テーマ:手作りについて(222)
カテゴリ:料理・グルメ
巷には料理研究家の方がたくさんいらっしゃいますが、私が一番好きなのは、脇雅世さんです。
以前にNHKのきょうの料理で、サラダドレッシングの酢の割合をどうしたらいいのか、というのを、酢の酸度をあげて説明しているのを見て、へぇ~なるほどと感心して以来です。 むか~し、味の素から「シェフレ」というドレッシング専用のサラダ油が出ていたのをご記憶ではないですか。石坂浩二だったかが、「シェフレとお酢は2対1!」と歌いながらコマーシャルをしていました。以来、何年も、どんなお酢を使おうがバカの1つ覚えで2対1で、作っていたのです。 うまくできないことを内心感じながら、そのままやっていたのが、脇雅世さんのお陰で格段の進歩となりました。 つまり、日本の米酢の酸度は低いので、2対1でもよいが、洋酢(ワインビネガーなど)は酸度が高いので、3対1、いやもっと油が多いほうがいいということなのです。 脇さんは、夫の転勤についてヨーロッパに行き料理学校に行ったというのではなく、全く自力で一人でフランスに勉強に行かれたそうです。F1チームのまかないを長くされていたそうです。 「うちのお菓子はちょっと違う」という本も出されているのですが、これも秀逸です。 この中のスコーンの作り方は抜群。決め手は、薄力粉と強力粉を混ぜて使うことです。これも、イギリスの粉と日本の粉のグルテン量の違いを考えた末、行き着いたレシピなのだそうです。 先日もきょうの料理で 「20分で晩ご飯」の特集に出演しておられました。 鶏の赤ワイン煮がメインだったのですが、鶏モモ肉を一口大に切る時、「人数のことを考えて切らなくては。」とつぶやいておられるのを聞き、ああやっぱり脇さん大好き、と思いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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