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[ ＤＶＤ映画鑑賞(ネタばれありかも)] カテゴリの記事

全488件 (488件中 201-250件目)

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  ステルス

  　近未来の兵器の形を示していて興味深く、またエアファイトも見ものの作品です。　今日はメイキング見てたのでちょっとコメント。　映画作りって全部ＣＧじゃないんですねー。私は最初映画の方しか観ていなかったので、ほとんどＣＧでやったと思い込んでいました。実際の製作現場は、実際の機体”人間操縦のステルス機”と”エディステルス機”を作っています。作品への監督のこだわりが、メイキングでよく分かりました。この作品、映画は”エアバトルアクション”として楽しめる作品ですが、メイキングも興味深いものです。子供にメイキングが受けるかどうか分かりませんが、個人的に本編とメイキング両方楽しめました。エアバトルの映画でクリント・イーストウッドの「ファイヤーフォックス」も面白いです。「ステルス」　「ファイヤーフォックス」

  2006.12.19

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  カンフーハッスル

  　日本のギャグアニメを絶対参考にしたと思われる。爆笑カンフーコメディ映画です。チャウ・シンチー最近ヒット作が恵まれています。「少林サッカー」でも派手なアクションを見せてくれましたが、この作品はチャウ・シンチー個人を中心にすえた作品です。「少林サッカー」はチームプレイの派手なアクションでした。好みは個人差があると思いますが、私はこの作品の方が気に入ってます。　チャウ・シンチーは下積みが結構長かったのでこのスターの登場は新時代のアジア映画の星になると思います。次作が楽しみになる仕上がりです。年齢を問わず楽しめる作品です。「カンフーハッスル」

  2006.12.18

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  AVP

  　有名なのを対決させる作品はいろいろありますが、この作品が一番出来はいいと思います。「ゴジラ対キングコング」とか「フレディvsジェイソン」とか。　「エイリアンＶＳプレデター（ＡＶＰ）」細かい突っ込みはありますが、相対として娯楽で楽しめる作品ですね。気になったのは南極に行った探検隊の隊員の息が白くないとか細かい描写の荒さはあるにしても面白い仕上がりです。２強の対決ですが良く出来ていると思います。アクションフルな作品です。今回２枚組みの特典映像付きなのイイと思いますよ。２強は個別の映画のときはそれぞれ１作目はめちゃ怖かったですが、今はヒーローものみたいな感じでしょうか。どの年齢層もハラハラ・ドキドキ楽しめると思います。娯楽の佳品ですね。「ＡＶＰ」はじめ対決物ＤＶＤ

  2006.12.18

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  ドクター・ドリトル１＆２

  　このエディ・マーフィバージョンの作品は子供や大人をファンタジックな気分にさせてくれるとてもいい作品だと思います。動物と話が出来たらどんなに楽しいだろうとか、いろいろ夢の膨らむ佳品です。前作の「ドリトル先生」より、特殊撮影やアニマトロニクスの進歩で、大変いい出来の作品です。前作はオウムから言葉を学ぶのですが、この作品では、子供の頃から話せる変わった子が、大人になって自分が動物と話せたという事実を忘れてしまっていた、これがミソですね。そして大人になって、結婚して、子供二人をもうけ、幸せな家庭で、人間の世界の成功者という設定も後で利いてくるコメディの要素になっています。　ストーリーは面白いのでここでは面白い保障だけしておきます。「ドクター・ドリトル１＆２」

  2006.12.18

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  プリティ・リーグ

  　キャスティングが贅沢な作品です。ストーリーも面白い展開です。ＳＦＸはほとんど使わず俳優の演技と演出のうまさが光る作品です。トム・ハンクス、ジーナ・デイビス、マドンナなど有名どころが出演し、面白い展開に話に引き込まれます。　この第二次世界大戦に出来た、女性のプロ野球リーグ、の実話を元に作られた作品です。　今では女性がボクシングをやったり、野球の往年のプロ野球選手がプレイする”マスターズ・リーグ”もあるのですから。女性で野球やりたいと思う人も多いと思うのでどこかスポンサーになってくれる企業があれば、きっと面白いものになるような気がします。もっと女性に活躍して欲しいですね。「プリティ・リーグ」

  2006.12.18

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  スターマン

  　今から２２年前製作の映画です。さすがに特殊効果に慣れた目にはちょっとスリルさが物足りない感じがします。それだけ見る目が緊迫した現代風の展開に慣れ、もっとスリルをもっと緊張を人間の娯楽への欲望の、進化（慣れ）を我ながら感じてしまいます。　古い作品なので、ストーリーをちょっと。　愛する夫を事故で失った妻”ジェニー”の思いが宇宙に届き、夫の姿そっくりの宇宙人”スターマン”がアル夜突然彼女の前に現れます。亡き夫”スコット”そっくりのスターマンに宇宙とのコンタクトポイントまで車で一緒に、最初は心を許していないながらも、夫そっくりの宇宙人に少しずつ惹かれていく”ジェニー”。星を越えて心を寄せ合う二人の前に、宇宙人を侵略者と決めつけたアメリカ政府が阻止に軍隊を動員して動き始め・・・。　特殊効果は、昔のアクション物と大差なく、車で移動するので、カーチェイス・カーアクションそれに車の爆発。古き懐かしき時代物ＳＦです。当時の技術ではちょっと現代人の目からは無理があります。同じようなサスペンスで「ビデオドローム」という物がありますが、もうビデオも過去の物になりつつあります。私たちがおじいさんになる頃、子供にはどういう昔話が出来るでしょうか。「スターマン」懐かしき映画作品

  2006.12.18

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  戦火の勇気--追伸

  　この作品”湾岸戦争”を根底に二つのストーリーで構成されています。　一つはメグ・ライアンの戦場での行動の真相が部下の生き残った証言から組みあがってくる食い違いのストーリー。　もう一つはデンゼル・ワシントンが初期の戦闘での誤認で部下を死なせてしまい戦闘からはずされ国防省勤務になっていますが、その後のメグ・ライアンの死の真相を調べていく意味深い信念の調査のストーリー。　これは二人の俳優の演技もいいのですが、脚本を書いたシナリオライターが元の展開をうまく作っていたからだと思います。映画の賞こそ受賞していませんが、信念と愛国心と戦争とその真実の組み合わせのハーモニーがとてもいい感じの、決して戦争を美化するつもりはありませんが、戦争という極限状態で起こったドラマを感動的に伝えていると思います。残念ながら私の持っているＤＶＤにはメイキングがないので、この作品が湾岸戦争の実話に基づいたものか分かりませんが、戦争の重みをずしりと、でも感動的に描いた佳品だと思います。「戦火の勇気」

  2006.12.18

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  戦火の勇気

  　１０年前の作品です。メグ・ライアン（1961年生）、デンゼル・ワシントン（1954生）が主役です。映画デビューは二人とも’81年ですが、演劇歴はデンゼル・ワシントンの方が長いですが、この作品では対等に思えます。　デンゼル・ワシントンは受賞歴があるのに対してメグ・ライアンは受賞歴はありません。　Ｄ・ワシントンがこの作品の流れを作っていますが、ヒロインの死までが重ね合わされて、展開では、Ｍ・ライアンがいい役柄だと思います。二人とも優れた俳優だと思います。　私のイメージではＤ・ワシントンはドキュメンタリックな作品のイメージがあり、Ｍ・ライアンはロマンス向きです。　映画のタッチはＤ・ワシントン風ですが、Ｍ・ライアンはここではヘリの仕官役で珍しい役だと思いますがうまくマッチしていると思います。この作品のキャスティングを考えた人がすごいのかなーなんて思います。たぶん大人向けの作品で子供にはちょっと分かりにくい作品かもしれませんね。出来はとてもいいと思います。「戦火の勇気」

  2006.12.18

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  パイレーツ・オブ・カリビアン

  　２作目の「デッドマンズ・チェスト」と１作目の「呪われた海賊たち」ここ１０日くらい交互に見てました。２作目も世界的に人気は高いですね。　ジョニー・デップはじめ、主役級３人と俳優さんたちの演技については申し分ないですね。シナリオもいいと思います。自分的には１作目の驚きは２作目にはあまりありませんでしたね。この思いはまた今後変わる可能性はありますが、今のところ世間の人気ほど私は期待していたものが大きかったせいかちょっと物足りなかったように今は思っています。　映画の作りが１作目はＣＧなどの技術と俳優の演技がうまくマッチして個人的にとても新鮮でした。２作目は被り物的タコ船長の演出がもう少し工夫されていて欲しかったと思います。私の思いは少数派のようですが、ブログなのでご勘弁を。

  2006.12.18

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  ビーンストーク

  　この作品どの年齢層にも印象的な作品だと思います。個人的にこの作品はお気に入りです。何度も見ています。メイキングが少なくて、裏話がないのは残念ですが。最近は映画も観るのですが、メイキングも結構見てます。裏話が見られるので結構面白いです。　日本語では「ビーンストーク」だけでは分かる人が少ないので、副題に「ジャックと豆の木」とありますが、原題は「Jack and the Beanstalk:The real Story」とあります。直訳すると「ジャックと豆の木：その本当の話」となります。この映画は日本でも良く知られた御伽噺「ジャックと豆の木」の主人公ジャックの子孫はどうなっているか、という切り口で、ストーリーを作り上げたほとんど創作的・続編になります。子供は楽しめて、大人は御伽噺の続きでちょっと考えさせられる、そんな感じでしょうか。　日活＆ホールマークはペースは遅いですが、こういうファンタジックなリメイク的作品が多いですね。カタログを探すとジャンルがかなり絞られています。当り・外れはありますが、個人的にはこのタッグの作品はお気に入りです。特にこの作品は私は気に入りました。これは子供にも見せたいし、また大きくなったらもう一度見て欲しい作品です。「ビーンストーク」

  2006.12.17

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  ミッション・トゥ・マーズ

  　ブライアン・デ・パルマ監督の2000年製作の火星を主な舞台にしたＳＦ作品です。この監督は一流のエンターテインメントを作ると思います。この作品は一時期騒がれた”火星の人面岩”をネタにしたものです。「人面岩」は夢を与えてくれましたが、この作品に前面協力したというＮＡＳＡそのものに否定されてしまいました。人間は心のどこかに人間とは別な生命体がいて欲しいという願望があるのでしょう。　なんにしても特殊効果をうまく使いリアルな火星と宇宙飛行を描いています。スリリングなワクワクさせてくれる仕上がりの作品です。　時は2020年、人類はついに火星への”マーズ1号”有人飛行を成功させます。そのクルーから驚くべき発見を地球に伝えてきますが、その後火星に”異変”が発生し謎のメッセージを残し交信は途絶えます。火星で何がおきたのか？真相解明とクルー救出を使命としてマーズ2号がミッションが始動します。マーズ2号のクルーが見た火星で起きた真相は・・・。こういう宇宙物は夢があっていいと思います。「ミッション・トゥ・マーズ」

  2006.12.17

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  スピーシーズ

  　ちょとエロチックでホラーな仕上がりのＳＦ映画です。　ＳＥＴＩ計画という実在の宇宙人コンタクト計画が成功していたらどんなだっただろうという発想で創られた計画に否定的な作品です。この作品の対極には「コンタクト」があたるでしょう。　ＳＥＴＩ計画は1974年に実際に試みられていて、この映画は20年後に宇宙人から返事が返ってきたので、その電波の内容を解読し作ってみたら、恐ろしくも美しいエイリアンが出来てしまったというものです。　ナターシャ・ヘンストリッジが人間で言えばキレイですが恐怖の肉食エイリアン役を演じています。作品は子供向けではありませんね。クリーチャー・デザインは「エイリアン」でも好評だった、Ｈ．Ｒ．ギーガーです。彼は「エイリアン」の卵や宇宙船のデザインに女性の陰部をデザインの原型にしていますが、この作品でも”シル（ナターシャ・ヘンストリッジ）”の繭あたりはそれを連想させるものです。　エイリアンから送られた情報で作られた女の子エイリアン”シル”は驚異的なスピードで成長し、危機感を覚えた研究者達は彼女を抹殺しようとしますが、”シル”は脱走してしまいます。途中彼女に惨殺された人間が発見され、”シル”と人間の戦いを伴った追跡がはじまり・・・。　この映画は１作目が一番良いと思います。　ＰＳ：「スピーシーズＸ」という映画がありますが、この作品とは全く別物です。続編かと思い衝動買いしたらハズレでした。「スピーシーズ　種の起源」

  2006.12.16

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  パトリオット--メル・ギブソン--

  　アメリカ独立戦争戦争前後を、メル・ギブソン演ずる父親とその家庭・家族を中心に描いています。後半は独立戦争そのものが中心になります。前半での家族愛と愛国心の狭間で揺れる父親の姿をメル・ギブソンはうまく演じていると思います。結構スペクタクルな場面もあって佳品と言える作品だと思います。　もともと戦争に反対だったベンジャミン・マーチン（メル・ギブソン）は、息子がイギリス軍に殺されたことから、戦士として能力をまた目覚めさせます。そして巧みなリーダーシップと戦術でイギリス軍を苦境に追い込みます。　”パトリオット”は愛国者という意味ですが、私には愛する家族を殺されたことに主人公が戦争を始める動機があることに、愛国心もやはり身近なところから出るものだと思っているので、この主人公の姿はリアルに映りました。個人的な話ですが私の伯父は第二次世界大戦をソビエトで戦っていますが、伯父の話では戦友が敵に殺されると怒りがこみ上げてくるとを言っていたことが思い出されました。　ストーリーの流れは、前半のピークは主人公のメル・ギブソンが息子を殺された悲しみと怒りと復讐、後半の見所は巧みな戦術でイギリス軍を翻弄する痛快さだと思います。　メル・ギブソンはインタビューなどでは気さくな雰囲気があり、そういうキャラクターは「リーサル・ウェポン」に出ていて、「マッド・マックス」「ブレイブ・ハート」とこの作品ではどちらかというと寡黙で内に情熱を秘めた役を演じ分けられるのが、彼の俳優としての持ち味だと思っています。　「マッド・マックス」で初めて彼を見たときは”無口だけど愛情のあるキャラ”と思い込んでいましたが、「リーサル・ウェポン」あたりで見る目が変わり、結構幅のある俳優だと感心し、ますますお気に入りの俳優になりました。映画の中だけでは見られない部分が、メイキングとかでは見られるので最近はよくメイキングも見ています。役を演じるのは個人的なキャラクターというより”なりきる才能”だとしみじみ思います。「パトリオット」製作2000年。

  2006.12.15

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  遊星からの物体X

  　この映画を始めてみたときは、結構怖かったです。この映画は製作が1982年ですが、当時のＳＦホラーとしては「エイリアン」がありましたが、私はこの映画の方が怖かったですね。今見るとスリリングな展開を楽しむことが出来ますが、見た当時はそんな余裕はありませんでした。　この作品はリメイクですが、私は前作を知りません。ですがこの映画の出来はとてもいいと思います。見るものを釘付けにするスリリングな迫真の展開はいい線いっている映画です。脚本やカメラワーク、ＳＦＸの使い方、カート・ラッセルの演技などどれをとってもＳＦホラーの佳品に入ると思います。現在のＣＧやワイヤーアクションの利用を考えに入れてもいい作品だと思います。もちろん私の大事なコレクションです。　設定は、１０万年前に地球に来たエイリアンが目覚め南極の雪原を舞台に、人間とエイリアン（生物に寄生して宿主を殺す、この点の設定は映画「エイリアン」と似ています）の生死をかけた戦いが繰り広げられます。　多分、子供に見せると怖がると思います。邦画の「リング」ほど怖くはないですが。「リング」のラストシーンを見て、私は夜トイレに行くのがしばらく怖かったです。この作品の原題は「The thing」で直訳すると”できごと”と日本語の題名と大きくかけ離れています。こういうことはままあるのですが、日本人で「できごと」なんて題名に引かれる人は少ないでしょう。題名の違いから映画文化の違いが垣間見えます。「遊星からの物体X」

  2006.12.15

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  アウトブレイク

  　この映画が出た頃が1995年なので、この頃見た人は「アウトブレイク（大流行）」が身近なもの・日本で起こりうることと考えたのは少数派ではないでしょうか。その頃”エボラ出血熱”とかを思い浮かべたでしょうか。”Ｏ－157”は「アウトブレイク」の対象になると思った人はどれくらいいたでしょうか。航空機の発達で圧倒的に地球の時間的距離が縮まったので、この作品は今ではわりと身近なものになっていなければ、”日本人の危機管理状態”は、まだ未熟だと思います。　さてこの作品は一匹の猿から始まるアメリカ滅亡の危機を描いています。この作品の題材は明らかに”エボラウイルス”がモデルになっています。アフリカが最初の発生地であること、猿が関わっていることなどからです。　ストーリーは、まずアフリカで原因不明の体中から血を噴出して住民が次々と死んでいくという事件が起きます。その調査に赴いたアメリカ軍医学研究チームのリーダー”サム・ダニエルズ(＝ダスティン・ホフマン)」は警戒態勢を進言しますが却下されます。ところがその後同じ症状の患者がなんとカリフォルニア州に出現、一気に感染は広まり人々はパニック状態に陥ります。サムは独自に調査を進めるうちに軍に極秘血清があることに突き当たり・・・。息もつかせぬスリリングな展開が続きます。　この作品は二つのテーマを扱っています。一つは未知のウイルスの恐怖で、もう一つは細菌兵器の極秘開発問題です。今ではこの二つはリアリティがあります。軍の権力が強い国はおそらく細菌兵器の研究をしているでしょう。また航空機の発達で短い期間で他国からウイルスが飛び火する可能性はますます高くなっています。この映画の投げかける問題を真剣に考え始めたらきりがありません。ともかくリアルで奥の深いテーマの作品と言えます。　主役のダスティン・ホフマンは演技の幅の広い俳優だと思います。「卒業」「クレイマー、クレイマー」「レインマン」「トッツィー」と様々な役をこなしています。来年で７０歳になるのですがまだいけそうです。「アウトブレイク」

  2006.12.15

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  インビジブル

  　「透明人間」のリメイクと言える2000年製作の映画です。正確にはＳＦの三大御三家の一人、ＨＧ・ウェルズの有名なＳＦ小説「透明人間」のアイデアを現代に移した翻案映画です。　インビジブル(invisible)は「目に見えない」という意味ですが、これは日本向けの題名で英語では「Hollow Man」で、直訳すると「空（から）の男」とでも言ったらいいでしょうか。英語の題名では日本人にピンとこないので日本用に「インビジブル」としたと思われます。「透明人間」ではちょっと古臭く感じられますし、原作の通りのストーリーではないので、題名を変えたたのでしょう。　映画の出来ですが、総合的にはＢ級だと思います。ただ最近の作品だけにＣＧの技術で、実験に使われる”ゴリラ”の透明から実際の姿に戻っていくシーンや、自分の体で実験した天才科学者の透明になっていくシーンなどはとてもリアルです。ストーリー面では透明になった科学者が攻撃的でスケベになってしまう、というあまり創意の感じられないものです。ＣＧエンジニアたちの苦労は感じられますが、展開があまり良くないので残念な仕上がりです。大人には物足りないし、子供が見るには生なましくてちょっとエロいのでダメでどっちつかずの映画ですね。創るなら１８禁になるくらいに創るか、すごく楽しめる作品にするかした方が良かったのではないかと思えます。まあ見る側は何とでもいえますが・・・。ケビン・ベーコンは「アポロ１３」では良かったのになー。「インビジブル」　「アポロ１３」

  2006.12.15

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  バトルフィールド・アース

  　ジョン・トラボルタはほんと味のある俳優になりました。「ソード・フィッシュ」でもそうでしたが、風格のある役が板についています。この作品の中でも地球を侵略し征服した悪役の巨人宇宙人を見事に演じています。あの青春を輝かせた「サタデー・ナイト・フィーバー」「グリース」から２０年余、一時期パッとしなっかものの見事にスターダムに返り咲きしています。それも風格を持った俳優として。案外「ゴッド・ファーザー」なんかやらせたらすごいかも、なんて思ったりします。聞くところによると、大の航空機マニアで大型旅客機の免許も持っていて、大きな滑走路のついた自宅に住んでいるとか。　まあそれは俳優の風格とどこまで関係あるかは別にして、この作品「バトルフィールド・アース」ですが、L・ロン・ハバードの原作のＳＦ小説をもとにしています。スペース・オペラなので現実的に見ると興ざめです。ファンタジー映画などのようにその世界を肝要に受け入れて純粋に楽しむ作品です・。こういうことは子供には関係ないですが、私も含めて大人は斜に見ることがあるので自分への意味も込めて書きました。　西暦3000年、征服された地球はサイクロ人に支配され、人類は奴隷となっていました。そんな中サイクロ人の地球司令官タール（ジョン・トラボルタ）は人類を利用し、地球を私欲のため自分の星にしようと陰謀をめぐらせていました。そして人類の一人ジョニーはタールに選ばれ、特別な教育を受けます。そして知識を得たジョニーは・・・。　前半は支配される人類、後半は反旗を翻そうと活動を始めるジョニーをはじめとする人類を描いています。エンディングは人類とサイクロ人との派手はバトルが見所です。　なぜ反旗を翻した人類が操縦する戦闘機が”ハリアー”なのか、そんな理屈はは抜きにして見ると面白いですよ。　「バトルフィールド・アース」

  2006.12.14

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  ギャラクシー☆クエスト　

  　「スタートレック」を丸ごとパロディにした作品です。製作は1999年。これだけパロるのはもう賛辞以外のなにものでもありません。監督のディーン・パリソットはきっとスタートレックを十分に研究していると思います。パロディ映画ですが細部の描写・特殊撮影にも手は抜いていません。天下のドリームワークスが製作に参加しています。　始まりはそれほど面白いとは思えず、単純なパロディ映画に見えますが、中盤は本物の出来のいいスペースオペラ、最後はマニア万歳でエンディングです。　主役は、「リーマン・ジョー」で冴えないサラリーマンの反撃を描いたコメディ映画でも主演のティム・アレンです。この作品はファンダムのイベントみたいなところで始まりますが、冷めた俳優役を好演しています。　中盤から終わりまではのめりこんで見ました。それ以来たびたび見ていますが、「スタートレック」の初回バージョンを見ていて”ああっ！あれだー！”みたいな感じです。　ストーリーはファンダムで冷めた役者たちがあまり乗り気ではないところから始まりますが、地球で放映されていた番組を、歴史ドキュメントと勘違いした宇宙人サーミアンが、地球に来て救援を請います。それをプロモーターの出演依頼と勘違いしたタガート艦長役のジェイソン（ティム・アレン）は二日酔いのまま、彼らのリムジンに乗り込みます。そして気が付くとそこには宇宙が広がっていて驚愕、航宙艦”プロテクター号”までそっくりに再現されていました。そこで他のクルー役たちも連れてくることになり、宇宙人サーミアンを助ける宇宙戦争が始まり・・・。　「ギャラクシー☆クエスト」

  2006.12.14

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  フィフス・エレメント

  　1997年製作のフランス映画です。監督はフランス人のリュック・ベッソン。　これを見たのは出てすぐの頃、まだビデオテープでした。主演のブルース・ウィリスは知っていましたが、ミラ・ジョヴォヴィッチを見たのはこの作品が初めてで”スレンダーでキレイな女性だなー”と思い、結構楽しめた作品という印象が残っています。　未来の地球が闇の惑星に攻撃されるという設定で、壮大でコミカルなスペースオペラに仕上がっています。ほんと何度見ても面白いです。　その時の印象が良かったのでＤＶＤが発売されるとすぐコレクションに加えました。この作品、主演はブルース・ウィリスなんですが、あらためて見るとフィフス・エレメント（５番目の要素）のミラ・ジョヴォヴィッチの引き立て役になっていると思えてきました。これはミラ・ジョヴォヴィッチを出世させる構成の映画になっています。実際に彼女はスターダムへの階段を登り始め２年後の「ジャンヌ・ダルク」で完全に主役になり、「バイオハザード」という一流のエンターテインメントでも主役を務めています。「フィフス・エレメント」

  2006.12.13

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  シックス・デイ

  　あらためて見ました。初めて見たときは、結構良く出来たクローン人間を扱ったＳＦアクションでスリリングな映画だと感じましたが、今回見て細かいところに気になりました。主人公の冒頭の会話で”古い物がすきだ”みたいなことを言っているのに、最新ヘリのリモコン操縦機を気に入って無邪気に飛ばすシーンがあり、矛盾しているように思いました。　全体では良く出来ていると思います。娯楽としても楽しめるし、人間の尊厳に対するクローン人間の挑戦として深くも見られる作品です。　シュワちゃんもお気に入りの俳優の一人ですし（州知事になってちょっと違和感を感じないでもありませんが・・・政治家になった志しに反対ではありません、一種のアメリカン・ドリームの具現ですし、彼のボディビルダーとしての経歴は輝かしいものです）、細かいところに目がいくのが重箱の隅をつつくような天邪鬼的見方で、楽しめるものも楽しめなくなりますよね。　ＰＳ：この映画の悪役の大企業の社長がビル・ゲイツ氏に見えるのは私だけでしょうか？でも彼もアメリカン・ドリームの具現者ですね。「シックス・デイ」

  2006.12.13

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  X-MEN2

  　エンターテインメントとして何度見ても面白いと思います。超能力は信じていませんが、娯楽としてなら大歓迎です。アメコミとして売られていた頃はきっと本当に超能力は信じられていたのではないでしょうか。日本でも超能力ブームがかなり長い間続いていましたから、アメリカでも同じだったのではないでしょうか。　実写版として映画化出来たのは、ＣＧ技術の進歩とワイヤーアクションの進歩があったからだと思います。「バットマン」より実写化が遅れたのはそのあたりにあるのではないでしょうか。「スパイダーマン」の実写化が遅れたのも同じような理由だと思います。ＣＧやワイヤーアクションが映画の良さに直結するわけではないと考えますが、テンポの良い派手な演出が娯楽性に大きく影響しているのは間違いないでしょう。世間のことをサッパリ忘れてエンターテインメントに浸るのもストレス解消にいいと思います。　この作品は出演者が豪華ですね。ヒュー・ジャックマン、ハル・ベリー、パトリック・スチュワートなど有名どころがいい演技をしています。「X-MEN2」

  2006.12.13

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  カート・ラッセル

  　好きな俳優の一人です。私の彼のイメージはわりと無口で、背中で演技を見せる役に似合っていると思います。「バックドラフト」「ソルジャー」なんか渋くていい感じではまっています。彼の経歴を見ると、１２才からディズニー専属の子役として活躍していて、４０年の以上の俳優生活の積み上げがあるのでなるほどと思います。

  2006.12.13

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  愛しのローズマリーをまた見て

  　ファレリー兄弟が監督のちょっとエッチ、ちょっとセクシーなラブコメディの佳品です。また見てましたが、結構笑えました。二人は映画史に残るような大作はありませんが、見る人に受けるツボを得た映画を作る才能があると思います。「メリーに首ったけ」の方が良く知られているのではないでしょうか。　この映画の設定は美人にしか興味のない主人公”ハル”が、ひょんなきっかけでセラピストに暗示をかけられ心の美しさが外見の良さに見えるようになり、”ローズマリー”という美人と恋に落ちるのですが、実はローズマリーは・・・。　ローズマリーを演じるグウィネス・パルトロウはお嬢様系美人だと思いますが、この作品の中では二人のローズマリーを体当たりで演じています。彼女は「恋に落ちたシェイクスピア」(1998年)でアカデミー賞主演女優賞を受賞しています。「スカイキャプテンワールド・オブ・トゥモロー」などに出ています。私のお気に入り女優の一人で映画界では活躍していますが、日本での一般の知名度は海外でのそれに比べると低いように思えます。　ハルを演じるジャック・ブラックは三枚目俳優ですが、結構出演作は多いですね。最近では「キング・コング」に出演しています。コメディからシリアスな作品までこなす演技の幅の広い俳優だと思います。「愛しのローズマリー」　

  2006.12.13

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  涼宮ハルヒの憂鬱

  　後輩から「面白いですよ」と薦められて見始めたこのアニメシリーズのＤＶＤですが、２くらいから面白くなってきました。最初は単なる学園物アニメと思ってましたが、話が進むにつれ、その破天荒なストーリーの展開に興味がわいてきました。これ面白いですね。ジェネレーションギャップかと思ってましたが、ネタの広大で破天荒さはＳＦっぽくていいです。人気の理由が分かったように思います。「涼宮ハルヒの憂鬱」その他お気に入りアニメ

  2006.12.12

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  ゾルタン★星人

  　Ｂ級お馬鹿ちょっとエロコメディ映画の佳品です。ほんとにＢ級を作るつもりでとことん作っている感じがいいです。作る側がＢ級とはこんなものだと主張している感じです。　子供向けではありません。馬鹿馬鹿しくて笑えます。　ストーリーは、前夜パーティーで酒を飲みすぎた二人の若者が、その前日の記憶をなくし自分の部屋で目を覚まします。前夜に宇宙の存続にかかわる”最終兵器”をめぐる事件に巻き込まれていて・・・。「ゾルタン★星人」

  2006.12.11

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  バイオハザードII アポカリプス　シエンナ・ギロリー

  　この作品娯楽に徹したところがいいと思います。監督やミラ・ジョヴォヴィッチ、スタッフ、他の俳優が皆エンターテインメントをはっきり宣言しているのがメイキングを見ると分かります。変に芸術性を気取らないところに惹かれます。　もう何度も見ました。ゲームと同じようにスリリングで面白い映画に仕上がっています。　ミラ・ジョヴォヴィッチもきれいですが、ちょっと気になった女優でサブキャラクター役のシエンナ（シエナ）・ギロリーを調べてみました。　彼女は1975年イギリス生まれ、2002年「タイムマシン」のエマ役でハリウッドデビューしています。個人的に結構美人だと思います。演技力は未知数のようですが、まだ若いのでこれからいい作品に恵まれれば一気にファンを獲得して、スターダムに上がるかもしれません。ミラ・ジョヴォヴィッチと同い年なので、比べるとまだ女優としては格が違います。ちょっと気になる女優です。「タイムマシン」でも主役のタイムマシンを創った科学者の恋人役ですが、前半で死んでしまいます。それがきっかけで主人公はタイムマシンを創るきっかけにはなるのですが。「バイオハザードII」「タイムマシン」「トロイ　ザ・ウォーズ」

  2006.12.11

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  キング・コング

  　監督がピーター・ジャクソンでも、同じ監督の「ロード オブ・ザ リング」の出来に比べると見劣りします。　それでも前作のキング・コングより出来はいいでしょう。孤島”スカルアイランド”の場面などで明らかにリアリティがあります。最近は宣伝が先に傑作を作ろうとガンガン出るので、踊らされないようにしたいものですが、まあ買っても損したということはないと思います。　　基本的なストーリーは、歴史の少ないアメリカ製なので、伝統を作ろうとしているのでしょうか、前作を踏襲しています。日本の「ゴジラ」が毎回ストーリーが変わるのと大きな差があります。日本はリメイクしなくても歴史があるので、ストーリーまで踏襲したリメイクは必要としない風土があるかもしれません。　脱線しますが、アンティークはアメリカなら２００年物でも通りますが、ヨーロッパではアンティークを２００年物くらいのに使うと鼻であしらわれるそうです。「キング・コング'05年」「キング・コング'76」「クイーン・コング」「ロード オブ・ザ リング」

  2006.12.11

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  七人のマッハ!!!!!!!

  　タイの映画、邦題はすごいですけど、完璧にハズレです。珍しいもんで予約購入、見てショックでした。未だに価格は３千円以上、絶対売れ残るだろうし、口コミでもハズレの噂でますます売れないと思います。　邦題とタイという国にやられました。　ノーワイヤー、ノーＣＧ、ノースタント、いわゆる低予算格闘物です。出ているのはプロとはいえ、出演者は危険でしょう。危険度は極限値かもしれませんが、見る者は悲惨度極限値です。こんな映画、ギャガはよく発売しましたね。ある意味、英断です。買わない方がいいです。　英語の題名は「BORN TO FIGHT」なので、邦題をつけた人がやり手です。すっかり「マッハ」にだまされました。「ジュラシック・アマゾネス」以来です。「七人のマッハ!!!!!!! 」「ジュラシック・アマゾネス」ハズレ２本立て！

  2006.12.11

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  ザナドゥ　--オリビア・ニュートン＝ジョン

  　懐かしい！久しぶりに見ました。ＤＶＤの中には若い頃の歌姫”オリビア・ニュートン＝ジョン”がいます。まだ品切れになっていないところを見るとファン層の裾野が広くまだ売れ続けているということだと思います。1948年生まれなのであと２年で還暦です。時代は移り行くものですね。’７０～’８０年の曲の数々が耳に心地いいです。　”カーペンターズ””サイモン＆ガーファンクル””シーナ・イーストン”など今でも時々聞きます。青春がよみがえってくる気がします。ビートルズは別格にしても青春の一コマです。

  2006.12.10

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  ＤＶＤのランキングを見ると・・・

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  2006.12.10

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  ヴァン・ヘルシング--ヒュー・ジャックマン

  　ヒュー・ジャックマン主演の吸血鬼ハンターアクションです。製作は２００４年なので、ふんだんにＣＧを含めた特殊効果がちりばめられ、スリリングさに華をそえています。出来はとてもいいアクション娯楽映画だと思います。　原作の「吸血鬼ドラキュラ」では、”ヴァン・ヘルシング”は吸血鬼を追う教授（たしか？）だったと思います。　現在はスピード社会なのか、展開もスピーディでテンポの良いものが好まれるように感じます。特に自分について考えてみると、古い映画、たとえば恐怖映画でも昔はムードで表現していた恐ろしさが変わって、スピードのあるスリリングなものを印象よく感じているようです。実際は速い展開がいいとは限らないのですが。名作はスピーディな展開が必要条件ではありませんよね。　この作品、娯楽としては佳品ですが、娯楽の域をでません。それが悪いとも言えません。楽しめる、映像的にも面白い仕上がりです。　ヒュー・ジャックマンは、トム・クルーズなどの次の世代の俳優です。これからいい作品にあたればもっと人気が出ると思います。「ヴァン・ヘルシング」ヒュー・ジャックマン出演作

  2006.12.10

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  ブレードランナー最終版

  　最終版ということで監督が一番作りたかった形がこの作品になります。劇場版はこれよりマイルドにしてあるようですが、劇場版は見ていないので、比べられません。　このハリソン・フォード扮する主人公”ブレード・ランナー”という職種が違法アンドロイドを始末するさまが描かれています。最終的には一人のアンドロイドとかけおちするのですが、このあたりは別なＳＦ小説や韓国映画「ナチュラル・シティ」でも似たような展開があります。「アンドリュー」はちょっとこのタイプから外れるかもしれません。　どれも結末が悲劇的かそれを暗示するようなものが多いと思います。あくまで自分の知る範囲ですが。将来アンドロイドや人間の臓器の人工物かでアンドロイド境界が不明確になってはいくでしょう。でも人間の「脳」は最後まで人間とアンドロイドを区別する基準になると思います。　で、この作品ですが、独特の描写が優れているだけに、一般には受けないだろうということで劇場版は監督の意に反して修正されています。ＤＶＤは「最終版」ということで監督の思っていた造りになってます。　はっきり言って難解です。原作の方がすんなり読めたように思います。ＤＶＤは結構古い作品ですが町の風景が日本とも中国ともつかない、欧米からみると一種エスニックな世界を舞台にし、「ブレードランナー」が違法アンドロイドを殺していきます。最後のアンドロイドとはかけおちします。その未来はイバラの道が暗示されています。　このＤＶＤは今は品切れ中です。ある程度マニアックさを覚悟して、中古店で探してみるといいかもしれません。　ＰＳ洋画の値下がりは早いですね。最新作もあっという間に半分から三分の一になります。最近新作のよしあしに関わらず、新作を買うのにためらわれます。「ブレードランナー」「ナチュラル・シティ」「わがセクソイド」　

  2006.12.10

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  パイレーツ・オブ・カリビアン　デッドマンズ・チェスト

  　１作目がおもしろかったかも。友人に見せたら、タコ船長とか幽霊船の乗組員がエイリアンっぽくて感情移入出来なかったといっていました。私もタコ船長には違和感がありました。あくまで少数の個人的意見ですから、面白いと思う人もいると思います。前作でも、不死身の船員たちはＣＧでよく出来ていました。今回は着ぐるみ＆特殊メイクのキャラがたくさんでちょっと雰囲気が違います。期待に負けたのでしょうか。すごいのが出てくる期待がありましたから。ちょっと期待はずしたかな、そんな感じでしょうか。怖さの演出に化け物を採用したので、映画評論家も厳しい評価をしそうです。もっとも評論家の意見などどうでもいいですけど。「デッドマンズ・チェスト」より「カーズ」の方が個人的に面白いと思います。友人もそういってました。娯楽は個人的なもので他人の意見など関係ないのですが。「デッドマンズ・チェスト」「カーズ」　こんなのも見てます。

  2006.12.09

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  パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト

  　届いたのでさっそく見ました。１作目はキャラクターの紹介の要素も多かったですが、今回は前振りなしでの映画の本題に！エンターテインメントとしてどこまで盛り上がるか、ですね。１作目が傑作だっただけに難しい作品です。　ネタそのものはディズニーのアトラクションからきているので、純粋に娯楽をがメインテーマになって当たり前ですけど。　さて２作目ですが、登場人物たちは明確な立場を確立しています。１作目ほどの盛り上がりはなかったように思います。楽しませる要素はいろんなところにちりばめているのですが、効き目はどうでしょうか。役回りが決まった分、登場人物に起こるイベントに驚きにくい思います。　ストーリーは、自由のために ”魂” を売ったキャプテン・ジャック・スパロウを今回は、深海の悪霊デイヴィ・ジョーンズとの「血の契約」により、呪われた幽霊船フライング・ダッチマン号がジャックを捕えにやってくきます。　タコ型悪霊船の船長の評価には個人差があると思います。　ラストで続編に続くのは予想できます。「スパロウ船長」があのまま終わるわけはないですね。彼なくしてこの映画は成り立ちません。「パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト 」その他の作品

  2006.12.08

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  クレオパトラ

  　４０年以上前の作品です。２９０億円の制作費、今から考えてもとてつもない金額です。当時はＳＦＸの技術が未熟なのでほとんど人海戦術です。重厚で壮大なスケールではありますが、現在のアップテンポな展開に慣れてしまった目には、少し展開がまどろっこしく感じましす。　主演は当時、美人女優で名高いエリザベス・テイラーです。　歴史上の有名女王なので、ネタ的に興味をそそられる人物ではあります。最近もいくつか映画化されています。「クレオパトラ1963年」 「レジェンド・オブ・エジプト」「ミッション クレオパトラ」

  2006.12.07

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  パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト届きました！

  　予約していたＤＶＤ届きました！これから見ます。ウキウキ！！「パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト 」

  2006.12.06

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  マダガスカル

  　ストーリーは面白いです、子供には大受けの作品だと思います。でも個人的にはリアルＣＧの方が好みですが。　結構有名で売れてる作品なので、ストーリーには言及しません。　このＤＶＤで楽しめたのは、特典のＮＧシーンが傑作です。今までのＣＧアニメは本当のＮＧを出していませんでした。ヤラセ的ＮＧシーンでした。この”ドリームワークス”のＤＶＤはＣＧクリエイターたちの作成途中の本当の失敗を載せています。これが結構面白かったですね。天下の”ドリームワークス”でも一本の作品を仕上げるまでは苦労があるのがよく分かりました。ツールが進歩して全く失敗はなさそうに思いますが、実は苦労の積み上げの上にあるのです。ちょっとＣＧアニメが身近になりました。「マダガスカル」

  2006.12.05

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  ハル・ベリー（ハリー・ベリー）

  　1966年オハイオ州生まれ。大活躍の女優だと思います。　2001年「チョコレート」でアフリカ系アメリカ人として（母は白人ですが）初めてアカデミー主演女優賞受賞しましたが、2005年に「キャットウーマン」でゴールデンラズベリー賞（最低主演女優賞）受賞しています。「日経エンタテインメント」でのインタビューで「アカデミー賞を受賞したからといって良い作品とは限らないし、逆にラジー賞を受賞したからといって必ずしも悪い作品とは限らない。私はあの役を精一杯演じたし、作品に出演した事も後悔していない。そのことを伝えたかった。」と答えています。ゴールデンラズベリー賞の授賞式に自ら駆けつけ、懐の大きさを示し観衆から喝采を受けました（最低を表彰する賞なので、受賞しても直接受け取りに来る俳優・監督はほとんどいません）確固としたポリシーを持っているのがうかがえます。　日本では主にハル・ベリーと言われることが多いですね。耳で聞くと”ハリー・ベリー”に聞こえます。どちらにせよいいものはいいです。　ハリー・ベリーの出演作

  2006.12.05

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  バグズ・ライフ

  　素直に楽しめる作品だと思います。　フルＣＧアニメで、年齢を問わず見る者に一種の感慨を与えてくれます。　昆虫の世界の物語、中心はアリの世界です。　主人公のアリの”フリック”は発明家ですが、慣わしを重んじるアリの社会には全く認められず、厄介者として扱われています。アリたちはいつもバッタのホッパーたちに脅かされていました。あるとき大失敗をしでかしたフリックはバッタを退治する「用心棒」探しの旅に出ることになります。「用心棒」と思い込んで連れてきたのは実はサーカス団のメンバーで・・・。　社会に認められない者が持つ才能が花開く、一種のサクセスストーリーと言えるのではないでしょうか。教訓的に見るか、純粋に娯楽として楽しむかは人それぞれですが。「バグズ・ライフ」

  2006.12.04

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  ティア・レオーニ

  　中堅の期待女優ですね。デビッド・ドゥカブニーと結婚して、二人の子供がいます。「ディープインパクト」「ジュラシックパーク３」あたりからヒット作に恵まれ、注目され始めていると思います。彼女の最近の作品でもまだＤＶＤが出てないものもあります。これからのますますの活躍が期待されます。”ティア・レオーニ”出演作

  2006.12.04

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  ロード・オブ・ザ・リング

  　原作はファンタジーファンは知っていた”J.R.Rトールキン”が生んだファンタジー小説の金字塔３部作｢指輪物語｣です。この小説は個人的には結構難解だと思います。小説はかなり前に読みましたが、最後まで読みきれませんでした。ストーリーの展開についていけませんでした。　この映画がすんなりと感動を持って見られたのは見せる側の努力の賜物でしょう。メイキングを見るとこの３部作製作には紆余曲折があったことが分かります。複雑で多くの登場人物、脚本でかなりの検討がされています。　この映画、監督が製作にかかった頃は多くの映画関係者が、失敗すると思っていたようです。いざ蓋を開けてみると、世界的なヒットになりました。映画関係者以外にはほとんど知られていなかったピーター・ジャクソン監督の名が世界に知られました。また主人公フロド役の若手俳優”イライジャ・ウッド”をスターダムに上げました。彼はほんとこれから伸びる俳優だと思います。　最新のＳＦＸ、８年という制作期間、多くの俳優たち、多くの製作スタッフ、監督の執念、どれが欠けてもこの映画は出来なかったでしょう。「ロード・オブ・ザ・リング」”イライジャ・ウッド”出演作

  2006.12.04

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  ハウルの動く城をまた見て

  　宮崎駿監督は日本アニメ界の逸材だと思います。メイキングを見たりすると、そのこだわり、情熱、カメラワークの工夫、声優陣の秀逸さがよく分かります。多くの人が知っているのでストーリーには言及しません。　宮崎監督の大ファンで本や画集も買いました。かなりのメカの通でもあることが分かりました。監督の懐の深さがしみじみと伝わってきます。これだけの知識があり、そして幅の広い年齢層に受け入れられる作品を作る才能は一朝一夕になれるものではありません。ＤＶＤの作品を見るだけでは分からないことも、本や画集のコメントを読むと理解できます。「ハウルの動く城」

  2006.12.04

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  リーグ・オブ・レジェンド

  　ショーン・コネリー主演の名だたるモンスターなどの登場するごった煮的アクション・アドベンチャー＆バトル映画です。娯楽性十分の作品です。　ここまで登場するキャラクターの背景を無視しているのは脱帽です。ＳＦＸの技術でリアルなアクション・バトルが展開します。年齢層を問わず楽しめる作品に仕上がっています。「リーグ・オブ・レジェンド 時空を超えた闘い」

  2006.12.04

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  イーストウィックの魔女たち

  　ジョージ・ミラー監督の作品です。出来はＢ級だと思います。現代を舞台に、３人の魔女と１人の悪魔のセクシャル・コメディですが、意味不明に演出でかかるオーケストラの音楽、乗れません。　この監督は「マッドマックス」シリーズを造っていますが、面白さは雲泥の差があります。この作品は感情移入できませんでした。ちょっと奇をてらいすぎか、ネタ切れでしょうか。造っているうちにはこんなのもありでしょうか。「イーストウィックの魔女たち」

  2006.12.03

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  パトリオットをまた見て

  　アメリカ独立戦争期を舞台にした、メル・ギブソン主演の戦争・ヒューマン映画の秀作です。　それまで戦争に反対だった主人公が子供を殺されたことで、眠っていた戦士の魂が蘇り、イギリス軍を相手に獅子奮迅の戦いを繰り広げます。　昔の戦争って、向かい合って立って銃を撃ち合いながら戦うことにびっくりしました。防御なんて考えていません。約２５０年前はこんなんだったんだー、みたいな驚きです。もちろん奇襲などもありますが、白兵戦のリアルさは強力です。　メル・ギブソンはこういう役回りがいいと思います。内に闘志を秘めたヒーローがいい感じだと思います。彼の出世作「マッドマックス」のイメージが強いからかもしれません。あの映画も１作目の印象は強烈でした。「ブレイブハート」も良かったです。　この作品はハイクオリティな映像と音楽の”SUPERBIT”バージョンです。「パトリオット」

  2006.12.03

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  ハムナプトラ2

  　ブレンダン・フレイザー主演のエジプトを舞台にした、ファンタジック・アドベンチャー・アクションです。うまくコミカルなシーンも織り込まれストーリーを盛り上げています。ＳＦＸの技術も作品の重要な要素です。うまく作られています。１作目に劣らず面白いです。　英語の題名は「THe Mummy Returns」で直訳すると、「帰ってきたミイラ」になります。なんともダイレクトな題名です。題名のつけ方欧米は割りとこういう感じのものはおおいですね。日本は輸入のとき一般受けするような題名に変えられてしまいます。題名は作品のよしあしとはおおむね関係ありませんが。このあたり文化の違いでしょうか。　外伝的ストーリーの「スコーピオン・キング」は一部のファンを除けば受けなかったのではないでしょうか。個人的にそう思います。「ハムナプトラ2」

  2006.12.02

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  ティアーズ・オブ・ザ・サン--ブルース・ウィリス

  　こういう役が合っているように思います。その他の作品もありますが、アクション系の主人公が似合います。苦難の末、勝利を収めるそんなイメージがわいてきます。　この作品の売りには、米海軍・国防省全面協力で原子力空母や戦闘機が登場するとありますが、脇役です。ストーリーのメインは、ブルース・ウィリスがリーダー役の海軍特殊部隊”シール”が直面することになる苦難の地味な地上戦です。敵軍に取り囲まれるまでにも、主人公が軍務とヒューマンな感情の間で揺れるドラマがあります。ヒューマンな選択をしたため部下たちを含め窮地に陥ります。渋い役回りです。でもはまってます。　私はミリタリーファンですが、この作品中で大型兵器は不要ですね。大型兵器は作品中のミッションを引き立てる脇役で十分です。　渋くていい作品だと思います。「ティアーズ・オブ・ザ・サン」--その他ブルース・ウィリスの主な作品

  2006.12.02

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  カットスロート・アイランド

  　ジーナ・デイヴィス主演のアクション・宝探しアドベンチャーです。ジーナ・デイヴィスは幅のある女優ですね。この作品中では海賊の女船長、「スチュアート・リトル」シリーズでリトル夫人を演じています。特に美人というほどでもないので役者としてそれだけ力量が認められているということになります。　この作品は１９９５年の製作です。実写とＳＦＸがうまくミックスされています。　巨大帆船の時代、海を舞台に、主人公モーガン（ジーナ・デイヴィス）が父を殺された復習と宝探し、それにちょっとしたロマンスを加え、スリリングな展開が続きます。最後は大爆破シーンへとなだれこむ、一流の娯楽作品です。「カットスロート・アイランド」

  2006.12.01

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  ナッティ・プロフェッサー

  　エディ・マーフィが、SFXを駆使した驚異の特殊メイクで1人7役を演じた、ダイエット・コメディです。　製作時に使える特殊メイクとＳＦＸを駆使して、見る者を笑わせることに徹したエンターテインメントです。造る側の意欲が伝わってきます。まあ最後はハートウォーミングなエンディングが用意はされていますが。このあたりの終わり方は、ありがちとは言え、私にも他のしめ方は思いつけません。---ナッティ・プロフェッサー---「クランプ教授の場合」「クランプ家の面々」

  2006.11.30

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  フルメタル・ジャケット

  　製作年：1987年製作の戦争映画です。ベトナム戦争期を舞台に、前半は訓練所、後半はベトナムの戦場がリアルに描かれています。ちょっと後半はリアルすぎて残酷です。ある意味ヒューマンドラマなのですが。一般の評価は高いですが、好みは個人でかなり分かれるような気がします。　おそらく兵士の戦闘服や銃器はその道のファンなら分かるでしょう。私にはそのあたりのリアルさは判断できません。　スタンリー・キューブリック監督はヒットも多いですが、結構問題作も多いですね。「フルメタル・ジャケット」「時計じかけのオレンジ」

  2006.11.30

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