テーマ:食べ物あれこれ(50368)
カテゴリ:料理・グルメ
夏休み、久しぶりに神楽坂に行ったら、随分昔と変わっていて、話には聞いていたのですが、驚きました。
坂上の亀十も、店の間口はそのまま、違うお店になっていました。 亀十は、パンと、洋菓子のお店でした。 大通りに向いているショーケースには、生ケーキが並んでおり、コの字型に店の奥に続くケースには、贈答用のロシアケーキ、カステラ、更に一番奥に、パンがありました。 小学生の頃、買い食いをする悪い子だった私は、亀十のパンには大変お世話になりました。 40円のハムパン、サラダパン。これは、今でいう、ホットドック用のパン(昔はコッペパンと言っていましたっけ。)に、辛子バターがぬってあって、ハムパンには半分に切った四角いボンレスハムが2枚、サラダパンにはポテトサラダがはさんでありました。 それと、手のひらの形のジャムパンとクリームパン。 食パンを母に頼まれて買うこともよくありました。おじさんが奥でスライスしてくれて、白いハトロン紙に包んでくれました。 めったに買えなかったけれど、亀十のお菓子の中で一番好きだったのは、カップケーキ。 ハトロン紙をうまく型にしてあり、中身はレーズン、チェリー、アンゼリカなどがたっぷり入ったパウンドケーキのような味でした。 新宿の小田急のハルクフーズ前の通路に、「亀十」というお店が品物を出しているのを見かけ、もしかしたらと、覗いてみたのですが、和菓子のお店でした。 神楽坂の亀十はとても小さい店だったので、奥に工場があったのではないと思うのです。どこかから、仕入れて来て売っていたのかと思うのですが、仕入れ先がわかれば、またあのカップケーキに巡り会えるかもしれないなあと思います。 また、あさってから、父の様子を見に、数日、東京に帰ろうと思います。明日も、いろいろ忙しいので、しばらく日記をお休みいたします。 折角、調子が出てきて、たくさんの方に読んでいただけるようになってきたところで、お休みするのは残念なのですが、戻ってきましたら、頑張って更新いたしますね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[料理・グルメ] カテゴリの最新記事
|
|