テーマ:旬・シュン・しゅん♪(3076)
カテゴリ:料理・グルメ
決定版のレシピを探すとき真っ先に見る吉兆味ばなしにも、サライの高級惣菜料理入門にも、筍ご飯はでていないのです。
特に、こうこうしろと言われなくてもご家庭それぞれの味で自然とおいしくできてしまうということなのかもしれませんが。 暮しの手帖の3世紀の索引を見ると、49号に「つる壽」の柿澤津八百さんのたけのこごはんが出ています。 これはまた、お上品な料亭のコースの最後にでも出てきそうな鰹と昆布のお出汁のごく薄味のレシピです。 おかずがいっぱいあるなら、薄味の筍ご飯もいいでしょうが、我が家のように、今日の晩御飯は筍ご飯とトン汁だけよ、という場合は、やっぱりしっかりした食べ応えのある味にしたいですよね。 この前、作ったのは、たまたま油あげが安売りだったので、3合のご飯に筍丸々1本と、おあげさん5枚入れました。 先に、ゆで筍と油あげを、ひたひたの出汁で(味の素のほんだしを使いました)煮て、その時点で煮物として食べてもおいしい位に、砂糖、酒、塩、しょうゆ、みりんで味をつけてしまいます。煮上がったら、ザルにあげて、汁をよくきります。 洗っておいた米に、その汁をいれ、炊飯器の目盛りに合わせて水も足し、その上から、筍と油あげの煮物も乗せ、炊き込みご飯モード(なければ、浸水時間なしのすぐ炊飯の始まるコースで)炊きます。 3合の筍ご飯は、私が一口味見をしたのみ、旦那はお代わりしようとしたら、お釜がからっぽで怒るという、悲惨な結末を迎えてしまいました。(子供たちだけで、ほとんど全部食べてしまったんですね。) 後日、同じようにして、4合炊いたら、また悲惨なことに。 うちの5合炊きの炊飯器がいつもと違う状況に舞い上がってしまったらしく、下はおかゆ、上は生米状態になってしまいました。あわてて土鍋に移して追い炊きし、なんとか食べたのですが、土鍋の底は黒焦げになってしまいました。 くれぐれも、炊飯器の容量いっぱいに、炊かないでくださいね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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