪所通いが中々やめられない。とにかくあの手、この手で金を工面し、すきを見ては遊びに出ていく。こういうのは今でもある。ある人は土曜日になると休日出勤だと家人へ告げ、その足で競艇に向かう。家を出るときは作業服だが、途中で着替えてしまう。またある人は会社には法事であるといって、休暇をとる。家人へは仕事へ行くと言う。本人はいそいそと山へ登ってしまう。『釣りバカ日誌』の浜ちゃんは細君にはウソをつかないが、会社へは葬式で休むとウソをつく。もちろん浜ちゃんのすることは魚釣りだ。人間というものは拘束されていないと生きていけない。何もかも自由意思にまかせていては社会秩序が崩壊してしまう。だけれどもたまにはウソをついて拘束を少しだけ解くのもいいような気がする。そうでなければ息苦しいから。また、そうしたことをする時に後ろ暗い気持ちでは楽しくない。そうではなくて、こうしたウソをつくのはゲームなのだと思うようにする。いろいろと細かくて、厳格なる拘束や制約があるのだけれど、それを少しだけあの手、この手ですりぬる。すり抜けること自体も楽しむようにする。なんだ、かんだとあるけれど、それに対処することもひっくるめてレジャーと考えるとおもしろいかな。少し日焼けした？タバコの臭いがするのはなぜ？石鹸臭いなあ、などと言われると冷や汗が出るのだけれど、それもあの手、この手でなんとかネ。おしまい※ストレスを発散するために遊ぶというのは、かなり精神的にあぶない状況だと思う。『怒らないこと』（アルボムッレ・スマナサーラ著、サンガ新書）の中で、ストレスの本質を解決しないで間違った方法でストレスを発散することの愚を説いている。それは足が痛いからと言って、ヒザをバットで思いきりたたくようなものだと。たしかに足の痛みは感じなくなるけれど、ヒザが折れてしまってはどうにもならない、と。また、「怒りが幸福を壊す」という章では、まわりから何一つ喜びを感じようとしない人にも言及している。こういう人は食事や旅行に行っても文句ばかり言って、何ひとつも喜びを感じようとしない。そればかりか一緒にいる人も辟易してしまうと。本人が不幸なのは考え方が間違っているのだからしかたがない。けれど、まわりの人まで不幸にされたのでは迷惑だと。

  2008年01月07日

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• 食品偽装

  関サバのにせものが出まわっているとテレビでやっていた。三重県でとれたものなどを関サバと言って販売していたのだとか。大手スーパーと回転寿司が詰問を受けていた。私は埼玉県の秩父という内陸部に住んでいるせいか、この話しはどうでもいいように思う。魚の種類は同じで、住んでいる潮流の具合やとり方、処理のしかたが他の地域とは違う。だからうまい。ということなのだけれど、ピンとこない。説得力がないように思う。味覚には個人差がある。もしかしたら関サバより三重県のサバの方がうまいという人がいるかもしれない。少なくとも三重県の人はそう思う人が多いのではないか。また、販売業者が産地を偽っているということだけれど、消費者が気がつかない程度であればいいのではないか。たしかに、気がつかないほどの物と言っても程度がある。基準値を超えるＰＣＢや有機水銀が入っているとか、フグの内臓ということでは困る。しかし、消費者の口に入ってもわからない。あるいは健康被害が出ないというものであれば、いいと思う。消費者の方でも上手にダマされて、うまい、うまいといって食べる。だまされたと気がついても大騒ぎしない。世間とはそういうもの。なあなあ、まあまあ、いいかげんなもの。ある程度はそういうこともある。少々おかしくても許されるものだ、と思っていればいいのではないのか。すぐに騒いでしまうのでは、あまりにも余裕がなさすぎる気がする。タレントは大物になると、それを真似たタレントが出てくる。これと同じ感覚になればいい。「ウチのサバも偽物が出るほど有名になった」と喜ぶ。あるいは「私は安いサバの方がうまいのです」と堂々と言ってしまう。開き直る。おもいきり安値の産地のものしか食べない。ブランドなど気にしない。こういうのもいいのじゃないかと思う。産地を偽ったことによって不当な利益を得ているというけれど、スーパーや回転寿司の社員だって日本国民だ。日本の国内の資産があっちからこっちに移動しただけだ。国としての収支バランスはとれているので問題はない（国外に日本の資産が出ていった。日本の信用が落ちて円安になった。こういうしたものでなければいいということ）。それではウソをついた人ばかりが、得をする社会になってしまうじゃないか、といわれそうだが、はたしてとめどもなくウソをつく人が出現するとも思われない。そこまでは日本人は悪くないはずだから。こう考えてくると問題になるのは関サバというブランドの信頼に傷がついた、傷がつく可能性があるというのがいちばんの問題であるということか？例えば秩父のワインと言って、実は山梨産のブドウが使用されていれば、味がちがうので一発でわかる（もちろんこのようなことは万が一にもないが）。こういうものが出まわれば、秩父産ワインのイメージはがた落ちになってしまう。大打撃だ。でもサバの場合は偽物でも充分うまい。ブランドにも傷がつくとは思えない。なんだか正義を振り回して喜んでいるだけにも見えてしかたがない。サバの味の差なんて本当にあるのだろうか？少なくとも私にはわからない差なのだろうなあ。どちらにしろ、サバは普通の安いものでも充分うまいので私には無縁だなあ。おしまい※イワナやヤマメにも産地による味の差があるのだろうか。秩父のイワナはあっさりしていて、上野村のものはこってりしているとか。そんなのないか。※世間はいいかげんなものでないとこまる。こまるというか窮屈だ。だれもが完璧性を追求する社会なんてどう考えても住みにくい。人間なんだから、もっと人間らしく、おおらかにいかないと楽しめることも楽しめなくなっちまうぜ。

  2008年01月06日

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• それは簡単なことだよ

  簡単にできることを秩父ではワキャーネーと言う。よく人から芋掘りや庭木の手入れ、沢の配管工事などを頼まれる。大抵は何も考えずに引き受ける。引き受けた後で「やったことあるの？」と聞かれる。「やったことなんてないよ」だ。だから人から物事を簡単に考えすぎると注意を受ける。でも、そんなの関係なし。「難しいと考えた瞬間、それは本当に難しくなる」（須藤元気著、幻冬舎）というのがある。この伝に従えば、物事を簡単だと考えた瞬間にそれは簡単になる、簡単に思える。なんでもかんでも難しく考えていると何もできない。何かをはじめるのに１００％の準備ができていないと気がすまない。これでは腰が重すぎる。大体物事の半分くらいの道筋が見えればとりかかってしまう。とりかかってしまえば後から知恵が出たり、助けてくれる人が出てくるから大丈夫。事実、芋掘りでは、たまたま隣の畑で農作業をしていた人が効率のよい掘り方を教えてくれた。庭木の剪定をしていると、知り合いの大工が通りかかって、難しい部分を助けてもらえた。沢の工事にいたっては、そのことを聞きつけた金物屋が必要な資材とテクニックを教えてくれた。と、一事が万事このようなもの。初めてフライフィッシングをはじめた時もそうだった。なんとなくロッドを持って川を歩いていると、釣り方を教えてくれる人が現れて、ずいぶん助かった覚えがある。失敗しても大丈夫。はじめからうまくいくことなどない、と思っていればいいのだから。（ニ回目、三回目でうまくいけばいいや）なのだから。ナンでもカンでもこれからはワキャーネーの精神でイクイク。イヌ小屋だって、本箱だって、ミツバチの巣箱だって一個目より、二個目から使いもんになるものができるのと同じ。なんでも簡単に考えるとできることが増える。わきゃあねえことだ。おしまい※もちろん、邪魔が入ることもある。こういうときはゲームだと思う。あるいは敵が現れれば、それは緊張感を高めてくれるアイテムなんだと思う。こうすればすべてはＯＫ。

  2008年01月05日

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