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カテゴリ:単身赴任
昨日は絶好の行楽日和だったのにワケあって引籠りだったので、今日はその鬱憤晴らしに出掛けた。 まずは、姫路の増位山随願寺へ向かった。 「ますいやま」ではなく、「ますいさん」である。 きれいなドライブウェイがあって、駐車場も整備されていた。 駐車場から10分ほどで本堂へ。 良い寺だし、姫路城主だった榊原家の墓も見る価値が大いにあり。 なのに、ほとんど人の気配がない。 来年の大河ドラマで少しは盛り上がるだろうか? 次は廣峯神社だ。 これまた黒田官兵衛にゆかりのあるところらしい。 本殿もちょっと変わっているし、牛頭天王の九つの穴の願掛けも珍しい。 面白いのでお守りを買って、私の生まれ年である九紫火星の穴にお札を入れて祈ってみた。 ここまでで、まだ正午をちょっと回ったところ。 このまま帰るのももったいない。 そうだ、前から気になっていたあれを見に行こう。 というわけで、やってきたのは、手柄山中央公園である。 ここは、昭和41年に姫路大博覧会が開催された場所であり、大博覧会に合わせて営業を開始した姫路モノレールの終着駅である。 …終着駅と言っても、姫路駅~大将軍駅~手柄山駅の3駅、わずか1.6キロメートルが全営業距離だった。 「やれやれ、今日も閑古鳥が鳴いている。この線はいつまで続くかな」 そう、開業からわずか8年後の昭和49年には営業を休止している。 計画自体が典型的なお役所仕事だったのだろう。 当時は、姫路から鳥取まで延伸する計画もあったらしいが、さすがに実現は無理だったようだ。 そして、↓これが唯一の途中駅「大将軍駅」跡である。 ゆるやかに流れる曲線が美しいビルの中層階が駅になっていた。 上層階はアパートだ(今でも住人がいるようだった)。 デザインだけでなく、コンセプト自体が斬新だ。 姫路駅前の再開発とともに、高度成長の夢は消えていく。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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