テーマ:食べ物あれこれ(50368)
カテゴリ:料理・グルメ
関東でも最近は本格的な美味しいたこ焼きが食べられるようになったようですが、数年前は、そうでもありませんでした。
スーパーの前の屋台で買ったたこ焼きには、生っぽいキャベツが入っていて、これはひどい、と思ったこともありました。 関西のたこ焼きを一度も食べたことがないながら、子供の頃から、家にたこ焼き器があり(これも、母が暮しの手帖を見てわざわざ買ったんだと思うのですが)、運動会から帰ってきたら、おやつにたこ焼きが出てきて嬉しかった思い出などがあります。 関西に来て、すぐ親しくなったご近所の方が、よくたこ焼きを焼いて持ってきてくれました。 それは、今まで食べていたのとは、根本的に違う物でした。 外カリ、中トロ、口に入れるとハッフッフ、となってしまうのです。関西の方にとっては、生まれた時からの常識でしょうが、関東人にはカルチャーショックの一種でしたよ。 今まで食べていたのは、ただ粉に具を入れて、丸く焼いただけのもので、たこ焼きとしての完成型ではなかったんだと気づきました。 それから、たこ焼きの秘密を探るべく、ご近所の方にもしつこく聞いたのですが、関西の方は、たこ焼きの秘密をあまり教えてくれません。 お粉をお出汁で溶けばしまいや。 ということなのです。 あまりにも日常的に作っていらっしゃるので、分量を客観的に表現できないのだと思うのですが。 しかたなく、自分であれこれ試しました。 ヒガシマル醤油で出している「あなたもたこ焼き名人」。 これは、手持ちの薄力粉に加えるとたこ焼きのおいしさがアップするお助け粉末です。 これは、結構いいです。 でも、90個分で147円もするので、それだったら、たこ焼き粉として売っているものの方がお得。 たこ焼き粉は、日清のを一番よくスーパーで見かけます。 昭和のは、ダイソーにあります。 でも、絶対的に関西の味に近くできるのは、日粉(日本製粉)のたこ焼き粉です。関西しょうゆ味のでなく、300グラム147円の一番安いやつ。 何故か東京の99円ショップでもよく見かけます。 関西のたこ焼きを手軽に作るには、日粉のたこ焼き粉使って、袋の指示通りに作るのが一番の早道かなあ。今のところ。 そのうち、たこ焼き粉を使わなくても、お粉とお出汁で作れるようになれるかもしれませんが・・・ 生まれた時からたこ焼きを食べていらっしゃる関西の方、お粉とお出汁の割合と、その他の調味料の分量、計って作っておられたら、是非教えてくださいませんか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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