王さまの白い石

新潟のお酒に、被害の出たリンゴ

地震以来、テレビの前にずっといるような感じで、いいようのない抑鬱感に覆われておりました。やっと気を取り直して、ページを開いてみたところです。この日記でも以前書いた、新潟のお酒、洗心の醸造元「朝日酒造」さんも地震で大変な被害を受けられたようで、社長さんの姿をテレビで拝見いたしました。今年は、もう洗心が飲めないのかあ、とまだ台所にあった空瓶を眺めてため息をついております。りんごも、台風で被害が大きかったようですね。皮の傷んだ紅玉が生協から届いたので、今年はじめてタルトタタンを作りました。りんご自体は、おおぶりで、この夏の気候ががよかったことをしっかり表しており、味も、きっぱりと酸っぱくてとてもよいものなので、最後の収穫前に被害を受けた農家の方のお嘆きはいかばかりでしょう。→左フリーページ「安く手に入ったリンゴのタルトタタン」に、作ったばかりのタルトの写真をアップいたしました。

朝ご飯の気持ち

今日は、昼に夕べの残りのハンバーグを食パンにはさんだら、みんなパクパク食べてしまい、２斤なくなってしまいました。夕方、パンを買ってこよう、と思っていたのですが、買いそびれ、明日の朝は、久しぶりにご飯にすることにしました。日記をリンクさせていただいている、イギリスストラットフォードアポンエイボンで、Ｂ＆ＢをしていらっしゃるPorcupinePeteさんの宿でも、和朝食を出すこともある、ということを知り、うちも、たまには朝からご飯でもいいなあと、思っていた矢先でもありました。朝、ご飯にするくらいなら、夜コンビニにパンを買いに走りがちな私ですが、タイマーでご飯さえしかけておけば、ふりかけと、佃煮だけでも何とかなるかな。漬け物にする野菜もないなあ。みそ汁は作らなくちゃ。でも具がないなあ。タマネギとワカメでいいかぁ。朝、ご飯にするくらいで、大騒ぎなことです。

六角せんべい　九条ネギみそ味

あじくらや蕪村庵の六角本店で、買ってきてもらいました。京都にいるのに、京都のものを別の土地で初めて食べるということが多くて、あじくらやのおせんべいも、新宿の京王デパートで揚げせんべいを買ったのが、そもそもの知りはじめでした。それに入っていたパンフレットで、京都の六角通烏丸東入に本店があることを知りました。この六角形のおせんべいは東京のデパートでは気がつきませんでした。普通の六角せんべいはパンフレットに載っているのですが、九条ネギ味噌味のはでていません。九条ネギとお味噌の味のおせんべいなんてびっくりしましたが、とてもおいしくいただきました。中に入っていたチラシによると、毎週木曜日に、割れたおせんべいを販売しているそうです。六角せんべいも２１０グラム（美品１枚が２０グラムほどなので１０枚分位の量でしょうか）で４００円とお買い得です。木曜日に京都に出たら、寄ってみようと思います。

讃岐うどんに鎌田のだし醤油

右側のフリーページリスト→　の「フードテラスの食材」でもご紹介している香川の坂出の老舗、鎌田醤油のだし醤油が、京都生協のカタログに載っていたので大喜びで注文しました。京都生協さん、大好き。今まであちこち転々としてそこの生協には必ず入ってきましたが、京都生協は一見保守的そうに見えて、進取の気性にに富み、評判のもの新しい物、珍しい物などをどんどん紹介してくれます。間違ったものが届いたり、記憶に新しい半年前の卵事件などいろいろありましたが、そのたびに対応が素早くきちんとしていて、今まで一度も不愉快な思いもしたことがないなあ。で、早速届いただし醤油を茹でたての讃岐うどんにぶっかけて食べてみました。醤油の色は生醤油のように濃くなくあくまで薄く透明で、だしが利いていて、ああおいしかった。

餅チーズ餃子

スーパーで紀文の餅チーズ餃子を見かけました。おいしそう、と思って材料を見ると、餅、チーズ、ジャガイモ、マヨネーズなどなどとなっています。なるほど、餅とチーズをそのまま餃子の皮に包んだんでは破れてしまうので、ゆでたジャガイモをつぶしてマヨネーズで和えてそれを緩衝材にすればいいんだあ、と気がついて、商品は買わずにアイデアだけ頂いて、餃子の皮を買って帰ってきました。冷蔵庫に餅とチーズはあったので、早速今日の晩ご飯に作って見ました。ちょっと、おかずにはならないし、ご飯も進まないですが、おやつにはいいかな。ポン酢をつけて食べたら、つい何個も食べてしまって、まだ胃がもたれてます。

昔あった亀十の話

夏休み、久しぶりに神楽坂に行ったら、随分昔と変わっていて、話には聞いていたのですが、驚きました。坂上の亀十も、店の間口はそのまま、違うお店になっていました。亀十は、パンと、洋菓子のお店でした。大通りに向いているショーケースには、生ケーキが並んでおり、コの字型に店の奥に続くケースには、贈答用のロシアケーキ、カステラ、更に一番奥に、パンがありました。小学生の頃、買い食いをする悪い子だった私は、亀十のパンには大変お世話になりました。４０円のハムパン、サラダパン。これは、今でいう、ホットドック用のパン（昔はコッペパンと言っていましたっけ。）に、辛子バターがぬってあって、ハムパンには半分に切った四角いボンレスハムが２枚、サラダパンにはポテトサラダがはさんでありました。それと、手のひらの形のジャムパンとクリームパン。食パンを母に頼まれて買うこともよくありました。おじさんが奥でスライスしてくれて、白いハトロン紙に包んでくれました。めったに買えなかったけれど、亀十のお菓子の中で一番好きだったのは、カップケーキ。ハトロン紙をうまく型にしてあり、中身はレーズン、チェリー、アンゼリカなどがたっぷり入ったパウンドケーキのような味でした。新宿の小田急のハルクフーズ前の通路に、「亀十」というお店が品物を出しているのを見かけ、もしかしたらと、覗いてみたのですが、和菓子のお店でした。神楽坂の亀十はとても小さい店だったので、奥に工場があったのではないと思うのです。どこかから、仕入れて来て売っていたのかと思うのですが、仕入れ先がわかれば、またあのカップケーキに巡り会えるかもしれないなあと思います。また、あさってから、父の様子を見に、数日、東京に帰ろうと思います。明日も、いろいろ忙しいので、しばらく日記をお休みいたします。折角、調子が出てきて、たくさんの方に読んでいただけるようになってきたところで、お休みするのは残念なのですが、戻ってきましたら、頑張って更新いたしますね。

たこ焼き粉はどれがいいか

関東でも最近は本格的な美味しいたこ焼きが食べられるようになったようですが、数年前は、そうでもありませんでした。スーパーの前の屋台で買ったたこ焼きには、生っぽいキャベツが入っていて、これはひどい、と思ったこともありました。関西のたこ焼きを一度も食べたことがないながら、子供の頃から、家にたこ焼き器があり（これも、母が暮しの手帖を見てわざわざ買ったんだと思うのですが）、運動会から帰ってきたら、おやつにたこ焼きが出てきて嬉しかった思い出などがあります。関西に来て、すぐ親しくなったご近所の方が、よくたこ焼きを焼いて持ってきてくれました。それは、今まで食べていたのとは、根本的に違う物でした。外カリ、中トロ、口に入れるとハッフッフ、となってしまうのです。関西の方にとっては、生まれた時からの常識でしょうが、関東人にはカルチャーショックの一種でしたよ。今まで食べていたのは、ただ粉に具を入れて、丸く焼いただけのもので、たこ焼きとしての完成型ではなかったんだと気づきました。それから、たこ焼きの秘密を探るべく、ご近所の方にもしつこく聞いたのですが、関西の方は、たこ焼きの秘密をあまり教えてくれません。お粉をお出汁で溶けばしまいや。ということなのです。あまりにも日常的に作っていらっしゃるので、分量を客観的に表現できないのだと思うのですが。しかたなく、自分であれこれ試しました。ヒガシマル醤油で出している「あなたもたこ焼き名人」。これは、手持ちの薄力粉に加えるとたこ焼きのおいしさがアップするお助け粉末です。これは、結構いいです。でも、９０個分で１４７円もするので、それだったら、たこ焼き粉として売っているものの方がお得。たこ焼き粉は、日清のを一番よくスーパーで見かけます。昭和のは、ダイソーにあります。でも、絶対的に関西の味に近くできるのは、日粉（日本製粉）のたこ焼き粉です。関西しょうゆ味のでなく、３００グラム１４７円の一番安いやつ。何故か東京の９９円ショップでもよく見かけます。関西のたこ焼きを手軽に作るには、日粉のたこ焼き粉使って、袋の指示通りに作るのが一番の早道かなあ。今のところ。そのうち、たこ焼き粉を使わなくても、お粉とお出汁で作れるようになれるかもしれませんが・・・生まれた時からたこ焼きを食べていらっしゃる関西の方、お粉とお出汁の割合と、その他の調味料の分量、計って作っておられたら、是非教えてくださいませんか。

Ｖ・Ｉ・び～

水曜日の夜は眠れない。ＡＢＣテレビのＶＩび、マシューＴＶ，タモリ倶楽部とみたら、深夜２時になってしまいます。で木曜日はいろいろ用事が多い日なのに、いつもコーヒーを何杯も飲んで眠気をこらえて１日をなんとか過ごすということになるのです。ＶＩぴは、関西だけなのかな。東京では観たことがないのですが。オセロと笑瓶が司会で毎回１人のゲストの希望を叶えるべくあれこれしてみるという番組です。昨日は格闘家の武蔵の甲殻類の料理を食べたいという希望で、突撃レポーターのなすなかにしが四万十川に手長エビを捕りに行っていました。そのエビを持ち帰り、イタリア料理のシェフが殻とみそで出汁をとり、身を入れたグラタンを作ってくれました。最近グラタンは節約料理の筆頭で、お父さんが出張で居ない時、あり合わせの材料で作ってばかりでした。エビを入れれば、ご馳走じゃない、と急に思い出して、今日の晩ご飯はエビグラタンにしたのでした。

幻の京都の駅弁　解決！！！

９月１５日、ジェイアール東海パッセンジャーズ様から、ご丁寧に質問の回答のメールをいただきました。「京の歳時記」は、２００１年１１月に販売を中止してしまったそうです。当時製造していたのは、ハトヤフーズという、京都の老舗の仕出し屋さんで、こちらは現在もケータリングや仕出しお弁当などをてがけていらっしゃるようです。ということで、もう、この駅弁には巡り会えないことがわかりました。がっかりですが、謎が解けてよかった。それに、ハトヤフーズさんのお弁当をデパートなどで見かけたら、購入できるかもしれないという希望もあります。ということで、一件落着。（９月１５日追記）＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊前食べて、とても気に入り、また買おうと思ってもどうしても手に入らない駅弁がありました。１９９９年ころ京都駅の新幹線ホームで買った「京の歳時記」という駅弁です。この５年ほど、京都駅に行くたびに、ないかなあと探していたのですが、どうしても見つからず、とうとう、インターネットで調べてみようと思い立ちました。まず、２００２年当時、購入して写真をホームページに載せている方がいらっしゃることがわかりました。次に、ＪＲ西日本のおでかけネットの駅弁図鑑で調べ、現在はないようなので、ジェイアール西日本フードサービスネットと京都の駅弁屋「萩乃家」さんに問い合わせたところ、両社ともその駅弁は販売したことがないとのこと。さらに、ＪＲ東海パッセンジャーズのホームページで「京都・大阪駅のお弁当」というところを見ても出ていません。東海さんが、過去に販売していたのか、ホムペのＱ＆Ａコーナー（http://www.jr-cp.com/index.html）で質問中ですので、そのうち解答が載るかもしれません。正方形の折が９つに仕切られていて、ちまちまと京都風の味付けのおかずとご飯ものが詰まっていて、おいしかったのです。特に、飛竜頭とシュウマイの味付けが絶妙な感じでした。↓　　↓　　↓　　この下にテーブルで図を入れたのですが、どうしても凄い余白が・・・スクロールしてみてくださいね。三角おいなりさん、かっば巻き、しば漬け巻き　　　　たくわん２切れ、桜漬け　　　　炊き込みご飯柔らかいきんぴら牛蒡、中辛の塩鮭錦糸卵と紅ショウガののったおすし出汁巻き（京都風）、かまぼこ、あっさりした大粒のしゅうまい蟹のほぐし身とグリンピースののったおすし煮ちくわ、とりひき肉のロール、紅葉麩、昆布巻飛竜頭、人参、タケノコ、ロールキャベツこんなお弁当だったんです。どなたかご存じの方いらっしゃいませんか？

びっ栗、今年の栗

熊本産の栗、５００グラム３９８円で並んでいたので、今年お初に買いました。家でネットをあけてみたら、これがまたすごい大きいんです。１６個で５５０グラム。一番大きいのは５０グラムもあります。去年は栗を手に入れるのに苦労したのですが、今年は大方の予想通り、栗の当たり年ですね。今、水につけて皮を柔らかくしております。大きいから剥くのも楽そうです。今日は、栗ご飯にしま～す。

待ってた”スコバラ”届きました

イギリス風のスコーンは家で焼きたてを食べるのが一番おいしいと思うようになったのですが、ニューヨークスタイルのスコーンは、ディーン＆ディーカのが最近ではいちばん気に入っています。この夏も、東京へ長く帰省していたので、一度は品川に出てスコーンを食べようと思いつつ、できなかったので、Ｄ＆Ｄに卸しているイーストリートベーグルさんのスコーンを取り寄せることにしました。スコーンならどんな種類でもいいので、お買い得の「スコバラ」を頼みました。 今日届いた中身は、チョコチップバナナ、ごま、ナッツ入り２種類、クランベリー（？）でした。早速、今日のおやつはこれ。何回も「完売御礼」の札を見て泣いたあとようやく買えたのでうれしさおいしさもひとしおでした。

猿払のホタテと丹波の松茸

土瓶蒸し、殻付きホタテのしょうゆ焼き。一人用の卓上コンロにのせて食べたい季節になりました。ホタテは片側だけ貝をはずしてヒモも肝もつけたままお酒としょうゆで。松茸は、丹波のはやはり清水の舞台から何回飛び降りても買えそうもないので、信州あたりのアウトレットをねらって。土瓶蒸し専用の土瓶があると少しの松茸でもかっこうがつきます。お出汁は昆布と鰹節をたっぷり使ってとって下さい。松茸を食べてしまった後も、おつゆだけ何杯もおかわりできるように。すだちも忘れずに。土瓶の中に搾り入れないで、お猪口の方へ。

「け～きのええ話」というコラム

朝日新聞大阪版の夕刊に、毎週火曜日に連載されている、ケーキを１つずつ取り上げて紹介するコラムです。これがまた毎回切り取って置かなくてはならない強迫観念に駆られる出色のケーキばかりなんです。今週は兵庫県の尼崎にあるケーキ屋さんのモンブランでした。朝日新聞社のホームページ、アサヒコムでご覧になれるのですが、ページを探すのが結構大変です。まず、ホームをちょっと下へスクロールして、「地域情報」のところをみて下さい。各都道府県名が並んだ最後に「関西」と出てます。そこから入ると、「おしゃれ関西」というタイトルの下にリンクされております。このモンブランは、何と言っても、愛媛県の内子町の栗がふんだんに使われているのが特徴のようです。内子町の公式ホームページもあるようで、いろいろ見ていたら、栗やフルーツの特産品を直売価格で販売しているオンラインショッピングを見つけました。http://www.islands.ne.jp/uchiko/index.html栗が４キロで３０００円というのは、京都の市場の感覚からすると、結構安いのではないかと思います。９月中旬以降のお楽しみです。

ちんすこうをトライフルスポンジに

沖縄の新垣食品のちんすこう、おみやげに沢山いただき、最後の方が残ってしまったので、トライフルの一番下に敷くのに使うことにしました。まず、ガラスのボウルの底面にちんすこうを形のまま敷き詰めドライシェリー酒をかけます。その上に、先日の日記で書きましたイギリスのバード社のカスタードパウダーで作った殆ど甘みのない（牛乳５６８ｍｌに砂糖１５グラム）カスタードクリームをトロトロと流し入れ、冷凍のアメリカンチェリー、バナナの輪切りを並べて、またその上からクリームをかけます。冷蔵庫で１日置くとできあがり。ちんすこうの強烈な甘さと、甘みのないカスタードが意外とマッチして、バールセンのフィンガービスケットを使った時より、評判が良かったです。

水キムチをもっとメジャーに

この前デパ地下のキムチコーナーに行って、「水キムチはいつ頃でますか？」と聞いたら、お姉さん、「水菜のキムチですかぁ～？」とのお返事で、まだバイトに来て間がないので、水キムチって知らないということでした。今日は、ご飯がジャーに少し残っていて、スーパーで大根の間引き菜の新鮮なのを見つけ、梨もあったので、役者が揃ってしまい、水キムチを作ることにしました。以前の日記で書いた朝日新聞の「モンスーンの食卓」のレシピではなく、ＮＨＫの趣味悠々でやっていた水キムチの作り方をベースにしました。１。ご飯１５０グラムを水１５００ｃｃで沸騰後１５分炊き、ざるで漉して液体（１０００ｃｃほど）に塩大さじ１加えさましておく。（ゆだったご飯は、雑炊などにしてください。）２。大根２００グラム（短冊切り）、間引き菜２００グラム（よく洗って水気を切って３センチほどに切る）をボウルに入れ、塩大さじ１、砂糖大さじ半分、水大さじ２程入れ、よく混ぜて３０分置く。３。ショウガ薄切り３片、ニンニク１片（たたきつぶす）、タマネギ１／４個（スライス）を、お茶パックに入れる。４。　１２３を全部一緒にし、梨半分（短冊切り）、長ネギ（切り込みを入れて１０センチほど）、砂糖小２を加える。５。　そのまま室温で１日置き、酸味が出てきたら、人参の薄切りの花形切り、赤唐辛子をトッピングして、冷蔵庫で冷たくして頂きます。夏場に食べ飽きたそうめんを、この水キムチに入れて食べるとおいしいですよ。

ほたるいかの沖漬けに新潟の洗心

夜旦那を迎えに行く車のガラスが曇っていて、あ、だいぶ冷え込んでいるなあと思いました。帰ってきたら、頂き物のほたるいかの沖漬けを肴に、ちょっと一杯だけ、日本酒でも飲みたいなあという気分になりました。お酒は、結構前に旦那が（自分は飲まないのに）買ってきて、冷蔵庫に入っていた洗心。これです。（楽天で検索して、こんなに高いお酒だったの～～～と、あきれてます。）沖漬けは、深層水仕込みの、富山の会社で作っているものです。冷酒に沖漬け、合います。日本酒の季節になりました。

神楽坂　紀ノ善

先週、深夜にチャンネルを回していたら、中山美穂・豊川悦司のLove Story の再放送をやっていました。優香と香取慎吾のからみがちょっとうるさいけれど、本筋は結構好きでした。このドラマで編集者役の中山が、作家先生の豊川に手みやげで持ってきていたのが、神楽坂　紀ノ善の抹茶ババロア。実は、夏休みに帰省していたとき、上の娘と２人で久しぶりに紀ノ善に行きました。抹茶ババロアは相変わらず美味しかった。家で真似をして作ると、どうしても抹茶の色が牛乳と混じって白っぽくなってしまうのですが、あの、あくまでも濃い緑色の秘訣はなんなんでしょう？私は本当は久しぶりに「東京」のくず餅を食べようと思って行ったのですが、葛きりはあるのに、くず餅は、きっぱりと品書きから消えていました。残念。

大阪串カツのソースの秘密

八重勝という大阪ジャンジャン横町の串カツ屋さんは、つとに有名ですね。関西在住６年目を迎えながら、いまだ精神構造が東京人の私には、そこへ食べに出かけるというのはかなり敷居が高く、かねがね一度は行ってみたいと思いつつまだ実行しておりません。こないだ、難波の高島屋の催事場に、八重勝のイートインコーナーが設けられていたときも、本当に行列が凄かったのもあるのですが、デパートに出店していてさえ気軽にそこで食していこうと思えなかったのです。で、テイクアウトで串カツを数本求め、家で食べたのです。店員さんがつけてくれたソースは、高さ３センチほどのタレ瓶ひとつ。その味は、ウスターソースの外見であり、決してウスターソースではない、全くの別物でありました。不思議だなあ、これは、いったい、何なんだろうと思っていたところ、先週の「どっちの料理ショー」で謎が解けました。ベースはあくまでウスターソースなのですが、それに、牛すじ肉からとったスープ、昆布だし、はちみつが加えてあります。八重勝の、ソースがこれというわけではないのですが、辻調理師学校の先生が、この材料で作っていました。大阪の二度付け禁止のソースは、ウスターソースのスープとでもいうものだったのですね。今晩の献立、串カツです。

天草晩柑、今年も秀逸かな。

待ちに待った天草晩柑、生協で届きました。これは、京都生協さんご自慢の一品のようで、毎年かなりの利用数があるそうです。夏前の最後の柑橘類。去年もとてもおいしかった。皮も無農薬なのでもちろん、マーマレードにしました。今年も楽しみに、１つずつ食べます。名前は違うけど、同じ種類のものだと思います。

はつだの焼き肉弁当

今日は朝からかなりの雨。昨日の琵琶湖は穏やかできれいだったなあと、オセローの余韻に浸りながら思い出しました。昨日は、２時開演だったので、お昼ご飯は、ホールの中のオベラというレストラン（カフェテリア）で食べようかなあと思ったのですが、この前オペラを観に行った時は凄い人でとても時間間際に落ち着いて食べられる状況でなかったことを思い出し、京都の伊勢丹の地下でお弁当を買って行くことにしました。下鴨茶寮、六盛と目にもあでやかな美味しそうでヘルシーなお弁当に次々目が奪われましたが、結局、この強い魅力に抗うことができず、「はつだ」の焼き肉弁当（１５００円＋税）になりました。美味しいご飯の上に、細ーく刻んだキャベツ、その上に薄切り牛肉がちょっと甘めのタレで焼かれてのっています。みじん切りの柴漬けが口直しに添えられて、ハーモニーを醸し出しております。「はつだ」、京都から新幹線に乗るときにもよく買いますが、実際のお店にはまだ１度も行ったことがありません。焼きたてを食べてみたいなあ。

スコーンを焼いて

朝ご飯にしました。sakuraさんいつもヒントをありがとう。連休で生協をお休みしていたので、定番の１斤半ローフの食パンがなく、プチ贅沢をして、朝のパン屋さんに走ろうかと思ったのですが、子供達も大好きなのでスコーンを焼くことにしました。うちのレシピは、イギリス関係の著作の多い、林望さんの「イギリスはおいしい」に載っているものから発展していきました。この本の単行本版浅のものには、本文中にちょっと難しいスコーンのレシピが出ているだけですので、古本屋さんで購入予定の方は、気をつけてくださいね。文庫本には、後書きとして、「もう一つのスコンの作り方秘伝」が出ております。小麦粉２２０グラムベーキングパウダー　小２．５ブラウンシュガー　大１から１．５バター　４０グラム牛乳　　１４０ｃｃ卵黄　１個分作り方は、粉状のものを全てボウルに入れたら、冷たいバターを塊のまま入れ、最初は食卓用のナイフのようなもので、バターを小さく粉の中で切っていきます。その後、指先で、スリスリして、バターを粉になすりつけるようにして（rub in)、全体がパン粉のようになったら、牛乳を加え、１つにまとめます。べとべとしていて、指にもいっぱいくっついてしまいますが、分量外の粉をふったまな板に取り出し、１０回くらい捏ねます（knead)。それをのし棒（手の平でも十分）で２センチ位にのして、４，５センチの直径の丸型で抜き、シートを敷いた天板にきっちり並べます。 写真では、１３個になってしまってますね。（縁起悪い？）林さんが、NHKのテレビで実演された時には確かきれいに１１個型で抜いて、残り生地を寄せ集めて１２個目を整形しておられました。数の多寡は、スコーンの厚みに関係してしまうので、１２個取るのがベストなんだと思います。卵黄（オムレツにするのを、ちょっと横流ししてもらう位の量しか要りませんが）を水で少し薄めて、刷毛で上部のみに塗り、１９０℃のオーブンで１２－１５分焼きます。 このスコーンは、食パンのように中がしっとりふんわりしています。ニューヨークスタイルのかりっとしたスコーンも作ってみたくて、いろいろ調べているのですが、まだできません。イギリスでは、クロテッドクリームとラズベリーのジャムをつけて紅茶と共に食べるのが、王道のようですが、クロテッドクリームを手に入れるにはデパ地下に行かなくてならないので、うちでは、バターとイチゴジャムをつけて食べます。あ、そうそう、このレシピは、でき不出来がとても激しいです。私もずいぶんあれこれ調べたりして、今では、粉を薄力粉と強力粉の半々ブレンドにし、牛乳の代わりに、プレーンヨーグルトを１４０グラム入れています。ブラウンシュガーも今日はなかったので、上白糖を入れ、レーズンも加えました。

イギリス風食事パイ（with translation)

さあ、今日は雨だから、菜園の仕事予定がキャンセルです。日記リンクさせて頂いている、イギリスのPeteさんの今日の日記を読んだら、グレイビーが滴るような、食事になるパイが食べたくてたまらなくなってしまいました。（この表現、もう１０回は使ってますね。わたくし。）レシピ、デリア・スミスの料理本でこれから見てみます。では、また、後ほど。--------------Delia Smith　の　Winter Collection　を見たのですが、ステーキアンドキドニープディングは出ているものの、私が探しているようなレシピは見当たりません。プディングというと、蒸す料理なので、ちょっとイメージが違います。で、「英国おいしい物語」ジェイン・ベストクック著に出ていたステーキアンドキドニーパイのレシピを参考にすることにしました。小麦粉２００グラムバター５０グラムショートニング５０グラム冷水５０ｃｃ塩少々を、今、スコーンをラブインする要領でひとまとめにし、ビニールに入れてから捏ねて、冷蔵庫に寝かしてきました。次は、中身だあ。イメージとしては、肉汁たっぶりのシチューが入っている感じかな。ジェインさんのレシピでは、牛肉とレバーと玉ねぎとマッシュルームを黒ビールで炒め煮にして、パイ皮をかぶせて１時間以上焼いています。冷凍室にある材料で何とかなるかな。お昼に間に合うか。------------------------ お昼に間に合いました。冷凍室には豚挽き肉と鳥モモ肉しかなかったので、ジャガイモ、玉ねぎ、なすを炒めて白ワインをかけて煮詰め、大塚食品のレトルト　香り立つハヤシを一袋入れて、中身といたしました。テレビ大阪で藤原竜也がイギリスを訪れる番組をやっていたので、ノッティングヒルやストラットフォードの景色を見ながら食べました。シェイクスピアが眠る教会も出てきたので、Peteさんの家も近いのだろうなあと思いました。 Today it is raining, so I can not do my work I planned yesterday in my allotment.I read PorcupinePete san's today's diary.And I realized how eagerly I want to eat British style savoury pies.(I often become serious condition in which I can not help thinking something spicial to eat.)I will look for the recipe in the book by Delia Smith.See you later.--------------I looked at "Winter Collection" by Delia Smith.Steak and kidney pudding is in it.But pudding means to steam.That is not what I want to eat.I looked for the recipe of steak and kidney pie in another book "A Taste of Britain" by Jane Best Cooke.flour 200grambutter 50gramshortning50gramcold water 50cca pinch of saltI rubbed all in , neaded in the plastic bag, and put it in the fridge.Next, the filling!I imagine the filling is juicy meaty stew.Mrs. cooke fries beef, kidney, onion, mushrooms with stout beer.Then cover it with the crust and bake 1 hour and longer.I am going to arrange this recipe because I don't have much ingredient in my freezer and fridge.If I cook quicly , we can eat the pie for lunch.------------------------We had it for lunch.I had only minced pork and chiken thigh in the freezer, so I used potatoes, onions and an aubergine.I stewed them with white wine, and add instant beef hash.We ate it watching television. The program was coincidently about Britain.Japanese young Shakespeare actor Tatsuya Fujiwara was visiting Notting Hill, Stratford upon Avon , etc.The church which has Shakespeare's grave was introduced.I thought Pete san's house must be near.

無鉄砲本店

無鉄砲という、行列のできるラーメン屋さんが、奈良の方にあるよ、ということは数年前から聞いていたのですが、去年の暮れ、後からできたのに、「本店」の名を冠した店舗が、府県境の京都府側にオープンしたそうです。噂によると、開店と同時に、平日でも行列ができてしまうとのこと。ロケーションもいいのです。百人一首、学生の頃、すべて暗記された方は、「みかのはら　わきてながるる　いつみかわ　いつみきとてかこひしかるらむ」という首をご存知でしょう。いつみかわ　というのが、今の木津川の古い名前で、その上流の地名が　みかのはらです。今でも、美加ノ原という名が残っていて、美加ノ原幼稚園や、美加ノ原カントリークラブがあります。無鉄砲は、その美加ノ原カントリークラブの前にあります。また、ちょっと足を伸ばすと、国宝の九体阿弥陀如来像をお祀りしてある浄瑠璃寺があります。このお寺は、本堂で何百年前から存在しているような空気を吸いながら阿弥陀さまをじっくり拝観したあと、大きな池を取り囲むように作ってあるお庭でボーっとしているのがいいのです。パンくずを持っていくと、亀にあげることもできます。とくに遠出もしないつもりの、連休の１日は、ラーメン＆浄瑠璃寺のコースかなあと計画してます。

ロールケーキが目にとまります

ロールケーキ、山崎パンや神戸屋の１２０円位で店頭に並んでいるスイスロールをすぐに思い浮かべてしまいます。今まで、ほとんどご縁のなかったケーキなのですが・・・朝日新聞大阪本社版の夕刊に、最近始まった「けーきのええ話」というコラムがあります。（朝日新聞のアサヒコムのページから、関西→特集　と進むと、ネットで見られます。）そこで紹介されていた、「小山ロール」という神戸のケーキ屋さんのロールケーキ。頭からはなれません。地元の人でも、滅多に買えないのだそうです。卵白をあわ立てるときものすごく冷やすので、スポンジがとてもおいしくできるのだとか。さらに、今発売中の（か、先月のか）家庭画報に、狂言の茂山一家のお孫さん、逸平くんが、丸々１本手にしてにんまり微笑んでいた、京都のケーキ屋さんの（１本５０００円くらいもする）王様ロール。これも、心に焼きついてはなれません。さらに、次回の「ちゅーぼーですよ」は、フルーツロールケーキだということで、これも録画予約しなければ。さらに、一昨日、新聞屋さんが集金の時に持ってきてくれた、ＰＲ誌（朝日新聞大阪本社製作の「暮らしの風　５月号」）に載っていた、小林かなえさんのイチゴのロールケーキの作り方。小林かなえさんの「マドレーヌを焼きにパリに」という本が家にあり、とても尊敬していたお菓子研究家の方なので、これはもう作ってみるしかありません。ちなみに、小林さんは京都の方だそうで、京都で洋菓子教室を開いていらっしゃるのだそうですが、知りませんでした。というわけで、昨日は、はじめてロールケーキを家で作ってみました。天板にケーキの生地を流して焼くのも初めてなので、わくわく。１０分で、いとも簡単に、ふんわりしっとりのスポンジができました。生クリームとイチゴを巻いて、出来上がりました。また、これは、しばらく、ロールケーキにはまりそうです。てるてるわーるどさんの日記に、抹茶ロールというのが出てきたのを先ほど読んで、次は、抹茶の生地を焼いてみようと、思ったのでした。

さあ、おどぼのシーズンだ

おどぼって正しい京都語でなかったら、すみません。去年の夏活躍してくれたヌカ床を冷凍室から取り出し、今日届いた京都生協特製の調合済みヌカを足したところです。今日は、寒いですが、これから暑くなってくると、ほんとに、ヌカ床がドボドボいいながら、美味しいヌカ漬けを作ってくれます。京都に来て初めてヌカ漬けがまあまあおいしくできるようになりました。こんななまけものの私にでも。

本当に美味しい筍ご飯とは

決定版のレシピを探すとき真っ先に見る吉兆味ばなしにも、サライの高級惣菜料理入門にも、筍ご飯はでていないのです。特に、こうこうしろと言われなくてもご家庭それぞれの味で自然とおいしくできてしまうということなのかもしれませんが。暮しの手帖の３世紀の索引を見ると、４９号に「つる壽」の柿澤津八百さんのたけのこごはんが出ています。これはまた、お上品な料亭のコースの最後にでも出てきそうな鰹と昆布のお出汁のごく薄味のレシピです。おかずがいっぱいあるなら、薄味の筍ご飯もいいでしょうが、我が家のように、今日の晩御飯は筍ご飯とトン汁だけよ、という場合は、やっぱりしっかりした食べ応えのある味にしたいですよね。この前、作ったのは、たまたま油あげが安売りだったので、３合のご飯に筍丸々１本と、おあげさん５枚入れました。先に、ゆで筍と油あげを、ひたひたの出汁で（味の素のほんだしを使いました）煮て、その時点で煮物として食べてもおいしい位に、砂糖、酒、塩、しょうゆ、みりんで味をつけてしまいます。煮上がったら、ザルにあげて、汁をよくきります。洗っておいた米に、その汁をいれ、炊飯器の目盛りに合わせて水も足し、その上から、筍と油あげの煮物も乗せ、炊き込みご飯モード（なければ、浸水時間なしのすぐ炊飯の始まるコースで）炊きます。３合の筍ご飯は、私が一口味見をしたのみ、旦那はお代わりしようとしたら、お釜がからっぽで怒るという、悲惨な結末を迎えてしまいました。（子供たちだけで、ほとんど全部食べてしまったんですね。）後日、同じようにして、４合炊いたら、また悲惨なことに。うちの５合炊きの炊飯器がいつもと違う状況に舞い上がってしまったらしく、下はおかゆ、上は生米状態になってしまいました。あわてて土鍋に移して追い炊きし、なんとか食べたのですが、土鍋の底は黒焦げになってしまいました。くれぐれも、炊飯器の容量いっぱいに、炊かないでくださいね。

筍干しと苺ジャム作りの日

基本のカレーソースの色(スパイスの色画像UP)

昨日、ベースのカレーソース（３月２７日の日記参照）を再び作りました。Peteさんのカレーソースの写真とは、明らかに色が違うでしょう。スパイスの違いからでしょうか。 これを作ってあったおかげで、今日のお昼、PTAの会合にでかける前のあわただしい中で、フレッシュトマトとチーズ（普通のピザ用の）入りの本格カレーを食べることができました。インドには、ない組み合わせかもしれませんが、冷蔵庫にある材料で限りなくパターンが広がりそうです。（４月２１日追記）スパイスの色はこんな感じです。 上から時計回りに（from up to clockwise)ガラムマサラ(garam masala)トマトピュレ(tomato puree)パプリカ (paprika)ターメリック(tumeric)韓国粉唐辛子(Korean chili powder)

あすかルビー毎日食べててごめんなさい

♪あすかあすかあすかルビー、奈良で育ったナラいちご♪かなり前に、どっちの料理ショーで紹介されて有名になったイチゴ、あすかルビーですが、今年は、本当に安いんです。ここ、１週間ほど、毎日スーパーで１９８円か１８０円で１パック買っておやつに食べています。肩のところまで、真っ赤で、あまくて、香りがよくて、やわらかさもちょうどよく、イチゴの王女さまのよう。去年は、まだ、あすかルビーというと、他の品種のイチゴより１００円くらい高い値段がついていたので、そうそうは食べられなかったんですが、今年はどうしてこんなに安く手に入るんでしょう。肉質の関係で、遠くまで流通させるのが難しいのかも。日持ちもよくないのかもしれません。通信販売も３月で終わってしまっているようです。近所のメリットで、おいしいのを安く食べられてしあわせ。皆様、ごめんなさい。奈良に春いらっしゃるときには、ぜひ、あすかルビー召し上がってみてくださいね。奈良ホテル

インドのチーズ、パニルを作る

サモサが（大人にはちょっと脂っこいものの）子供たちに大うけで、気をよくいたしまして、次の課題、インドのチーズ、パニル作りにも挑戦してみました。 スピリットビネガーが手に入らなくても、レモン汁でできると、Peteさんに教えていただいたので、牛乳５００ｍｌに、白ワインビネガー大さじ半分、レモン汁大さじ２、で作ってみました。形にはなり、そのまま食べるとへんな感じですが、カレーに入れたら、おいしくなりそうな予感がします。でも、５００ｍｌの牛乳から、出来上がった量があまりにもちょっぴりです。重さを量ったら、６５グラムしかありませんでした。豆腐を使ったほうが、経済的です。が、まあとにかく、カレーに入れてみます。

夕べのサモサ

昨日の夜はなんだかハイテンションでした。夜中にサモサを作るなんて。おかげで、今日は眠いです。サモサのあと、終電で東京出張から帰ってきた旦那が、私が耳にたこができるほど、「品川にディーン＆デルーカができたんだって。」と吹き込んだせいか、スコーンを買ってきてくれました。６種類あって、全部買ったが、２個は新幹線で食べてしまったということで、残っていたのは、クランベリー、パンプキン、チョコチップの四角い２９４円のと、丸い小さいレーズンの入ったのでした。まあ、これがまた、おいしくて、さすがにニューヨークの味、と思ったら、納品しているのは、楽天にもお店のあるベーグル屋さんだったのですね。イーストリートベーグルズということは、京都でも買えるのです！！！さて、サモサのレシピも書いておきます。材料強力粉　１５０グラム薄力粉　１５０グラムショートニング　大４塩　小１水　１７５ｃｃまず、ドウを作ります。材料を全部混ぜてこね、１０分以上ねかせます。その間に、具を作ります。夕べは有り合わせでメークインをなべ底がちょっと狐色になるほど塩ゆでしてから水分をとばし、パプリカ、コリアンダー、チリ、クミン、ガラムマサラを適当に混ぜ込みました。ドウを８等分して、直径２０センチくらいにのばし、半月に切り、ロート状に水をつけて形を作り、中にジャガイモを詰め、底辺をしっかりくっつけて１６０度くらいの油で揚げました。インド料理の本では、ライムのピクルス、アップルチャツネ、ミントソースが添えられております。りんごチャツネ

印度料理にはまりかけてます

先日来、印度カレーのことで、本を見たり調べたりしているうちに次々興味が広がっていっております。ギーも、ガラムマサラも手作りできるんですよ。ちょっと大変そうだけど。でも、ギーがあれば、サモサが作れます。もう、今わたし、サモサが食べたくてたまらなくなってしまいました。とりあえず、市販のギーを手に入れることにしましょう。------------------------------（夜☆☆・・・）ギーは、楽天にも売っていないことがわかりました。ましてや、この辺のスーパーにもありません。銀座にあったナイルレストランと提携しているカレー粉屋さんのページには載っていましたが、スピリットビネガー同様、業務用販売でちょこっと買うわけにはいかないみたい。印度料理の本によると、無塩バターを４０分ほど加熱して、澱を沈殿させて、きれいな上澄みだけを濾しとって作ると書いてあります。ネットで調べたところによると、乳由来のギーは、オールドファッションで、今は、植物油から作ったものの方が主だということもわかりました。バターを４０分もつきっきりで加熱するのは大変だし、植物油を固形状にしたものなら、ショートニングでいいじゃないの、と安易な方向に流れて、適当バージョンのサモサを作ることにしました。今、ドウを休ませているところです。ショートニング----------------(★★・・・）夜の夜中に何やってんでしょう。とにかくできあがりました。 これは、おいしい、です。食べたくて仕方がなくなったものをいい加減に作ると、この前のバナナプリンのように、決定的に失敗することが多いのですが、これは、めずらしく思っていたとおりの感じにできました。明日の日記にレシピを書きます。おやすみなさい。

カレーに使うインドのチーズの作り方発見

昨日の日記のほうれん草のカレーは、インド名　sag paneerといいます。paneer　というのが、もともとこのカレーレシピで使われているインドのチーズらしいのですが、手に入りにくいので、イギリスのPeteさんも、固い豆腐で代用されており、食感も全く、遜色がないとおっしゃっています。今朝、インド料理の本を見ていたら、paneerの作り方が出ているのを発見しました。まだ、試していないのですが。材料牛乳１リットル白ワインビネガー　大さじ１杯スピリットビネガー（聞いたことがないのですが、多分、スピリットって度数の高いお酒ですよね。それから作られた酸度の高い酢だと思います。日本では、シェリービネガーが手に入るかな。薬局で酢酸を買ったほうがいいかもしれない）　　大さじ３杯だいたいの作り方牛乳を沸騰させ、酢を一気に入れ、すぐ火からおろす。凝固するので、布をひいたざるにあけ、流水で３０秒ほど洗う。布を巾着のようにして約６キロの重石をして１時間。冷蔵庫で４日は、大丈夫のようです。これは、ちょっとやってみます。----------------------------------（夜☆☆）hanakoさんがBBSに書いてくださったように、上記のチーズはいわばカッテージチーズですよね。ぼろぼろ崩れるのをなんとか固形状に押し固めることができたら、すぐ使えるのではないかと思います。スピリットビネガーが気になり、検索してみたら、横井酢のページが見つかりました。おすし屋さん御用達のお酢屋さんですよね。なんとスピリットビネガーの購入フォームもあったのですが、最小量が２０リットル、最大量が「タンクローリー」となっていたので、思わず笑ってしまいました。

ほうれん草と豆腐（本当はインドのチーズ）のカレー

イギリスのPorcupinePeteさんに、また新たなバリエーションのインド風カレーのレシピを教えていただきました。BBSだと消えてしまうので、ここに書きとめておきたいと思います。（拙訳を後につけますのでお許しください）PeteさんのレシピIngredients1 cup of curry sauce.450 gm pureed spinach.half a teaspoon of salt. (this depends on your spinach - tinned spinach is quitel salty， so you may need more)1 teaspoon ground cuminhalf a teaspoon of chilli powder1 teaspoon of garam masala4 tablespoons of vegetable oil (less if you want， if there is too much when you finish you can drain it off， but the spices need oil to cook， and the oil after it has been used fry， adds to the taste of the curry.)Hard tofu. (you need about half as much tofu as spinach， when the dish is finished， if you understand what I mean)MethodDrain the tofu and put it under a board or something to get as much of the water as possible out of it. After is has drained， cut it into cubes about 3/4 inch square. Carefully shallow fry these cubes a little， just to make the surface a bit harder so that they don't break into the spinach.Cook your spinach.Put the oil， curry sauce， spinach， salt， chili powder and cumin into a saucepan and simmer for ten minutes.Add the garam masala and tofu and cook slowly for another five minutes. Try not to break the tofu.Sag paneer（ほうれん草とインド風チーズのカレー）の、チーズを豆腐で代用したバージョン少な目の３．４人前材料カレーソース　カップ１（３月２７日の日記をご参照下さい）ほうれん草ピュレ　４５０ｇ塩　小１/2　（生のほうれん草からピュレを自作する場合はもっと必要かも）クミンパウダー　小１チリパウダー　　小　1/2ガラムマサラ　　小１サラダ油　　　　大４（もっと少なくてもよいが、スパイスの香りを引き出すのに必要なので。あとで、多すぎる分は取り除いてもよい。）固めの豆腐（出来上がった時に、ほうれん草の半分位の量、豆腐が入っているなあと感じるくらいの分量）作り方豆腐を重石をして、よく水切りし、１．５センチ角くらいに切り、各面を３０秒ほど油で軽く焼く。（あとで、カレーの中でくずれないように）缶詰のピュレでなく、生のほうれん草を使う場合は、自力でピュレ状にしてください。油を熱し、ガラムマサラと豆腐以外の材料を炒め、１０分煮込みます。ガラムマサラと豆腐を加えてさらに、５分。豆腐をくずさないようにゆっくり煮込みます。出来上がり。このレシピをいただいたとき、これは、厚揚げを使えば、ワンステップ省略できるぞと張り切り、夕べ作りました。 でも、今朝、BBSに書き込まれたPeteさんのコメントを見て、ショック。厚揚げでは全然食感が違うのだそうです。おいしかったんですが。。。。今度は、ちゃんと豆腐でやってみますね。それと、缶詰のほうれん草も探してみます。生のをピュレにしたのでは、やっぱり、ちょっと違う感じかもしれないので。

京都大丸地下食品売り場

全面改装が終わってから、昨日初めて行きました。混んでたわぁ。元気な時でないと、デパ地下は行けなくなりました。以前から、デパートの地下食品売り場の詳しい出店情報の載ったフロアマップがネットですぐ見られればいいなあと思っていたのですが、「大丸　京都　地下」で検索したら、１番目に思っていたようなのが出てきて、重宝しました。（ちょっと字が小さくて見づらいけど）最新のフロアマップがすぐ見られれば、たとえば、東京の方に京都のお菓子などを差し上げるのでも、お近くのデパートの地下にそのお店が出店してないかどうか、すぐわかって便利だと思うのですが。昨日は、何か買う目的もなく、娘の英語学校のオープンデーに行ったついでに寄ったので、気楽に見てまわれました。まず、せっかく四条まで来たから、上生菓子を買わなくっちゃということで、鶴屋吉信の大丸限定として並んでいた桜の花びらのようなのを選びました。お抹茶も切らしていたので、福寿園（最近、宮沢りえちゃんのＣＭのお茶で一躍有名になりましたね。）の抹茶工房で、抹茶が機械のような石臼で挽かれているのを見てから、やっぱり、一保堂で、缶入りの中では一番お安いのを買いました。それから、いづうで太巻き。これは、太巻きとしたら破格なのでかなりためらったのですが、鯖寿司のおいしさを知っているので、是非試してみたくて思い切って買いました。いづうには、大丸にしか出していないという、おいなりさんもあり、１つ１つ三つ葉で結わえてあって美味しそうでした。いづうの太巻きだけでは、皆で食べたら足りないなあと思って、二傳の穴子太巻き（安心のお値段）と松新鮨の上巻き（普通のお値段）も買いました。それから、娘と、ちょっと疲れたね、ということで、笹屋伊織の出した「イオリ」という甘味処を覗き、地下２階のユーハイムのカフェも覗き、結局、ユーハイムの方で、パンセットを食べました。パン屋さんの奥なので、好きなパンを選べるのかと思ったら、デフォルトでしたが。いづうの太巻き、どんこ椎茸の甘煮がぐわっと入っていて、お好きな方なら、答えられない味だと思いました。子供は、松新鮨のが一番おいしいと言っていましたが。雨なので、くだらないことをつらつら書いてしまいました。

ひよこ豆のカレー完成

ひよこ豆も届き、朝から、水につけておきました。Peteさんのレシピ（３月２７日の日記）で使う香辛料も、パプリカだけ購入しましたが、あとは偶然家にありました。 写真の真ん中の黒い蓋の瓶に入っているのは、昨秋、畑で取ったコリアンダーの種です。胡椒挽きに入れて、すりつぶして使いました。チリパウダーは、キムチに使う韓国産の粉唐辛子で代用（コーヒーの瓶のです）第１段階のカレーソースを、オリジナルの半分で作ってみたら、できあがり、ちょうど５人分くらいになりました。 肉の出汁も使わず、とろみをつける小麦粉もいっさい使わず、カレーらしいものができるのだろうかという不安も吹き飛びました。ほんとうにおいしかったですよ。

紅茶は何を買うべきか？

うちにはコーヒーメーカーがなくて、朝は９９％紅茶です。運がいいと、頂き物でずっと過ごせるのですが、親戚や友達が外国に行かない日々が続くと、日本で自分で調達しなければなりません。関西の方で、近商ストアやアルプラザなどのスーパーによく行かれる方は、ご存じだと思うのですが、ニチリウグループの「くらしモア」というラインの商品、いろいろありますよね。トップバリューみたいな感じです。そこの、紅茶、実は、すごいお勧めだったのです。８０グラムの簡易パックでダージリン、アッサム、オレンジペコ、アールグレーなどがあり、葉が壊れていなくて、新鮮で、風味もよく、しかも、値段が３９８円から２９８円という、コストパーフォーマンス。ですが、先日、久しぶりに、アルプラザで買おうとしたら、並んでいたコーナーの紅茶が、トワイニングなどの大手ブランドのに置き換わってしまっていました。ネット上には、紅茶屋さん、ほんとうに、たくさんありますよね。まえ、e-紅茶ドットコムのメルマガを取っていて、家計が許せば、こういう紅茶を取り寄せるような生活がしたいなあと、思っていました。全然家計が許す状況にならないので、紅茶の取り寄せは、我慢していたのですが、この前、ヒヨコ豆などを取り寄せたブラウンシュガーさんに、お買い得の紅茶があったので、送料も変わらないことだし、試しに買ってみました。マカイバリ茶園という、ダージリン地方に１８５９年に創立されたところのお茶です。バイオダイナミック農法という、農薬や除草剤をいっさい使わない栽培を茶においては、世界ではじめて行ったのだそうです。紅茶、お取り寄せすると、説明が丁寧についているんですね。紅茶通への第１歩かなあ。でも、１００グラム、１２６０円です。８０グラム、３９８円ので、いいんだけど、毎朝のお茶は。ちょっと、アルプラザに問い合わせてみよう。

レンズ豆（レンティル）のカレー

日記をリンクさせて頂いているイギリスのPorcupinePeteさんの最近の日記で、インド風のカレーパーティーの話題を読みました。インド語の料理名だとどんなものだか想像もつかないのですが、Peteさんに教えていただいたり、家にあったインド料理の本を見たりしているうちに、イメージが膨らみ、食べたくてしかたがなくなってしまいました。Peteさんと奥様のJunkoさんは、チキンティカ、ひよこ豆のカレー、ほうれん草とクリームチーズのカレー（チーズを豆腐に変えたそうですが）とナンを作っていらっしゃいました。私は、手持ちの料理本を子細に検討した結果（？）赤レンズ豆のカレーを、まず手始めに作ろうと思います。まず材料を調達しなくちゃ。レンズ豆、ものすごく安い食材なのに、なぜか、日本では高く売られていることがあります。ここのは、リーズナブルな価格です。また、作ったら、ご報告いたしますね。

リゾット・アッラ・プリマベッラ

春のリゾットの名のとおり、たくさん入れる野菜の若緑色の美しい一皿です。リゾット、最近、ある事情により、頻繁に食卓にのぼるようになりました。それは、「主食は玄米にしようよ。」などと、軽く言う旦那につられ、とりあえず、胚芽米を生協で五キロ注文したことから始まりました。普通に、炊飯器で炊き、お茶碗によそったら、まあ、なんと、玄米にしようとまで言っていた旦那をはじめ、下二人の子供はいやがって、食べないのです。ひどいよね。胚芽米だけど、無洗米なのです。とてもさらっとしてきれいなお米。味は白米とかわりないけど、色が受け入れられないのかなあ、と思い、考えた末、リゾットを作ってみたら、これは大成功。無洗米でリゾット。これは、かなりいいです。春のリゾットは、暮しの手帖　別冊　ご馳走の手帖の１９９０年（創刊号）で、ベニスのハリス・バーを増井和子さんが紹介する記事の中に、レシピがのっています。ズッキーニ、アスパラ、ピーマン、グリンピース、マッシュルーム、アーティチョーク、玉ねぎ、トマト、パセリなどを使い、肉系の出汁で、ごく一般的なリゾットの作り方で作っています。15年度無洗米 胚芽精米5kg【庄内米産直店土門商店】

寿司屋のかんぴょう

冷凍室に常備の干瓢がなくなりましたので、煮ることにしました。昔の暮しの手帖に出ていた、東京の寿司屋「なか田」の配合を、そのまま真似させていただいております。干瓢さえ、いい物を選べば、間違いなく、お寿司屋さんの、海苔巻きに入っている、あの通りの干瓢ができます。１度に、４０グラムも煮ると、結構たくさんできるので、小分けにして、ラップにくるみ、冷凍しておくと、２，３ヶ月は全く大丈夫です。まず、干瓢(４０グラム）を、海苔巻きの長さに合わせて切ります。ぬるま湯に１０分つけ、塩もみして水で洗うのを３回ほどくりかえし、たっぷりの水で透き通るまで４０分ほどゆでます。水にとって冷やし、搾っておきます。日本酒　　２７０ｃｃ醤油　　　　３６ｃｃ砂糖　　　１２０ｃｃに干瓢を入れ、落とし蓋をして煮立て、２～３分後に、醤油　９０ｃｃを足し、７～８分、飴色になるまで煮ます。最後にみりん　１８ｃｃ加え、煮立てて、冷まし、冷めてから、ザルに上げて、汁気を切ります。☆残った汁はすぐ使わないなら冷凍して、干椎茸を煮るときに使ってます。無漂白の国内産がやはりいいです。

好きやねん　白みそラーメン

昨秋初めて見たときはゲテ物扱いをしてしまいました。でも、京都の白味噌、好きなので、とうとう素通りできず、試しに一袋買ってみたところ、これがなかなか美味しくて、この冬は、これの五個パックがセールになると、必ず買っていました。ひょっとしたら、関東の方にはお馴染みがないかなあと思って、ちょっとご紹介しました。

クリームオブマッシュルームスープ

春だからかな、マッシュルームを安売りしていました。とはいえ、８個入りのパックで１００円なので、大きなキャベツが一玉１００円と考えると安くはないのですが・・・でも、クリームオブマッシュルームスープを作りました。細かく刻んで作った方が、味わい深いのですが、ミキサーでガーッとやってしまっても、意外とおいしくできました。マッシュルーム２４個ベーコン３枚玉ねぎ　４分の１個バター　大２牛乳　　　５００ｃｃ生クリーム２００ｃｃコンソメ　２個白ワイン　５０ｃｃ水　適宜胡椒　少々バター大１で、玉ねぎ、ベーコンを軽く炒め、マッシュルームを入れて、フタをし、水気が出てくるまで加熱し、白ワイン、水を加えことこと煮ます。冷めたらミキサーでどろどろにして、牛乳、コンソメ、胡椒を加え、吹きこぼれないように気をつけて沸騰させ、最後に生クリーム、バター大１を加えます。簡単です！

サザエの壺焼き

ひな祭りの日、夕方、スーパーに行ったら、サザエお買い得になっていました。子供のグーくらいの小さいものでしたが、１つ１００円しなかったので、家族分買って、壺焼きにしました。殻ごと、水から茹でて、沸騰したら、すぐに取り出し、金串をフタと身の隙間に突き刺して、ぐるっと、まわすように、肝までこわさず、取り出します。 汁を作ります。みりん５０ｃｃを煮きり、醤油５０ｃｃ加え、出汁４００ｃｃ入れます。下品になるかもしれませんが、お砂糖を小さじ２加えると家庭風の味になります。汁の中に、サザエの身だけを１．５センチ角ほどに切った物、焼きかまぼこ半板も、同じ大きさに切り、入れます。サザエの殻に、汁と具を戻して、アミの上で焼きます。 沸騰したら三つ葉をのせます。熱いので気をつけて、ペンチなどで皿にとり、あつあつのところをいただきます。汁を飲むときは、やけどと、殻の縁で唇を切らないように気をつけてください。

石垣島のパインアップル

頂き物のパイナップル、いい香りがしてきたので、食べることにしました。石垣島のおみやげです。大きさは、デルモンテの輸入のと同じくらいですが、葉の色がうすく、たおやかな感じで、果皮の色もうすい茶色です。とげが果肉に食い込んでいるので、剥くのに苦労しましたが、食べてみたら、おいしい！胸の焼ける感じが全然しなくて、さわやかな味です。

シフォンケーキの憂鬱

　昨年、友達にみっちり教えてもらい、２０ｃｍの型まで、即時に購入したシフォンケーキ熱中時代を経て、ここ最近、すっかりご無沙汰しておりました。　　またちょっと作ってみようかなあと、思い、夕食後のオーブンに入っているのが、ここ数日で四個目のシフォンケーキです。　と言うのも久しぶりに作ってみたらうまくいかず、あれ、何故だどうしてだと慌てました。　本屋で、田辺由布子さんの強力粉も使うレシピを暗記してきて二個目。 これも、焼き上がった直後はうまくいったように見えたものの、逆さまにして、冷やしている間にシューと焼き縮み。　きれいな部分が型の７分目くらいまで沈み、その上に焦げ目のついたひょうたん状の物がのっかっているという無様な姿になってしまいました。　これで、やめられなくなり、ネットでさんざん検索してレシピを検討して作ったものの、三個目も失敗。やはり、焼き縮みです。　これは、もしかしたら、オーブンの温度がおかしいのかなあと気になり、最初に友達に教わった、栗原はるみさんのレシピで、オーブンの設定温度を１０度下げて、今やってみています。　オーブンも、もう１５年目なので、そろそろ、ダメなのかなあ。　憧れは、アメリカ製のビルトインのオーブンです。料理研究家の大原照子さんが、「少ないもので豊かに暮らす」ご自宅を、ＮＨＫおしゃれ工房で紹介されていた時、台所に素敵なビルトインオーブンが見えました。あとで調べたら、アメリカ製のマジックシェフというメーカーのものでした。 それ以来ずっと、借家住まいが終わったら絶対台所にこのオーブンをつけたいと思っております。　*******うまくいきました！やっぱり、材料の配合より、オーブンの温度の問題だったようです。

ひな祭りにサザエって

うちだけ？（エンタの神様を子供に付き合って見ていたら代田ひかるさん？の口真似になってしまいました。）　蛤をお雛祭りに召し上がるお家も多いようですが、なんだか、小さいときからずっとひな祭りにはサザエの壺焼きを食べていたような記憶があります。（結婚してからは、実家からもらってきた時以外、経済上の都合で省略しておりますが。）　海岸で炭火で焼いているのにお醤油をかけて食べるのもおいしいのですが、ひな祭りのサザエの壺焼きは、家庭料理のようでした。　まず、殻ごとゆでて中身をとりだし、肝の部分はよけてしまい、かまぼこと三つ葉とともに、身を殻に戻して、かけそばのおつゆくらいのあんばいの汁を張って、餅アミのうえで汁が沸騰するまで焼きます。　サザエの殻の奥の方までかまぼこや身が入っているのを、根気よく引っ張り出して食べるのが、子供の時大好きでした。　大顰蹙を買いながら、後回しにしてきたおひな様　やっと今日出しました。雨の日に出すものではないそうですが、もう、後がないし、しまうとき晴れていればいいか、と大決心で。　

メイズオブオナー（イギリスの伝統菓子）

図書館の本のちょうど見たかったページが破られていてわからなかったレシピ（２月２６日の日記）、bokunchanさんのご好意で、知ることができました。夕べは旦那が出張でいなかったので、簡単に晩ご飯を済ませてから、早速、メイズオブオナーに挑戦してみました。 アーモンドスライスがなかったので、くるみを上に飾りました。パイ生地の中身は、スコーン風ですが、砂糖、レモン皮のお陰でそのままストレートに紅茶のお供になる、といった感じで、とてもいい感じにできました。イギリスのお菓子として、スコーンやショートブレッドは、いろんな本にも紹介されて、すっかり日本でも知れ渡っておりますのに、この、メイズオブオナーは、あまり一般的でないような気がします。（私が知らなかっただけかもしれませんが。）スコーンは、簡単簡単と散々言われる割に、出来上がりにむらがあり、必ずいつもおいしくできるとは限らないような気がするのですが、メイズオブオナーは、本当に、誰にでも美味しく作れそうな感じがいたします。

すし酢の割合　ひな祭り近し

それこそご家庭によって様々でしょう。１，２，３　が覚え易いですね。昨日のはなまるマーケットでもこれでした。つまり、米２合に対して、塩小さじ１，砂糖大さじ２，酢大さじ３　というのです。これは、家庭料理の本のちらし寿司のレシピにもよく見かける割合です。我が家では、昔の暮しの手帖に出ていた実際のお寿司屋さんの配合で、ずっとやっています。東京の「なか田」というお寿司屋さんです。米一升（１０合）に対して、塩３６グラム、砂糖３２．４グラム、酢一合（１８０ｃｃ）＜暮しの手帖では、大さじ１８ｃｃ小さじ６ｃｃが使われています。体積：重量　比を、砂糖　１：０．６　　塩　１：１で私が換算しました。＞悪くならないし、使いたいときにちょこっとでもすぐ使えるので、うちでは、この分量で作って、砂糖が溶けたら冷蔵庫に入れて置きます。寿司屋と家庭のすし酢の配合の比較（米１合に対して） 酢砂糖塩家庭用22.5cc9グラム2.5グラムすし屋18cc3.24グラム3.6グラム家庭では、酢を合わせることが不慣れなこともあり、酢の分量が２割５分増しになっています。寿司屋では、巻きずしにぎりに合うように、砂糖控えめ、塩が多めになっています。* * * * * * * 上の娘がまだ小さかった頃、近所の女の子のお母さんたちでひな祭りパーティーをしたことがありました。ちらし寿司を作ろうか、ということになり、お米を炊く人、酢を合わせて持って来る人、煮込んだ椎茸などの具を作る人、錦糸卵を作ってくる人、と結構大勢だったのでなんとなく、事前に分担して、当日持ち寄りました。みんなそれぞれ、完璧！に作って、とてもおいしそうなちらし寿司ができたのですが、食べてみると、なんだかみんなしっくりこないお顔でした。その時、家によりちらし寿司は様々だなあということを痛感したのでした。

豆乳鍋とポン酢

スーパーで卵豆腐のような容器に入った豆乳が８０円くらいで売っていました。突き出た部分をチョキンと切ると中身が出てきます。この前のどっちの料理ショーで、豆乳鍋をしていて、「本日のご注文はどっち？」と言うところまでは見ていたのですが、結果の発表前のＣＭの間に爆睡してしまって、あとで気になってホームページで調べたら、キムチ鍋に勝っていましたね。夕べは、土鍋に昆布を入れ、水から炊いてお出汁をとり、少し冷ましてから、豆乳を２パック入れました。それを加熱していくと、一応湯葉が１枚とれました。具材は、白菜、春雨、豆腐、あげ、市販の海老団子、水菜、しめじ、えのき、ネギ、とり団子、豚シャブ用のお肉です。普通にシャブシャブのようにして食べました。ポン酢をつけ、飽きてきたらごまだれにしました。最後、ひもかわうどんがあったので、投入。今朝は、残りの汁に冷ご飯を入れ、卵をまわしかけておじやにして食べました。ポン酢、安売りのミツカン味ぽんでいいや、といつも思ってしまうのですが、スーパーでじっくり見たら、すごくたくさん種類があります。関西に来て初めて知ったのは、旭ぽん酢。今はなき、奈良そごうの１階の食品売り場（遺跡があるので、地下が掘れず、１階にありました。慣れない頃は、帰ろうとして必ずエスカレーターで上へ行ってしまいました。）で、お一人様１本でお願いいたしますとの張り紙を見て、有名なポン酢なんだなあと知ったのです。今では、この辺りのスーパーで置いて無いところは無いです。３６０ｍｌで６００円程なので、結構高いです。馬路村のポン酢もよく見かけます。３６０ｍｌで５００円前後。そして、昨日、スーパーで悩みに悩んで買ったのはこれです。法善寺横丁板前手造りポン酢。３６０ｍｌで４４８円でした。徳島産のすだちに割とあっさり味付けがしてあり、隠し味に梅酒も入っていてなかなか美味しかったです。

パンプキンシードオイル

カボチャの種から採った油です。色はエンジンオイルのように真っ黒。今日、スーパーで初めて実物を見ました。イギリスのスーパーマーケット、セインズベリが、オレンジページと家庭画報を足して二で割ったような月刊グラビア誌を出しています。その中で、長く、”Anatomy of an Ingredient”という連載がありました。食材の産地を取材する紀行なのですが、濃い取材でしかも料理方法までカバーして、出色だったのですが、雑誌そのものがリニューアルして、連載がなくなってしまいました。ここ、２ヶ月は、もっと短い食材の記事で、「油」　「砂糖」を取り上げています。これも、日本ではお目にかからないような食材が載っていて、面白いのですが、その中で、パンプキンシードオイルを初めて知りました。サイダービネガーと合わせてドレッシングを作ったり、ポークキャセロール、カボチャスープ、ホットベジタブルにかけたりするといい、と説明が載っています。多分、イギリスで買えば、ものすごく安いのではないかと思うのですが、今日見たのは小瓶で１２００円もしました。ちょっと試してみるのもなあ。「どこでもドア」があったら、一番にセインズベリにお買い物に行くのですが。